CBロケ地:太陽の帝国/Empire of The Sun in Knutsfold

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クリスチャン・ベール

『太陽の帝国』英国CBロケ地巡り編、続きです。

ジェイミーに会いに。
英国CBロケ地巡りの旅、続いております。ロンドンを終えて向かった先はマンチェスター。 トホ子はアーサーに会うため、マンチ...

実際のところは300メートル程度だったのですけど。ワイファイ探しの旅。

ホテルの近くにフリーWiFiのパブ兼レストランがあったので、メキシコ料理っぺいもので夕食を取ったあとは、ロケ地探し開始。豆子は豆子でのっぴきならない事情による調べものがあったため、PC2台をテーブルにひろげてがっつり作業。

結果。

それはKnutsford(ナッツフォード)という町であると。
使用されたのはLegh Roadという通りであると。
撮られたのは上海英国疎開の住宅街の外観であると。
マンチェスターのPicadilly駅から直行の電車があると。
1時間に一本はあると。所要時間40分であると。

かようなお告げがネットから降ってきましたので、翌日、早起きして行ってまいりましたナッツフォード

電車代は片道一人5.8£。のところ、ペアチケットようなものがあり10.2£(一人5.1£)ですみました。びば二人旅。

さて40分後。こじんまりとかわいらしい田舎町に到着。

Visited Knutsford as a film location of "Empire of the sun"

石壁の建物が並ぶ狭い目抜き通りは、ちょうど日曜日ということもあり、
お店はほとんど閉まっていたものの、マーケットが開催されていました。
それは帰りにゆっくり見ることにして、さっそく目的地へ。

 

上海英国疎開の住宅街の外観」、つまりジェイミーんち周辺。

太陽の帝国は捕虜収容所にうつってからがストーリーの主軸であるため、その前のシーンは少ないような気がしていたのだけど、あらためて映画を確認したら、2時間半の前半1時間の間にちょくちょくでてきていました。日本軍の進攻前後と、アメリカ人ベイシーたちに会った後と。

Visited Knutsford as a film location of "Empire of the sun"

Visited Knutsford as a film location of "Empire of the sun"

着いた瞬間、道幅や雰囲気から、あー絶対ここ!と確信はしたのですが、滞在している間ははっきり「ここ!」とわかる場所は見つけられませんでした。

 

場面1

Visited Knutsford as a film location of "Empire of the sun"

 

場面2

Visited Knutsford as a film location of "Empire of the sun"

 

場面3
Visited Knutsford as a film location of "Empire of the sun"

“It has a mirrored dance floor, radiogram, fountain…”

 

上記は、数撃ちゃあたる精神で撮っておいた写真の中から、あとで場面と照らし合わせて、一致するところを選んだもの。

日本軍から家財が没収されている2番目の写真の家が、映画の中で一番わかりやすいかも。3番目の家は合ってるようだけど、道からの距離が違うような。

ということで、つまり、ジェイミーの家もわからなかったわけですけど。

石垣の土台の名残や道の角度から、このあたりかなと思う場所もないではなかったのですが、なにぶん、ほとんど壁も家も違ってますし、確信は持てないまま。

 

ちなみに帰国したあとになって、グーグルマップでジェイミー邸を示してくださっている こういうサイトを見つけました。日本語です。座標もきちんと描かれています。なので行く前に確実に場所を押さえて行きたい場合は、グーグルマップ/アース、利用しない手はないかと。

自分はって? そこはまあ。まあまあまあ。
脳内スナフキンが・・・ごふごふ。

ところでこのLegh Road。駅や目抜き通りからは少し離れていました。

前日の調べ物では、この通りまでどうやって行くか、どれくらいかかるのかまでは調べきれておらず、なので町に到着したらまず駅で地図をゲットして、観光案内所をめざそうと思っていたのですが。

駅に地図ないし。観光案内所みつからないし。先ほども書きましたがこの日は日曜日。なんともこうばしくいやな予感。

で結局どうしたのかというと。

目抜き通りから大通りに出てすぐのところにガソリンスタンドを見つけまして。

ガソリンスタンドといえば道、という飛躍系な連想から店内に入りまして。

レジの人に観光案内所が近くにないか尋ねてみたところ「知らない」。

が、ここで終わらないのがイギリス♥

レジの人、私の背後に並んでいた人に「知らない?」と。

背後の人「目抜き通りの奥にあるよ」と。

「けど閉まってるよ、今日、日曜日だし」と。

「だけど、その通りを渡ったところにもう一つあるんだ。そこなら」と。

するとあとから入ってきた老夫婦のご主人「いやそこも閉まってる」と。

トホ「探してるのはLegh Roadという場所なんです」と。

老夫婦「どうして行きたいの」と。

トホ「Empire of the sunのロケ地で」と。

老夫婦「知ってるよ!それで来たの?」と。

「歩いていけるよ。15分くらいかな。ちょっとトリッキーだけど‥‥‥なんたらを目印にああいってこういって‥‥‥

ちょっとまって、乗せてってあげよう

びば老夫婦。
びばガソリンスタンドの人々。
びばナッツフォード。
びばイギリス。

と、このようなしだいで、ご好意に甘えることになったわけなのでした。

通りにつくまでの会話(豆子頼り)によると、息子さんのお嫁さんがなんと日本人とのことでした。最後にはなぜかそのお嫁さんの名刺をいただいてしまいましたよ。

そしてLegh Roadの駅から遠い方の端で降ろしていただき、駅に向かって歩いた通りの先にある目印のお店と、そこから駅までの道順も教えていただき、お礼を言って、さよならしたのでした。

目印だと教えてもらった入口付近のお店

 

ナッツフォード。

ロケ地巡りという理由がなければ行かなかっただろう町。

そういう場所に立ちよる楽しさを、今回の旅では特に実感することが多かった気がします。

動機があるせいか、その中にCBが含まれているせいか、すでに気持ちは十分もりあがっているものですから、それ以外の部分、町も、人も、ハプニングでさえも楽しく。

ジェットコースター効果か、CB賛歌もマックスですよもう。豆子がまたどこまでもCB話につきあってくれるものだからマックス持続状態ですよもう。

えーと。

そんなわけでえ、テーマ決めて旅するの、けっこうおすすめです☆
(むりやりまとめようとするのよしなさい)

余談。

クリスチャンさんの声って、中心に重力が生まれそうなほど密度の高い核があって、そのまわりを濃い霧がつつんでいるような声だと思うのだけど、ええとわかりやすくいうと、ちょいハスキーだと思うのだけど、

核と霧の割合が役によって毎回ちがうのがまたCB醍醐味でもあり、たまに霧を完全に消したねりっとした殺人鬼声になったかと思うと某アメコミ方面ではみちっとしたりごふっとしたりが忙しなく。←語彙

ですが、ジェイミーの声を聞くたびに、ああもともとがハスキーさんなんだなあ、と思います。後半とくにハスキーに磨きがかかっているのは、変声期を迎えたということでいいんでしょうか?それとも叫びすぎ?

 

 

2025年5月追記:各シーンとロケ地の対比として初公開当時に掲載していた映画の場面のスクリーンショットは現在すべて撤去しています。シーンの説明などできる範囲で補足していますが、忘れていることも多く十分ではないです。そのため、わかりにくい点もあるかと思いますがご了承ください。

 

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