前回のスイーツにひきつづき、インド食べ物ネタ。
今回の旅では、もうひとつトライした食べ物がありました。
それは、
パニプリ(Pani Puri)。
屋台の前でみながよく立ってぱくついてるパフ状のあれはなんだろう。銀のお皿を顎の下に添えて、こぼさないように、時折液体を継ぎ足してもらっては食べているあれはなんだろう。
とずっと思っていたのですが、名前を知ったのは『スラムドッグ$ミリオネア』でしたのであながち映画が無関係のネタというわけでもないですね。←むりやり?
そういえば、コルカタやダージリンが舞台の『バルフィ!』でも食べるシーンが出てきていました。きっと今後インド映画を見進めるほどに映画の中でも目にすることも増えるんだろうな。かな。
そんな、旅しているといたるところで見かけることになるインドのソウルフードといっても過言ではない(過言?)パニプリ。
ぜひ試したいとは思っていたのですが、問題がありました。
1つは言うまでもなく衛生面。
かなりおなかには自信がある方だとは思いますが、強いとはいえ、到着直後はトイレと仲良しになりがちだし、その後も不意にやられることもありますから、油断は大敵。
目についた小さな食堂で食べることも今でこそ普通にするようになりましたが、やばそうかどうかはつねに気を配っていますし少なくとも水はぜったい買います。
からそうにしてるのを見てお店の人がすすめてくれても、わかしてるから大丈夫とか、水と交互に食べるのがいいのだと、立ち去らずにニコニコ気のいい笑顔ですすめつづけてくれても、めずらしさなのか気がかりなのかいつのまにかテーブル取り囲まれて複数人にみつめられながら食べることになっても、ぜ、ったい、に、飲まない。(すまん)
食べ物もやばそうと思った時点できっぱり残します。こわくて手がでないこともおうおうにしてあります。
まして、屋台フード。衛生面においては相当に難易度高し。
とくにこのパニプリ、ガラスケースに入ってることもありますが、上記写真のように、外気にさらされまくりなものも多く。しかもインドの外気って、、、大気汚染、ひい。田舎にいけばましかもしれませんが、基本鼻の穴まっくろになるような空気なわけで。
さらにもうひとつの問題もありました。あちし食べ方しらない・・・。パニプリは見るからにこつがいる食べ物。外国人のわたくしが、すいっと近づいてって、スマートに食べて、じゃ!とクールに立ち去る自信、ない。いや別に泥臭く食べてもいいんですけど、この2点をのりこえて屋台で試す勇気がどうしてもでず。しょうがないので、ストリートで食すのはあきらめてレストランで試すことにしたのでした。とはいえ、レストランでだって、来たお皿を前にどうしたらいいか皆目わかりませんでした。ので、レストランの人を捕まえてきき、さらには目が合った(というか合わせた)隣のテーブルのおじさまの助け舟にのっかりながらトライ。
まずは、スプーンなどの先でこんこんと上部に穴をあけまして
サモサの中身的な具をパフの中に入れ
緑の液体をさらに入れ、
赤い色のソース?をさらに入れて、ぱくっとおくちへ。
正しかったのかはいまいち不明ですが完食しました。
で。
うん、まあ・・・・・・・こぼさず食べるのは無理よね。
液体は中にいれなくても、スプーンで飲めばよくね?という疑問がわかないでもなかったですが、こぼさずうまく食べるところに醍醐味があるのでしょうきっと。おくちはいさぎよくぱかんと開けた方が食べよいようです。
味の印象は、ひとことでいうと、からすっぱ。液体の緑色はなんなんだろう、ハラペーニョ?
おいしいかというと、まあ、まあまあまあ、という感じ。でもまずくはなかったです。辛いの苦手でなければもっと行けたかも。というか、あれ、思い出したら、なんか食べたくなってきたぞ?
試しにYoutubeでPani puri、movieで検索してみたらこんな映画を発見しました。『Rab Ne Bana Di Jodi 』という2008年の映画だそう。パニプリ対決。泣いてます。やはり辛いのは辛いのか。あと、これ見る限り、液体をパフにひたしてますね。パフに液体を入れるんじゃなく。で即、口へ。了解。次にいかします。←食べる気まんまん?そういえば余談ですが、このふたり、別の映画でも共演してますね。(この記事の最後に書いたやつ)あと、この女優さんが出ていた『PK』という映画、昨年見たのですがとても好きでした。『きっと、うまくいく』のアーミル・カーン主演、監督も同じ、ですが、日本では上映されてないんですね。いい映画なのにもったいない。と、本題とそれてきて、このままだとインド映画の話に突入しそうなので自主規制して終わります。
最近は部屋BGMもインド映画音楽だったりしていよいよやばいです。
本国からDVDとりよせるのも時間の問題みたいでいよいよやばいです。