星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 28日目:州境で反復横跳び。

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サンティアゴ巡礼

 

5月20日 快晴

・・・カミーノ制してませんでした。

タコ制してカミーノ制したつもりになってすみませんでした。タコ制しても、のぼりくだりはやはり強敵でした。

今日はカミーノ最後の難関オ・セブレイロ峠を越える日。少しのぼっては左に展開する見晴らしにいちいち見惚れたり、途中にあるカスティージャ・イ・レオン州からガリシア州に変わる場所にある石碑で記念写真を撮ったり、石碑の前で「カスティージャ、ガーリシア、カスティージャ、ガーリシア♩と節をつけながら反復横跳びを繰り返すスペイン人に、どこでもおるおるこんなお調子者笑、とうけたりと、頂上まではいい感じで推移していたのだけど。

いい気分でオレンジジュースでひといきついたその後はへろへろタイムに突入。頂上過ぎてもなぜのぼりがあるのかね?ん?、というあたりからやられはじめたらしい某日本人、聞いてないし、とか、まじかー、などとつぶやきながらポールをずるずる引きずるなげやりな態度が見られたといいます。し、アルト・ド・ポイオ直前のとどめのような急勾配が目の前に登場した時には、上にはバーがある、上にはバーがある、上にはバーがある・・・とひたすらぶつぶつ自分を鼓舞しながらよじのぼっていったともいいます。

・・・というかいつもこんなへろへろ話ばかり、すみません汗。

本当は、オセブレイロ峠は、『星の旅人たち』で、四人がサンティアゴに着いた時の目標をそれぞれ言い合う場所で、どの辺で撮られたのか確認するつもりだったのに、忘れていた。

あと、途中通過したサンロケ峠にある、飛ばされそうな帽子を押さえる像は、『サンジャックへの道』で出てきたような気がするけれど、ちょっと自信ない。のでこれも帰って確認。

以上、だめ寄りカミーノデイでした。

おまけ。アルベルゲにあったオレンジジュース絞り自販機。

出発地:ベガ・デ・バルカルセ(7:00出発)
到着地:フォンフォリア(16:15到着)
歩行距離:24.2km

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの「フランス人の道」780km巡礼日誌。
「星の旅人たちと行くサンジャックへの道」とは、巡礼路を歩くきっかけとなった『星の旅人たち』と『サンジャックへの道』という2つの映画タイトルを合体させた旅タイトル。センスがよろしいとはいえないこの映画タイトル合体旅タイトルはブログ主が得意とするところらしいという噂(前科あり)。時に、星の旅人たち=ホシノ、サンジャックへの道=サンジャで略すことあり。なお、ロケ地巡りという性質を含む行程である以上、関連場所を通過する際に映画の内容に触れることがあります(ネタバレ宣言参照)。ラストにどんでん返しがあるタイプの映画ではないですが、ネタバレ過敏症の方は注意。