PKロケ地欧州編、と見せかけて某非インド映画雑談。

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ロケ地-欧州

PK ピーケイ』ロケ地巡り更新は前回で終了でした。

10月公開インド映画『PK』のロケ地へ。
『PK ピーケイ』(2014)。 原題: PK 監督:ラージクマール・ヒラニ 出演:アーミル・カーン、アヌシュカ・シ...

映画、評判いいようですね。よかったよかった。

まだ公開中ですが、多くの映画館が今週末か来週で終了のようです。まだの方、ぜひ。

ちなみにわたくし回し者ではありませんで、ただのこの映画が好きな人です。

さて、今後の更新ですが、このあともインド編が続きまして、他の映画のロケ地巡りや旅ネタで更新していく予定なのですが、現在実生活がちょいとあわただしく、そういう時にくりだす技といえばサイレント・ムービーモード、すなわち現地で撮ってきた写真見せびらかしモードにて今週はお茶を濁させていただく所存にございます。

それではサイレント・ムービー、スター

 

…とその前に、え、PKロケ地編終わり?ベルギーは?という空耳が聞こえた気がしますが、行ってませんので‥‥‥参考までに地名だけ書いておきますと、IMDbなどでも示されているとおり、フランドル地方にある古都ブルージュ(Bruges)です。

運河と石畳の路地が張り巡らされたおとぎ話のような中世の美しい街並み。

冒頭のジャグーとサルファラーズのかわいらしいロマンスにぴったりの場所でした。

 

まあでも。行くことはないな。

インド映画では海外ロケ地遠征はしない。しないったらしない。そう決めたから。

だから行かない。

行かないったら。

しかし、このブルージュ。

実は、別の非インド映画のロケ地としても気になっていた場所だったり。

ヒットマンズ・レクイエム』。

日本では劇場公開されていないDVDスルーのマーティン・マクドナー監督、コリン・ファレル主演の2008年のイギリス映画。 まーたマニアックなところを(←※)。



原題はその名も”In Bruges“。

題名の通り、舞台がブルージュであるということが軸になっているんですけど、まあ‥‥‥この映画でのブルージュの使われ方のPKとの違いようったら。

「運河と石畳の路地が張り巡らされたおとぎ話のような中世の美しい街並み」
であることを逆手に取った内容というか、そこをいじられまくるというか、コリン・ファレル演じる新米ヒットマンのレイからは毛嫌いされるわ、ある意味地獄扱い、

UK色が濃く、監督の持ち味のせいなのかかなりやばい毒味のあるシニカルなコメデイで、中盤以降はあれ?これコメデイだっけ?となる怒涛かつなかなかに陰鬱な展開、

とはいえ緻密でとてもよく練られた映画で、もともとこの監督の毒味が嫌いでないのと、このブルージュの扱われ方に逆に興味がわいてしまって、いつか機会があったら行ってみたいと思っていたところ

PKを劇場で再鑑賞した時に、ん?この場所、あの場所じゃない?と気づきまして、調べてみるとビンゴ。

となると、さあ‥‥‥

いやいやいや、インド映画では海外遠征はしない。しないったら。きりないから。めんどくさいから。

絶対絶対行かない。行かないんだからああああ。

でも、ヒットマンズ・レクイエムのロケ地としてはいつか行くかもしれない、とか思ってるんでしょ?100ユーロの広場とか、運河デートの場所とか、きみ、スルーできる?ん?ん?

ううむ‥‥‥‥‥‥。

ええと。

今回からサイレントモードに突入するつもりだったんですが、勝手に苦悩してサイレントでないモードになってしまったため、写真アップは明日からにします。

 

p.s. マーティン・マクドナーは、コリン・ファレルの八の字眉を
最高に活かせる監督さんだと思っています。
あと、同僚ヒットマン役のブレンダン・グリーソンがよいんだよな~。
めっちゃきっちりブルージュ観光するところとか。

 

(※)2023年11月追記:この記事更新の頃は、当該監督、まだまだマニアック扱いが許される配置だったと思うんですが、今や押しも押されもせぬオスカー監督。上記「コリン・ファレルの八の字眉を最高に活かせる監督さん」と評価を下していたわが目は正しかったといいますか、2022年公開のイニシェリン島の精霊』でもその手腕?はいかんなく発揮されておりましたね。