さて。
救世主Gus Barlettoさんの導きにしたがい、最初に向かいましたのはこちら。
オープニングクレジットの途中、ブライアン・イーノの曲を背にアーサーとプラシーボのメンバーたちが地下鉄から踊り出てくるところ。
Gusさんの説明「Royal Exchange station」に最初「ん?どこ?」となったのですが、Royal Exchange(旧王立取引所)の最寄り駅Bank駅のことでした。
Bank駅(Central線)
Bank駅には複数の出口があるのですが、あたりをつけて適当に地上に出てみたところ、正面にRoyal Exchangeの建物が。ビンゴ。
しかし。
建物を背にふと左側を見ますと対のようにそっくりな出口が。
ん、どういうこと?
地図で示しますと。
Royal Exchangeをはさんで道がV字に分かれており、騎馬像と建物の間の広場、というか空間、に出口があるのですが。Threadneedle通り側がExit A、Cornhill通り側がExit B。
ややこしいかな? 説明下手ですみません。
で。私が出た出口(右側/Exit A)はこちら。
もうひとつの出口(左側/Exit B)はこちら。
ええと、アーサーたちが出てきたのはどっちだろう。出てきたあと、走って向かうのは左側の通り。ということは、普通に考えれば出口も左側/Exit Bのはずだけど。見ため的にも多分そっちだろうけど。
取り込んできた画像と照らし合わせつつ確認作業開始。
どの位置から撮ったのか気になって反対側の歩道にわたってみたりもしつつ、手持ちのカメラのレンズが18-135mmのズームなんですが、それと比較してみて、わあすごい遠い望遠で撮影してたんだなあ、と素人的に関心したりしつつ、真後ろでカップルが急にキスし始めて、あの、わたくしをかげにしないでいただけますでしょうか…ととまどったりしつつ、
最終的には、視界の先にある信号や騎馬像の土台(わかりにくいですが出口写真に写っている、何やら文字が書いてある長方形のやつです)などから、両方の出口の配置を比べ、Exit Bで合っていることを確認。
でもそうするとね、おかしいことになるのです。
Exit Bから出てそのまま走っていくと突入するのはCornhill通り。
しかし。
直後に映るこのシーンは反対側、つまりExit A側のThreadneedle通りなんです。
決め手は33の文字。
おかしいこと、とは言いましたけど、まあ、これも編集の妙ということでね。
ロケ地巡りを始めてから、編集の妙、別名大人の事情を学びつつあるトホでした。
なんてシニカルよそおってみましたけど、実はすごいしっぽふってます。いやーん楽しい~。こういう発見。
地図遊びが嫌いでない方&VGが好きという方、オープニングのどこかに出てくる道路標示をヒントにたどってみてもおもしろいかもです。
*
余談。
アーサーと一緒に出てくるプラシーボ。映画の中でも20th Century Boyをカバーしてますよね。万年中二病の気があるトホは、ひそかにMCRのようなエモ方面が嫌いじゃなかったりしまして、このバンドのCDにも思わず手を出してしまいました。
CB副産物として、けっこうこういう枝葉広がり系あります。某映画つながりでは30STMまで手を出したとか。こうなるともはやけっこうなあさって方向。
共演者が好きになるというのも副産物の一つです。VGを観るまで、ユアン・マクレガーはどちらかというと苦手だったんですけど、これを機に出演作品を観るようになり、結果、むしろ好きくさい映画ばかりに出ていたことが判明。それまでは選択していた映画がまずかったようです。なんですかね、笑った白い歯がうそくさとか思ってしまってたりしてたんですが(汗)。今はすっかり好きな俳優さんのひとりです。
トニ・コレットも好きだなあ。ジョナサン・リース=マイヤーズはまあそれなりに。ジャレッド・レトはご想像におまかせします(←なぜここで出す)。
■参考にしたサイト/ブログ
Harlean’s Heyday (Blog by girl from Helsinki)