コーンウォール&グラストンベリーあれこれ 2

欧州旅

 

ランズエンドの次に向かったのは。

セントマイケルズマウント (St Michael’s Mount)。

訳すと聖ミカエルの山。

これをフランス語にすると。

モンサンミッシェル(Mont Saint-Michel)。

そう、ここ、イギリス版モンサンミッシェルなんです。
そういえば、どことなくシルエット似てませんか?
ここも海の中の小島に立てられたベネデイクト派の修道院。

人気になって久しいモンサンミッシェルと比べると
知名度はぐっとぐっと低いかと思いますが、
私(たち)にとってはこの旅のハイライトのひとつでした。

入場料は7.6£。ここもナショナル・トラスト所有。

干潮時にはこのように歩いて渡れるようになっています。
ぜひとも歩いて渡りたかったので、干潮満潮の時刻を調べてから行きました。

がメモしてなかったから忘れた(汗)。
着いたのは正午頃。満潮は確か午後4時頃だったような。

こちらで調べられます。
Tidal Information

モンサンミッシェルは、

708年だったっけな、司教のオベール君に、
キミこの島に聖堂たててみそ?って夢でささやいたんだよね、
でもオベール君ったら、なんか悪いもん食ったっけ?っつって
本気にしてくれないわけ、あったまきて3度目に額どついたったら
やっべオレ今びびっときた、ってようやく建てる気になったみたい♪
(大天使ミカエル談)

という由来を持つそうですが、
ここの教会にもその聖ミカエルがまつられています。

修道院が12世紀に建てられるまでは、ケルトの聖地であったらしく、
グラストンベリーのトールと同様、アヴァロンだったという説もあるそう。




コミカルさがツボった城内のステンドグラス。

テイストが立川に住んでおられる方に似ているような。

修道院へと続く道は開いているものの、港が少しずつ満ち始めました。
満ちたあとは、ボートで戻るのですが(2£)
「自己責任」下で、ざぶざぶ渡って帰ることもできるようです。

しかーし、まだ戻るのははやい。その前にやることがあるのだ。


コーンウォールはクローテッドクリームの名産地なんだそうです。
そうと知ってから、絶対ここでスコーン食べる!と決めてましたん。

島内のカフェで紅茶とのセット(Cream&Tea)で5.2£(2人分)。
ああ、クローテッドクリームとイチゴジャムの組み合わせほんと好き♥♥♥

カフェは海水で閉ざされ始めた道を眺められる位置にあり、
むしろ待ってましたとばかりに渡りはじめた人々を眺めながらまったりティタイム。

まあ、しかし・・・


じこせきにん・・・


の幅はだいぶゆるやかな気がいたします・・・。



レイラインというものについて聞いたことはあるでしょうか。
ざっくりいうと聖地などの特定の場所を直線で結ぶ
エネルギーのラインのようなもの。

セントマイケルズ・レイラインは中でもイギリス最大であり、
その起点となっているのがこのセントマイケルズマウントで、ここから
グラストンベリートールを通ってストーンヘンジに続くと言われています。

CBロケ地発端で組んだはずの旅程が、
レイラインに添った道筋になっていることに気づいた時には
これはオレ呼ばれてるな・・・と思ったね。  ←だれに?

呼ばれたからって、何があったというわけじゃないんですが(汗)。

しかも、ストーンヘンジはさっくり飛ばすあたり、さすがテキトーなオレ。

というわけでグラストンベリーに続きます。