『コーンウォールの森へ』ロケ地続きです。
次はグラストンベリー。
ロンドンからコーンウォールへのヒッチハイク途中にボビーがこの街を経由したことは以前書いた通り。→ ここ
そして。義父「ファット」とのサスペンス展開があったあとボビーが最終的に落ち着いた先もここだったようです。
Now I do the work alone, all over the place.
wherever i happen to be.One day I found traveler’s camp,
Now I live there with my dog in a tent I bought.But night after night,in my dreams,
I becomes something very small in forest of tall grass.I can hear the sea sound and bamboo, very loud.
And I can feel Mr. Summers close by
whispering to me in the dark.
最後のモノローグ。
日本語字幕がどうなっていたかはわかりませんが、ざくっと訳す限り、サマーズさん亡きあと放浪しながらひとりで「仕事」を続け、ある日旅行者用のキャンプ場見つけたのでいま犬と一緒にそこ住んでます、と。
「グラストンベリー」とは言っていませんが、テリア系わんこ♥とともに座っているのがグラストンベリーの象徴トールのふもと。
なので、まあ、そういうことなのでしょう。
エンドロール間際、立ちあがって下っていく時に、ボビーが、わんこにむかって頭をくいっとして行くのをうながすのがなぜかみょうに好きです。
わんこの名前がエンロールにちゃんと出てくるのも。
グラストンベリーでは、つまりこのモノローグ場所を探してたんですけど。
トールには3泊4日の滞在中、全部で3回行きました。
中心地ハイストリートからは徒歩で15~20分という位置にあり、到着した日にマメ子と「行っときますか」的にまず1回。
翌朝、夜明け前に、朝陽を見に2回目、これもマメ子と。
この朝陽については、曇りで玉砕しました。曇りというかすごい霧。玉砕はしたものの、この霧ゆえに異空間に隔離されたような気分を味わえたので結果的によし。
その午後、現場を探しにひとりでいったのが3回目。
朝と打って変わってまあよいお天気でした。
ゆるやかな円錐状の丘であるトールにはどこからでものぼれるわけではなく、正面と裏手にある階段を登ります。
それ以外のぐるりは、入ってはいけないとは書かれてないのですが、ボビーがいうような背の高い草がしげっている場所が多く、とげのするどいタイプのあざみもそこかしこに生えていて、けして散策に向いてるとはいえない地帯。おまけに普段は羊が放牧されている場所なので、注意していないと「んこ」踏む可能性も大。
散策できそうな場所もあるにはあるのですが、風景や角度的に現場と思われる場所はそっちじゃなく、あたりをつけた場所は、草ぼうぼう方面。どうしようかなあと最初はためらっていたのですが、気づいたら、あざみや「んこ」の間をわしわし入っていました。
別にさあ、その場所つきとめなくたって、トールがロケ地なのね、うんうん、でいいじゃないかオレ。
しかもわかりやすい写真が撮れたわけでもなく。
なので。
このへんだろうというところ見つけたよへへん、というただの自己満足報告です。←だんだん手抜きになってきた(汗)
早朝に行った時は、私たちのほかは、カップル1組と、ヨガをしに来た人ひとりだけだったのですが、3回目は、昼間、くわえて週末ということもあり、頂上には人がけっこうきてました。
しかし、中腹でうろうろしているのは当然ながら私ひとり。
何度もいったりきたりをくりかえし、まぶしい陽ざしをさけて、かがみこんでは、カメラやipodにとりこんでおいた画像を確認したりしていたのが上からまるみえだったようで探索をおえて階段に戻ってのぼっていると、下りてきたイギリス人のおばさまからにこやかに「あなたなにしてたの?」と聞かれました。
えと、その。
サマーズさんの家を出てからのボビーには、ひっそりと旅ごころがそそられます。。
源はともかく資金面の心配がいらないというのもいいなあ。
誰か私に自由に使っていいよっつって旅資金くれないかな。
最後のファット化つぶやきはスル―してください。
■参考にしたサイト/ブログ■
IMDb<All The Little Animals<Details<Film locations
その他のトール写真。