昨日の続きです。
下関(山口)→出雲(島根)→宮島(広島)の3点を結ぶトライアングルの旅。本当は岩国(山口)もだけど、山口出身のくせに岩国はほとんど広島だと思っているので、広島でカウントしてます(岩国の人に怒られそう)。
それはさておき、旅レポ、スタート。今日は写真多め。
下関駅→出雲市駅:山陰鈍行&特急スーパーおき(6時間)
わかりやすくするために下関駅と書いたけど、実家が山陰線沿いなので本当は途中の駅から。そこから鈍行に乗り込みまずは益田駅まで。山陰線は海の見える左側を死守必須。
益田駅到着。そこから特急スーパーおきに乗り換え。ちなみにその特急の中で出会ったのがこのふたり。このあと何度もばったり出会うことになるけれど、まあ出雲で降りるなら行き先は言わずもがな。ネタばらしをするとこのふたり、日本語がぺらぺらなのは山口にしばらく住んでいたからなのだそう。かわいらしい娘さんたちだった。と同時に不思議な余韻を残してくれた。
出雲大社参り。
御祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)
本来なら全国の神々が集う神在月に行けるのが一番よかったのだろうけど、そんなことを言っていたらいつ行けるかわからない。思い立ったら吉日というわけで、行けてよかった。
晴天ではなかったけれど、湿度のある初夏の、少し風が吹くと気持ち良い空気がどことなく場所とあっていた、なんて書くと都合よく響きすぎだろうか。でも本当。実際、その風の感触の記憶は、出雲大社本殿をぐるりと回っている時に吹いてきたもの。
出雲市駅前→広島市バスセンター:高速バスみこと号(3時間)
さて、出雲市内で一泊した翌朝、出雲市駅に戻り、広島へ移動。
高速バスみこと号で3時間。実のところ、車のない旅行者にとって島根から広島への縦の移動があるかどうかがトライアングル旅成功の鍵だったのだけど、あっさり見つかった。そりゃそうか。
広島市バスセンター到着後、ホテルにチェックインし、まずは平和祈念公園と原爆ドームへ。ここに来た話は以前書いた。
その後、仕事が終わって新下関駅から山陽新幹線で来た妹と合流。母からのお餞別を携えて。いいお年の姉妹、ほくほくしながらありがたく食事に使わせていただく。
広島市内(原爆ドーム前)→宮島口:路面電車(50分強)
翌日。路線電車で宮島行きフェリーの出る宮島口桟橋へ。
宮島・厳島神社参り。
御祭神:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、 田心姫命(たごりひめのみこと) 、湍津姫命(たぎつひめのみこと)
私が厳島神社を参拝したかった理由はこの記事☟に。
厳島神社の御祭神、市寸島比売命/市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと※)は、七福神の弁才天(弁財天)と同一視される。そして、弁才天は…
宮島口→岩国(錦帯橋):山陽本線(1h弱)
山陽本線で岩国へ移動。
岩國白蛇神社参り。
御祭神:田心姫神(たごりひめのかみ). 湍津姫神(たぎつひめのかみ). 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
妹が行きたかったという白蛇神社へ。行ってみて驚いた。御祭神が厳島神社と同じ。こじんまりとした新しくきれいな神社だった。個人的な理由から軽く身震い。
写真は撮ってないけれど、白蛇もちゃんといた。
そういえば私、すごくたくさんの大きな白蛇がでてくる夢をみたことがある。道のいたるところにいて、道の向こうにも木の上にもいて、あまりにもたくさんいるとかえって「いるな」としか思わないもんだな、というのが率直な感想だった。とくに吉夢という感じもしなかったけれど、悪い感じもしなかった。どうでもいい話をすみません。
その後錦帯橋へ。岩国といえばやはりね。やはりね、といっておきながら私始めてだったんだけど。
その後新下関駅に山陽本線で戻り、妹の車で帰途につき、トライアングルを閉じました。
とほ
おまけ。
北九州市小倉は、ほら、下関人にとっては庭なので(※)十代の頃から繁華街にはよく行っていたのだけど、トライアングル旅の後日、まだ1ヶ月の帰省中にふと思い立って、JR駅から歩いて15分の小倉城内にある八坂神社に初めてお参りしてきた。御祭神は、大国主命の(義理の)おとうちゃま須佐之男命でした。
とほ
※向こうは下関はうちらの植民地だと思っているという噂。