5月13日 晴れ(気温は冬レベル)のち曇り
レオンの朝、寒い。凍てつくレベル。
なぜかカトマンドゥの冬を思い出す。そんな中、町散歩。
レオンと言えば、『星の旅人たち』で4人が、巡礼中にこんなぜいたくなんてねえ、といいながら、ひとときのくつろぎを得る五つ星ホテル「パラドール・デ・レオン」のある場所。ここはわたしも奮発して泊まろう、と旅前に予約しようと思ったのに、なんと修復中で閉館。残念。ではせめて写真を、と、カテドラルのあるレオン中心部から少し離れた場所まで行ってきた。実は昨日も行ったのだけど、スマホで撮り忘れていたし、早朝の日曜はカフェも開いていなかったため散歩がてら(ところがあとで巡礼の道筋にあることに気づく汗。なので行ったのは計3回)。
その後中心部に戻りコーヒーを飲みながら9時半のオープンを待って大聖堂を見学。ステンドグラスの美しい印象的なカテドラルだった。
レオンでもう一泊するつもりだったのだけど、日曜でお店はあいてないし、大聖堂とパラドールを見て満足したので、0よりはと、歩を進めることにする。7キロ先の町、ラ・ビルヘン・デル・カミーノ。
40ベッドほどのアルベルゲなので、まだベッドあるか心配していたけれど、1時半についてみると全然余裕、新しくきれいな施設で、アルベルゲの質がいまいちだったレオンを出てよかったと思う。
ここでもまた、世界一周を終えてカミーノに来たという若い日本人夫婦と一緒になる。キッチンスペースがいごごちよく、そのふたりがまたなんとも味のある人々でちらほら共通点があることもあってか、ごはんをシェアしあったりしながら気づいたら5時から9時過ぎくらいまでおしゃべり。25日間でサンティアゴまで進んでいるクレイジー(笑)な夫婦なので道中はもう会えなさそうだけど、また日本で会えるといいなあ。
出発地:レオン(11:45出発)
到着地:ラ・ビルヘン・デル・カミーノ(13:30到着)
歩行距離:7.3km
「星の旅人たちと行くサンジャックへの道」とは、巡礼路を歩くきっかけとなった『星の旅人たち』と『サンジャックへの道』という2つの映画タイトルを合体させた旅タイトル。センスがよろしいとはいえないこの映画タイトル合体旅タイトルはブログ主が得意とするところらしいという噂(前科あり)。時に、星の旅人たち=ホシノ、サンジャックへの道=サンジャで略すことあり。なお、ロケ地巡りという性質を含む行程である以上、関連場所を通過する際に映画の内容に触れることがあります(ネタバレ宣言参照)。ラストにどんでん返しがあるタイプの映画ではないですが、ネタバレ過敏症の方は注意。