執着が足りない。

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問わず語り

わたしは執着が足りない。熱狂しているふりをしていても、それはある面では事実だけど、別のある面では、常にどうでもいいとも思っている。なんでもありという受容と、すべては過ぎ去るという諦観と、でもやっぱり少しの投げやりもしくは無関心も存在していると認めないわけにはいかない。それらの混合体。

心底ではどっちでもよいと思っていて、ひとまずは選んでおいた方が何かとスムーズに運ぶので選んでいる。ほんの一瞬であろうと常に「選ぶ」が介在してしまう。夢中でとびつく、無条件にとびこむ、気づいたらそこにいる、がない。

でも、ものを作り出すにはそれではだめなのだろう。歪んでしまっても追いすがるほどの情熱と執着がなくては。そして、そういう歪みを持つ人をやっかいでも魅力的だと思い、そうすると、わたしにはないなというところにどうしてもいきつく‥‥‥と書きかけて、いや書いてやるもんか、と最後に往生際悪くふんばるところがまだわたしの救いかもしれない。執着は弱いくせに往生際悪いところが。一番カッコ悪いやりかたかもしれないけどひとまずはあきらめないでおく。

単なるつぶやき。お目汚し失礼しました。

とほ