私の行き方、過ごし方になりますが。
アンダマン・ニコバル諸島への行き方
“アンダマン諸島(アンダマンしょとう、Andaman Islands)は、インド東部のベンガル湾に浮かぶ、インドに属する島々。南の方にあるニコバル諸島と共に、インドの連邦直轄地域アンダマン・ニコバル諸島を成している。” Wikipediaより
まずは場所の確認。
インドというよりむしろタイに近い。実際、人々の顔立ちには東南アジアを少し感じました。
往路:2019年10月7日
インド本土からアンダマン・ニコバル諸島ポート・ブレアへ
空路:Indigo 6346ルピー(約9500円※)
バンガロール空港(BLR)4:30am→ポートブレア空港※※(IXZ)7:05am
※1 INR-1.5 YENで換算。空路はだいたい1ヶ月前の予約での額。
※※正式名称はヴィール・サーヴァルカル国際空港
ポートブレアからハヴロック島へ
海路:民間フェリーSEALINK 1407ルピー
ポートブレア(Haddo Jetty)12:45pm→ハヴロック(Swaraj Dweep)14:30pm
補足:
ポートブレア空港に到着し、紙切れ一枚のパーミッションをさくっともらったあと、公営フェリーの船着き場(Phonex Bay Jetty)へ移動。オートリキシャで100ルピー。
ハヴロック行きのフェリーは公営と民間があり、公営フェリーは前日からしか予約ができず、かつ地元の人優先のため、外国人枠は非常に限られているようです。民間フェリーは公営フェリーより割高ですが、速いしきれいだし、日数が限られている場合はネットで事前に予約しておいた方がずっと心安らか。下手するとポートブレアに一泊しなきゃいけなくなってハヴロック島やニール島での滞在期間が減ってしまいます。んが、私は安いからというのもあるけれど、何かちょっと公営フェリーにトライしたかったのもあって、予約せず向かいました。
結果玉砕。一緒になったスペイン人の女の子オーロラと二人で上記写真の事前予約の建物で外国人としては一番先頭に並び、当日のチケットを買えはしたのですが、18時発のチケットで、それでは到着が夜になるためキヤンセルし、民間フェリーを探すことにしました。ちなみにキャンセルしなければ私達二人でその日の外国人枠はソールドアウトでした。シーズン始まったばかりの頃だからいけるかと思ったのですが、当日購入は予想以上に狭き門・・・公営フェリーは前日確保が必須のようです。そうでなければ高いけれど民間フェリーのネット事前予約が無難。
さて、というわけで、Phonex Bay Jettyをあとにして、オートを捕まえて旅行代理店(といっても小さい事務所)につれていってもらい、SEALINKという民間フェリーのチケットを購入。その後朝食を時間かけて取ったり少ないお店をはしごしてお茶したりしながら時間をつぶし、フェリーの出発の1時間前にオート50ルピーをシェアしてHaddo Jettyに移動しました。
滞りなく手続きをすませ乗船。フェリー内は民間船だけあってきれい。画面が遠くて音も聞こえなかったけど映画も上映されてました。ランヴィール・シンのSimmbaだった。写真にうつっているのはランビール・カプールですが。上映前はボリウッドソングが次々流れてました。映画は、まあ画面が近くて音が聞こえても、乗船時間を考えると通しでみられることはないんでねかな。
復路:2019年10月12日
海路:公営フェリー 600ルピー
ハヴロック5時台発→ポートブレア(Haddo Jetty)
※時間をメモし忘れました。
ポートブレアからインド本土へ
空路:Go Air 92ドル
ポートブレア空港(IXZ)11:00am→チェンナイ空港(MAA)13:10pm
補足:
ハヴロック島の宿(No.2ビーチ付近)からジェッティへの移動:タクシー300ルピー(早朝料金)。
公営フェリーは前日にジェッティに自分で買いにいくつもりでしたが、宿のスタッフ君が他の人の分も買いに行くからというので、少し上乗せしてお願いしました。ビーチでゆっくりしたかったので。
公営フェリーの乗り心地は、なるほど公営という質素な作りで椅子も狭くはありましたが、両方乗ってみたかったし揺れもさほど気にならなかったので無問題。時間も民間フェリーと比べて極端に長いようなこともなく。3時間くらいかな?
ポートブレア到着後の船着き場から空港までの移動はイスラエル人女性とオートリキシャをシェア(ひとり50ルピー)。11:00am発のフライトに余裕で間に合うくらいの時間に空港に到着。そのフライトも2時間遅れの出発でした。
ハヴロック島の過ごし方
マリンスポーツが好きな人は、これはもう文句なくサーフィンやスキューバダイビングではないでしょうか。
インドア系イントロバート旅人の代名詞である私の場合は、そもそもの来た目的が映画のロケ地巡りでしたので、まずはそれ。
目的を済ませたあとはビーチでのんびりしてました。
基本的にそんな行くとこない笑。あとは宿で催されるパーテイに参加するとか、そんな感じでしょうか。
ハヴロック島のビーチと宿
ハヴロック島にはいくつかのビーチが点在しています。
Radhanagar Beach(ビーチNo.7。アジアNo.1らしい!?)
Vijay nagar beach(ビーチNo.5? Govind Nagar Beachの先)
Kalapathar beach(Vijay nagar beachのさらにずっと先)
Elephant beach (落下の王国のロケ地)
私は5泊のうち2泊をRadhanagar Beach、3泊をVijay nagar beachに近い宿で宿泊しました。
Radhanagar Beachで泊まった宿:Dreamland resort 1700ルピー x 2泊
当時の日記:
島だからと覚悟はしてたけど、ラダナガルビーチ沿いの宿、高!今回の旅でコスパ最悪。なのに二泊とかいっちゃった。でも夕方着て一泊はないしなあ。ビーチも微妙。そもそもここ泊まる必要なかった。ビーチみたしもういいや、さっさと退散しよ。
ひどい言いよう(汗)。 1700ルピーって日本円にして2500円程度ですから日本の感覚では全然安いんですが、なんせここはインド。いたって簡素なベッド一つが置かれたファンのみの部屋。それもこれも予約してこなかった自分のせいなんですが。
なぜこのビーチ側を選んだのかというと、アジアNo.1のキャッチフレーズに惹かれたのと、あとは落下の王国のロケ地であるエレファントビーチにも地図で見る限り近そうだったから。宿については、事前に探す限り、安宿はなさそうな雰囲気であることは微妙にわかっていましたが、そうはいっても、現地で聞けばなにかしたバジェットトラベラー向け宿はあるでしょうと。
またも玉砕。昔このビーチ側の安宿だけどよさげなバンガローに滞在していた方のブログを見た気がしたのであることを期待したのですが。みつけられませんでした。もうないのかもしれません。
ビーチ自体も、いまいち、とまではいわないまでも、アジアNo.1というキャッチフレーズに対しては「ふうん」。インド人観光客が多いビーチで、その中にまじるのはそれはそれで楽しかったですし、陽がくれる時間帯の雰囲気も好きではあったのですが、服を来たまま波と戯れる人が圧倒的に多い中で、水着で砂浜で日光浴、時々波ちゃぷちゃぷなんていう雰囲気ではなく。
食事する場所もほとんどなくホテル内を利用するくらいしかなく。わんちゃんいっぱいで早朝は怖かったし、最終的には手なづけたものの、犬とお友達になっただけでここに5泊して島を去るのは寂しすぎる!と3日目違うビーチに移動することにしました。あくまで私の感想です。。
Vijay nagar beachで泊まった宿:Coco beach retreat 850ルピー(朝食含)x 3泊
ジェッテイ行きのローカルバス(12ルピー)にのり、途中の町の中心地(Govind Nagar Beach付近)のT字路のところで降りて、オートリキシャで目指す宿まで(50ルピー)。
Radhanagar Beachの宿ではWiFiが使えなかったため、宿をネットで予約するということもできず、Maps meに出てきた宿名をオートのお兄ちゃんにつげ、つれていってもらいました。とりあえずそこまで行って、その宿がだめだったら他を探そうと。そしたらその宿も目の前に広がるビーチもよさそうだったので、そのままそこに決めました。
すると、なんとそこにオーロラが。最初から彼女についていけばよかったかしらん。滞在中はそれぞれ好きに過ごしながら、宿の食堂で会えば一緒にご飯食べたり、近くのKerala cafeに夜ご飯を食べにいったりしていました。
このKerala cafeもおいしくて落ち着けるレストランだったのですが、宿にはRony Resutaurantいう食堂も併設されていて、朝食はそこで食べてました。WiFiもこの食堂で使えた(部屋にはほとんど届かなかったけれど)。
この宿もコスパ的には島コスパ、部屋はこんな感じだし、クーラーももちろんなしで1泊850ルピー(朝食含)。ではあるんだけれど、ナイスすぎるきれいで静かなビーチがすぐそこにあり、部屋の前には小さいながらバルコニーもあって、朝早起きして、鳥の声を聞きながらコーヒー飲んだりものを書くなどしてました。そうして陽がのぼれば目の前のビーチの日陰を陣取り、波ちゃぷちゃぷしたり、読書したり、爆睡したり、ここの3日間はすごいリラックスできました。宿のスタッフ君もナイスガイだったなあ。次行くことがあるとしたら、またここにするかもしれません。
ハヴロック島内の移動手段
タクシー、オートリキシャ、ローカルバス、バイクのレンタル(近場なら自転車)などがあります。各ビーチは広い地域に点在しており、徒歩や自転車で勝負できる広さではないので、二輪車に乗れる人はバイクのレンタルが一番小回りがきくかと。
私は、ハヴロック島到着日に向かったのが離れた場所にあるビーチNo.7だったため、オートリキシャを使いました。400ルピー。Govind Nagar BeachやVijay nagar beach付近に止まれば、お店やATMも遠くないので徒歩や自転車でなんとかなりそうな感じです。
ハヴロック島のATM
中心部に3つ。SBI Bank、Axis bank、あと忘れた。1回目に行った時は3つともアウトで(よくOut of orderになってるよう)、翌日楽天のデビットカードを持っていくとAxis bankでおろせたのでほっとしました。でないと宿代払えないところでした。よいホテルならカードが使えるかもしれませんが、バジェットな宿はカード受け付けてないところが多いかと思うので、島には多めに現金持ってきておいた方がよさそう。Transfer Wiseで払う方法も提示されたけど、ネットが遅すぎる&セキュリテイもいまいち不安だったから、お金おろせてほんとう良かった。
旅程の組み立てに迷走した話。
インド本土からアンダマンニコバル諸島行きについて。そもそもなぜバンガロール空港からにしたかですが。
今回のインド旅、旅程を立てるのに幾つかの理由から四苦八苦したのですが、最も大きい理由は、いつアンダマンニコバル諸島行きを組み込むかということ。この島行きのフライトは主にコルカタかチェンナイから飛んでいるらしかったので、最初はそのどちらかから飛ぶつもりでした。
で、インド入りが9月10日、デリーからだったため、そのまま西にスライドしていって列車か飛行機でバラナシを経てコルカタまで移動しそこから飛ぶ、ということで一旦は決めかけていたのですが、ふと雨季真っ最中であることに気づき。ビーチで毎日雨とかいやだ。というわけで、できるかぎりあとまわしにしようと決め、先にインド国内で行きたい場所をほぼすませることにしました。
その時点でコルカタは候補から離脱、バラナシも本当は行きたかったのですが、ラクナウとバレイリーを組み込んだため日数に余裕がなくなり今回は泣く泣くはずし、ラクナウの後はグジャラートに飛んで、そこから南下していくことにしました。で、「し」の字型でチェンナイまで行き、そこから飛ぼうと飛行機を探していたら、チェンナイの前に滞在する予定だったバンガロールからも変わらない金額で飛ぶのをみつけました。チェンナイまで行く時間もお金も節約できる!ということで速攻予約したのでした。