CBロケ地:コーンウォール実験終/シシー・ハンクショーになれたのか

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クリスチャン・ベール

 

実験結果です。

上記のブルーの線が行けた距離です。
地図で見るかぎり半分強。

ということは。

つまり。

半分成功!!

え、せいこ・・?

成功ったら成功!!   半分。

‥‥‥‥‥‥。

補足を。

2台目を停めたのもやはりマメ子でした。
なにマメ子、ひょっとしてヒッチの才能ある?

グラストンベリーの人々の反応はロンドンと似ていました。
応援ムードにくわえて気さく度もどことなくアップしたような。わざわざジェスチャーで、方向ちがうんだごめんね、と申しわけなさそうに合図してくる人もいたりして。

そして、はだかベストの長髪おじさんとか、エスニックな服装の人とか、タトゥな人々とか、それらしい(?)人々が増えたような気がしました。

背後にはなだらかな丘陵、緑めいた気持ちいい空気の中、ロンドンほどの交通量ではないもののそこそこ途切れず車の流れもあり、

それでも1時間は待ったでしょうか、

停まってくれたのもやはり男性ひとりの車でした。

自称ミュージシャン(自称?)のアーロン。

行き先はブリッジウォーター。
一般道から高速M5に戻って最初の大きな町。

あ、みじかい、と一瞬思ってしまったのは、人間は欲が出る生きものという証でしょうか。

でも進めないより全然いい。

 

人のよさそうなおじさんで、ブリッジウォーター付近のサービスエリアで降ろすね、と言っていたのですが見つからず、そのままどんどん車を走らせ、それでもサービスエリアは見当たらず。

結局ブリッジウォーターを随分と通り過ぎ、Taunton(トーントン)という標識のあたりで高速をおりました。そこでお礼をいって降ろしてもらい、ヒッチハイクを再開。

でもここでタイムアップを迎える結果となりました。

再開してすぐに気づいたのですが、なにかもうね、完全に空気がアウェイで。

そこはできれば避けたかった高速の入口でした。その道を通るのはほぼ100%高速に乗る車。みなさん目がもうね、完全に離陸する直前のライト兄弟。見たことないけど。

その目にうつっているのは未来(高速)だけ。

一般道をさかのぼってみたりもしましたがアウェイ感変わらず。

変わらずどころか、それまでは、ブリティッシュなボーイズが、遠目で一瞬かんちがいするのか、ヒューヒュー的なそれをよこしてきてたりもしてたんですがここにいたって、やばめなからかいが通りすぎるように。

気づけばあれだけ青空だった空も曇りがちになっており。

車の数も明らかに減っており。

疲れもでてきていたのかもしれません。

頭のどこか隅のほうでほたるのひかりが流れはじめたのが敗因か。←あ、敗因て言っちゃった。

17時。タイムアップ。

日暮れはまだまだ先、ぎりぎりまで粘るという選択肢もありましたが、コーンウォールにその日のうちに着きたいという気持ちの方がつよく、トーントンからコーンウォール行きの最終電車に間に合うためにはバスで市街地に向かわなければならず、この時間がタイムリミットでした。

なぜバスがあるのがわかったかというと、少し前に通りすがりの人に聞いていたから。

なぜ電車の時間がわかったかというとマメ子がアレを持っていたから。

アレです。アイフォン(イギリス国内で契約してたもの)。

いやー、つかえるね、アイフォンって。  byガラパゴス絶滅危惧種組

今まではそれでも地球の歩き方の広域地図でもなんとかなっていたのですが、ここにきてがぜん威力を発揮。

というわけで、保険はりまくり。

すみません、なにかこう、ちいともワイルドじゃなくて。シシー・ハンクショーの足元にもおよびませんでした。

でも正直、アイフォンがなかったらここで野宿決定だったかも。そもそも、マメ子がいなかったら半分成功すらなかったかも。

ま。

1日にこだわらなければ、コーンウォールまで全然ヒッチハイクできる、という感触は得られましたので。

またヒッチするようなことがあったら、次はぜったい

またマメ子をさそいます。主戦力として。

 

いや、その前にまず、そろそろガラパゴスから脱出しようかキミ。

 

グラストンベリーで立っていたあたり。数日後に戻ってきた時に丘陵の上から撮りました。
正確には、Street RoadのA361からA39に切り替わってすぐ(円形交差地点をすぎてすぐ)の場所。近くには24時間営業のテスコ(スーパーマーケット)があり、トイレと食糧はなんとかなる、人目もありそう、そういえばわたしたちのもってるこれなに?テントじゃん!というわけで、ここなら野宿もできる、というわけのわからない安心感もうっすら出てきていたのですが。トーントンは何もなかった。それも切り上げる一因だったかも。そして逆によかったかも。野宿はやっぱり・・・ね。