『進撃の巨人』を読んでの感想と煩悩と疑問リスト。

※当ページには広告が含まれています※
※当記事には広告が含まれています※
物語/本語り

 

『進撃の巨人』を最終回まで読んだ。

アニメのファイナルシーズン前半まで観たあとに、漫画をあらためて1巻から既刊の33巻までを電子と紙のミックスで、残り139話までをマガポケアプリで。

閉じていたアニメの扉を
『鬼滅の刃』で開いて、その後どっちに進んだかというと、進撃したかというと、進撃・・・つまりそういうことです、『進撃の...

ほぼ2日で一気読み。漫画全巻、それも30冊超えを一気読みしたのはいつぶりだろう。10冊以上でも記憶にあるのが7、8年前に友人が貸してくれたビリーバットくらいだ。でもそれも、おもしろかったけど、自分で続きを買って読むまではいたらず、結末を知らない。まして30巻超えとか、四半世紀ぶりかも。

というわけで、自分にとってもなかなか貴重な機会だし、読み終わったいきおいでフレッシュなうちに感想を、感想というか、それ以前のファーストインプレッションメモ的なものを垂れ流していこうと思います。現時点でこうなのだろうなという考察以前のつらつらを。主に28巻以降最終話までの言及が多いと思う。

なので今日の記事はほぼ備忘録、あまり形になってないと思われ。しかも、進撃の巨人に興味ある人にしか読まれないだろう、うえに、ネタバレも気にせずしていくので、最終回まで読み、他人の(それもアニメひよっこ、漫画超久しぶりスペックの)感想も気になる、という人にしか読まれないであろう、しくしく、と泣きながら。

ちなみにアニメ(ファイナルシーズン1)を観終わった時点の私の状況はこんな感じ。

この先どうなるのか、すでに気になって気になって周辺うろうろしすぎて、なんとなく大筋だけはうっすらわかってしまったような気もするけど。そしてまだ最後まで読んでないというのに、勝手に想像して勝手に泣いてます(困)。切ない。

([2022年1月追記] ここでいう最終回は、単行本33巻まで読んだあとのマガポケの最終回です。単行本最終巻バージョンも読了済みでその感想もメモしているので、現在放映中のファイナルシーズン2終了後にでもまた記事にするかも)

スポンサーリンク

疑問リスト。

初回読了時点での。今後自分で考えたりひとさまの考察を拝聴してまわるなどして、納得したら消していくかも。

■誰が始めた物語?
まあどうみてもエレンなんだけど。父親のそれは?という疑問とともに、整理できてないので置いておく。

■一巻冒頭の涙はいつの記憶?
少なくともこの時はまだ普通の(巨人化能力を獲得していない)少年だよね? 87話の涙は、獲得後だし父親の記憶と同化して、というのはわかる。読む前の想像では(周辺うろうろにより、「進撃」の巨人に未来をみる能力があること、「始祖」の巨人は記憶改ざんが可能なことがわかっていたために)、冒頭の涙もなんらかの今から始まる「まだ起きてない」長い物語を「思い出して」見たんだろう、そういうことがわかる展開にこれからなるんだろうと予測してたんだけど、獲得前でもなんらかの形で作用するんだろうとか想像してたけど、そういうのは出てこなかったと思うんだよね。能力なしなら、あの涙はなに?

■2000年以前のエルディア人以外の人類の歴史は?

■北欧神話がベースなら地ならしはラグナロク?

■「2000年後の君へ」の君は、ミカサではなくエレン、ということで合ってる? 「2000年前の君から」の君は始祖ユミル、長い長い間苦しんでいる奴隷状態のユミルからエレンへということでOK? でエレンがこの時みているのはユミルの物語? うーんでも、そうするとミカサの髪型についての言及はおかしいか・・・。何を思い出していたの? だれか説明して~。

■人類の8割を滅ぼすことでしばらくエルディア人安泰、というのは100年の平和を望んだというフリッツ王の建前と変わらなくない?フリッツ王は結局平和のぞんでなかった?→これは始祖ユミルの物語を読む限りそうだよね、望んでないよね?むしろマーレ攻撃したのはフリッツ王だよね?とすると「不戦の契り」とは??? がー、だれか説明して~。

■エレンを殺す選択で巨人化がとけた理由。なんでできたの?なんでミカサの選択で?←人の考察見てわかったようなわからないような。やはりだれか説明して~。

■巨人化が消えて13年縛りがなくなるのなら、エレンは自分のそれも消せたんじゃないの? まあ生き残る選択肢はなかったんだろうから結果的にしないとしても。

■生き残る選択肢はない、「未来は決まっているから」やるということなら、そこに囚われているし、自由ではないのでは。未来が決まってるからやる、というのは、結局「不戦の契り」に囚われていた王族と変わらないのでは。そこを突破してこその自由では。まあ「やりたかったから」といってたから、結局はそれなんだろうな。あれも真実だし、これも真実なんだろう。←自分で納得

■ ガビが首切らなかったらどうなっていた? まあでもこれもエレンにとっては既に折込み済みということかしら。←やはり勝手に納得

■なんといっても衝撃は、母親の死はエレン本人が仕向けていたということだけど。エレンの少なくとも最初の原動力は母親の死だから、この物語を始めて終わらせるには、自分でカルライーターを母親のもとに向かわせないといけなかったということで物語として、衝撃とともに受け入れはする、けれど、むむむ。←もはや疑問じゃない

■マーレ編冒頭のファルコが鳥に手を伸ばす描写は、飛べる能力のある巨人獲得の布石? とともに鳥はエレンの象徴でもある?あとこの時のファルコ、まだ知らないはずの壁内の記憶ちらっと共有してなかったっけ?としたらなぜ?ファルコが獲得したのはそういう能力のある巨人ではないよね。

■エレンのミカサへの気持ち、今まであまりわからなかったよね?でもきゅんきゅんしたね。←後半質問じゃない

■アニとアルミンの関係は、最初から想定していたのか。最初の頃のやりとりから発展させたのか。←小っさい疑問

■相当な疑問として残っているのが壁内における神の概念。
創造主としての神の概念は、壁外から(オニャンコポンによって)もたらされるまでなかったようだ、というのがすごく興味深い。アルミンの質問「誰が僕らを作ったの?」はさりげなく衝撃だった。ユミルは神話的でありながらあくまで元は人間であり、オニャンコポンの説明では「始祖ユミルに力を与えた存在が”神”」だと。それを初めて聞くかのようなアルミンたち。
神という言葉はエレンも口にするし、ロッド・レイスも口にしていた。ということは神自体の認識は壁内にはあったということ。でも普通、神というものに対して真っ先に人間が与える概念は「創造主」ではないのか。信じる信じないは別として、少なくとも、神の概念がある世界にいる人はなんとなくは共通認識として理解できているものだよね。壁外には創造主としての神の概念はある(少なくとも壁外から来たオニャンコポンにはある。創造主が自分たちを作った、というのを絶対的真実ではなく一つの考え方として提示するので)。神について語る時、そこには自分たちも当然含めた万物の「創造主」という意味が付帯する。というか、逆にそうでない神って何?なんだけど。アルミンたちにも神という概念はあるのなら、それはなんだったの?
壁内にはウォール教という宗教はある。その信仰は「壁」自体。だよね、多分。まあちょいカルト扱いではあるけれど。壁という自分たちを保護する存在。真の対象は壁の中の巨人も含めなんだろうけど、末端の信者は、壁の中に巨人がいることは知らされていなかっただろうわけで。ウォール教信者にとっては壁=神? ともかく人知の及ばない何かを崇め奉る風習はあったと。ううむうう。
エレンが始祖の巨人の力を獲得し、世界に地ならしという制裁を加える時、またエレンだけでなく迎え撃つ側である人々にとっても、神という概念自体が新しいものだとしたら、そこに何をみていたのだろう。

■ジークの「道」における教祖ぶり。
ジークが記憶を見せている場面。ジークはこの時、エレンより「わかって(いると少なくとも本人は思って)おり」主導権を握っている。そして見せていくんだけど、その中でジークが自ら教祖的というか、自らの持っている父親トラウマを弟と共有していると信じており、しかもエレンはまだ救われていないから自分が導く、というスタンスでいるあたり、思い切り間違った教団の教祖ふうだなあと、うまいなあと思った。同じトラウマを持っている人間なら信者になりえるし救われたがるだろうけど、そのトラウマとは別のところにいてまったく違う思想を持っている人間にとっては、なにいってんだこの教祖然としたスカした野郎は、くらいにしか思わないはず。でもそれは「教祖側」は(そして信者=イェレナも)気づかないという。本気で「救ってあげられる」と信じている。ピーテル・ブリューゲルの寓意画『盲人の寓話』のようだ。盲人が盲人を導くあの絵画。実はこの時点でトラウマに目隠しされているのはジーク本人(このあとすぐに昇華は起きるけど)であり、導かれているはずのエレンの方が実は「見えていた」ことがあとでわかる。途中で逆転する、というのが非常におもしろい。←もはや疑問じゃない

https://www.musey.net/3804

そう、このあたりから疑問じゃないです。ここからは

感想/煩悩垂れ流しゾーン。

■最終回について
アニメのファイナルシーズンがシーズン3までと打って変わった展開であり、エレンの変貌もあって、そこで多分急激に持って行かれすぎたんだろう。か。
28巻以降で一番泣いたのはハンジさんのとこかも。みなで「世界を救いに」行くくらいまで(31巻)が一番興奮の渦があったけど、最終話は意外に静かに読み終えた。感慨深くはあったけど、特別に好きになる映画や本で起こりがちな一旦の静寂のち爆発、呆然として号泣といったような流れはなく、意外にフラットに、・・・そっかあ、なるほど、ときて、そのままおさらいに入る感じだった。
地ならしが発動して、歴代九つの巨人が出てきたあたりは、正直、うむ、なるほど少年漫画っぽいな、という、謎の冷静が顔を覗かせるなどしていたし。
あとラストオブラストが正直にいうと、思ったより甘めな終わりだったことにものすごくかすかな失望があったかもしれない。マフラーのラストは甘々だなあ、とかとか。結局ミカサとの愛みたいなところに帰着かあ、と。それだけの話ではないのも承知のうえで、放置して終わらせるわけにはいかない関係性だし、それがちゃんと回収されたという点では納得もしはしたうえで。
とにかく、アニメのファイナル前半でもっていかれた熱は、今後しばらくはつらつら考えたりひとさまの考察をうろつくなどして腑に落ちたら落ち着いてすっと消えていきそう、しばらく囚われ続けるほどの物語ではなかったかも、私にとっては。

と読んだ直後は思っていたのだけど。

■エレン
ファイナルシーズンを観たあと、続きが気になって周辺うろうろしてわかった気になって泣いてたけど、随分違ったな、そういえば(苦笑)。「進撃の巨人の能力は未来がどうも読めるらしい」というのが周辺うろうろから知ってしまった情報であり、それゆえに、冒頭の涙は、エレンが未来を知って自分が死ぬのを知りながら世界だかエルディア人だかを「救い」、そして最終的に死んでしまう、そのやがて死にゆくにいたるこれからの過程すべての「記憶」をみている、その涙だろう、みたいな想像をしていたけど、そしてエレン初巨人化の時のミカサの「私がエレンを覚えていなきゃ」云々に、ああきっとみんな巨人を駆逐し世界を救ったエレンを忘れてしまうのね、などと想像してうるうるきていたけれど、違った。そんなあまっちょろい話じゃなかった。エレンは「救って」などいなかった。「救う」役はアルミンやミカサたちに委ね、自分は徹底した悪側についた。しかし究極的にはやはり「救う」ためだったという。この展開はやはりすごい。
最終的な選択にいろいろ疑問は残るとしても、壁内の謎が明るみに出て、パラディ島の巨人はひとまず駆逐して海に行き着いたあたりで、壁の外にある世界が、そこにあるはずの自由が、思い描いたものじゃなかった時の失望はエレンの正直な感情としてすごくわかる気がするし、そういう多重性を考えるといっそう。
まあ、あと、そういうあれこれは置いて煩悩に素直になると、無闇に叫ばなくなった髪長無精髭エレンもしくは髪縛り筋肉質エレン、単純に見た目好きです。あの変化は反則です。壁内にいる間の短髪エレンはカルラのような気持ちで見ていたけど、壁外に出たエレンには素でときめきました。二次元デビューおめでとう。

■アルミン
アルミンが語り部役だな、といのはわりと早くに理解した。ということは生き残る必要があるな、少なくともその可能性が高いな、余程のことがない限り、と思いながら観てた。でもそれは今考えると、アニメから入ったせいもあるかも。ナレーションがアルミンの声の人だったので。

■リヴァイ
リヴァイの存在価値よ。あらためてかっこいい人だった。それは強さだけでなしに、最後まで一貫して徹底して現実的であったところがそれに拍車をかけたところある。この人はヒーローになろうとしてない。感情があることは伝わってくるのに弱さにつながっていない。在り方がすでに完成品。人相悪いし絵柄的にはけしてかっこよくないけれど、これは惚れるよね、人として。
あと、「獣殺し」の役割はリヴァイなんだな、と思わせ、ちゃんと最終的に回収されたところも、自分の中でグッドポイントだった。そこに固執したリヴァイ、というのでもなく、最終的にそうであったという、物語としてのすっきり感。

■ライナー
とりあえず、ライナーが人間臭くて好きすぎる。エレンにも究極のアンチヒーロー的なところ込みで持っていかれているけれど、髪長エレンにもときめいたけれど、多分一番好きなのはライナーや・・・。なんだろう、兄貴的なサブキャラで、しばらくは印象薄い扱いだったのが、実は主要キャラであり、ダントツの苦悩担当で、苦しみ続けて、最終的に生き残ってアホに戻るという展開が好きすぎる。衝撃の事実判明後からのマーレ編の苦悩、徹底的などん底からの最終的に気持ち悪さ復活って、反則じゃない? 強いんだけど実は弱くて惨めで、弱さから壊れて、死ぬほど苦悩して、でも本来アホでもあるとか、最高じゃない?(そうかあ?
いかにもmasculineな男の愚かさ弱さを持っていて、あるところまでは自身のそれを見て見ないふりするけど最終的に弱さを認める、みたいな人が実は嫌いじゃない。いやはっきり言う、好き。女からみてめんどくせえと感じてしまうような「美学」に振り回されているタイプ。とはいえ、あくまで好きになるタイプに限られるけど。興味ない人だと「最高に気持ち悪いよ」でしかないし、まず一目散に逃げる。アニのあの毛嫌いは理解できるもん笑。運命共同体くらいに近い恋人や伴侶になるなどした場合に限り、喧嘩したりしながら息切れしたりしながらも、自分の弱さに直面→認めるの過程を、どこか愛しく観察するようなところが私にはあるかもしれない。そういう弱さからふいに流す涙などをみると頭抱えてよしよししたくなってしまう。といって、美しくない弱さというか、そんな自分みてみて、みたいなところを少しでも感じると、その頭からパッと手を離して、立ち上がって去る、みたいた非道なところもあるんだけれど。あったと思う。本当つくづく私「みてみて」タイプにはやさしくないよなあ。これは男女関係なく。身内と感じている人以外は特に。基本的に、ちらっちらっ、という感じの言動にはすごく冷たいと思う。
何の話だよ、と。自分語りやないかいと。もはやライナー関係ないやないかいと。ここまでにほとんどの人は振り落とされているだろう、読んでいる人はいないだろうとふんでの暴挙である。

と煩悩をさらしたところで、進撃の巨人に立ち戻って、

落ち穂拾い的な感想。

■ジークからエレンに渡すボールの描写、エレンが受け取るところが描かれていないから、多分エレンは受け取ってない=つまりジークの案を受け入れてない、という展開だろうな、と思ったけど、その後やはりその通りの描写でてきて、すっきり。とにかく細かいのも大きいのも、伏線回収という点ではあっぱれというしかない。アッカーマン家に関してはもう少しだれかに解説して欲しい気がするけど、ミカサの頭痛に関しては今のところ特に未回収な気はしていない。

■全体を通して、ジェンダーの既存概念超えという点では、驚くほど普通に枠がとっぱらわれていた漫画であり、そこに関しても心底感服している。ミカサの強さ、エレンとの関係性もだし、(104期生)ユミルとクリスタの関係もだし、(始祖)ユミルの従来のヒロイン像的な男性に従属する女性の役割の破壊も。しかもそれをジェンダー関連の世間の認識が今よりまだまだ遅れていたはずの10年前からやってた、という点で、さりげなく稀有かも。

■通信手段が発達する前という設定が大前提、というのはあるよな。壁外と壁内で通信できてたらこんな話になってない。テレパシーみたいなものも存在してないあたり。可能そうなのは「座標」を持つ者のみ。

■それにしても、過去、現在、未来の同時性にふれるあたり、諫山さんは相当行きついている人な気がする。あと、137話だったか、生命の宿命は増え続けることみたいなくだりも、おお、それはエントロピー?エントロピーの話ですね諫山さん!と、エントロピーとエセ友人である私は興奮した(エセなので違っていたらすみません)。

■ラスト甘々といいながら、一方でエレンのミカサへの感情が見え始めた頃からきゅんきゅんもしていたので、どの口がではあるのだった。一番切なかったのはエレンが姿消す前の、ミカサにエレンがお前は俺のなんだ、と問う場面から、皆で飲んで騒いで疲れて寝る場面。最後のアルミンとの会話のダダこねもよかった。あれがあってよかった。

■しかしものすっごく「クソXX」「XX野郎」頻発な漫画だったな笑。でも嫌いじゃないんだけど。愛があるから。とくにリヴァイ。

■アニのおとうさん、予想外にかわいい風貌で笑った。会えてよかったね。

■巨人に始まり巨人で終わった。巨人を駆逐するというテーマから片時も離れてないという点でもお見事というか、説得力あった。

■ラストのあの木からの眺め、壁がなくなっているところ。ラスト感がすごい。だってあの壁だよ。あの壁がもうないんだ。あれだけの極限をよく皆切り抜けてきたという感慨がすごい。一気読みの私でさえそうなんだから、ずっと追ってきた人の最終巻での感慨は想像にかたくない。

**

以上、そういうわけで、ここまでで7000字超え、最終回はあたしそれほどでもといいながら、以後ものすごいいきおいで考えまくっているし、noteでとてもしっかり考察している方がいて、その記事を読んで相当な満足感は得られたけれど、これからもひとさまの考察をありがたく読みまわるであろう気配濃厚だし、自分で考えるの好きと過去記事で言ったどの口がだけど、進撃に関しては喜んで教授いただきたい気満々だし、なんなら1日直接講義して欲しいくらいだし、誰かと話したいし、つまり全然抜け出せてない模様。人はそれをハマったという。

ここまで(どさくさの自分語り込みで)読んでくださった方は果たして何人いるのだろうか。いるとしたらよほどの「面構えが違う」御仁だと思いますが、お付き合いいただきありがとうございました。

 とほ