アーサー・スチュアートを探して1

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ロケ地巡り, クリスチャン・ベール, Christian bale, film location クリスチャン・ベール

 

マンチェスターだと思っていました。アーサーの家。

そう、次のロケ地はベルベット・ゴールドマイン。

 

出発前の話を少し。

旅の準備について。

まず期間。なぜ1ヵ月か。
これは自分の仕事とのかねあいと、1ヵ月Fixだと航空券が割安だから。

それから動機。
イギリス留学中の友人を訪ねる、というのが第一の目的。

昨年後半にはもう決めていたかなあ。せっかくだから一緒に旅しようよ、ということになり。

じゃあどこにしよう。

すでに私の脳内はCB旅途中でしたから、

ロケ地巡り好き + CB + イギリス ÷3 =  そうだ♪♬

となるのは自然といえば自然の成り行き。

かな? どうだろう。とにかく。

今後おそらくブログに登場することになる友人とは、前に一緒にヨーロッパを回っていました。好奇心の具合がほどよく似ていて、フットワークも軽く、企画にどこまでも「NO」と言わない人(助かる)。

さくさくと計画が進行していきました。

出発1ヵ月前までは。

1ヵ月の旅、それも、数ヵ国の個人旅行。結構やること盛りだくさんです。

しかもヨーロッパ。宿も交通手段も、早く予約すればするほど割安にすむ。

なので、ロケ地を主軸にしながら、互いの希望をもりこみつつつルートを練り、各バス会社や電車を比較検討したり、行く先々の用途にあった宿泊先を探したり、時差をぬってちょくちょくチャットしては、「じゃあ、今から各自予約!終わったら集合!」とカードで予約しに走ったり(ネット内をね)、キャンプ用品を帰国売りする人からネットで買って、取りに行ってもらったり、地道にコツコツと。

結果、最低必要事項については、1ヵ月前にほぼ終了。

それでちょっとね、気が抜けた、というのは、ありますかね。うん。

ロケ地に関する調べ物もしてはいました。数ヵ月前に少し集中して。その時はCBロケ地全体。日程が決まってからは、確定した映画のロケ地にしぼって。

ベルベットゴールドマインのロケ地は。行けたらいいなあとは思っていました。実のところ、行きたい場所の筆頭クラスでした。

特に若い頃のアーサーの家。できれば記者になった10年後の場所も。

ただ、主役ではないことに加え、1998年とかなり前の映画ということもあり、あるいは興行的な背景もあるのでしょうか、その辺は私はわかりませんが、ネット上にあまり情報が落ちていませんでした。

基本のIMDbでまずチェック。ロンドン、クロイドン、マンチェスターと書いてあります。

ロケ地を探し始めてから、こういうサイトも見つけていました。その名も 『シネマでUK&アイルランドを感じよう』 。

ありがたいことに日本の方が作られた日本語のサイト。しかもロケ地別、俳優別インデックスがあって、内容も充実。「クリスチャン・ベール」、嬉しいことにありました。こちら、実際かなり参考にさせていただきました。ありがとうございました。

リストアップされているCB出演作品の中で、データが載せられていたのは以下の5作品。

『真夏の夜の夢』A Midsummer Night’s Dream (1999)
『コーンウォールの森へ』All the Little Animals (1998)
『ベルベット・ゴールドマイン』 Velvet Goldmine (1998)
『シークレット・エージェント』The Secret Agent (1996)
『ヘンリー五世』Henry V(1989)

余談ですが、TDKRのアルフレッドさんの夢?のところで、舞台のグリニッジ、もうひとつCBロケ地があると書きましたが、『シークレット・エージェント』のことでした。

話を戻しまして、ベルベット・ゴールドマイン。やはりこちらでもロケ地にマンチェスターとあります。

さらに「アーサーの少年時代」としてこのような紹介が。

マンチェスター郊外に育ったアーサー。ロンドンと違って田舎町では親や他人の目も意識しなくてはならないし、グラム・ロックのような”異形の美”に対する風当たりも強かった。アーサーがレコードショップでブライアン・スレイドのアルバムを買おうとすると、兄に「こいつはオカマの歌手(Pansy Rocker)に夢中なんだ」と馬鹿にされる。グラムのファンらしいファッションも、コートの下にかくして家を出る。

 

映画の中では、特にマンチェスターという地名がでてくるシーンはなかったはずなのです。あった?あったらごめんなさい(汗汗)。あるいは字幕から抜け落ちているだけで、どこかでだれかが言っていたのかもしれないけれど。

アーサーが、ある出来事があって家を出ることになり、乗り込むバスの行き先がロンドン。ということは、少なくとも住んでいるのはロンドンじゃない。

同サイトの「関連リンクとソフト・書籍」で紹介されている通り、監督トッド・ヘインズが著したこの映画とグラムロックに関する書籍が数冊でているようなので、その中に記載があるのかも(※)。

とにかく。

マンチェスターでなんらかのシーンは撮られてるみたいだ。

でもその先に進めませんでした。具体的な場所がわからないのです。

このあたりは、検索眼の老眼化か、石ころ帽の作用か、原因はさておき。

『バットマンビギンズ』でも参考サイトとしてあげていた
British Film Locations

こちらにもありがたいことにVGは載っていました。ただやはり挙げられているのはロンドンの2個所のみ。

しかーし、サイトをうろうろしているうちに、運営者の方がマンチェスター出身であることを発見。

こんな詳しいイギリスロケ地サイトを個人で運営してるし、忙しいからまだアップしてないものもある、と言ってるし、もしかして。メールしてみることにしました。まあ、投げられるボールは投げとこうと。

返球はありませんでした。が「いそがしいし返事できるかわからんよ。」と
おことわりもかかれていましたしノープロブレム。

なんでしょうかね、こういうプチ賭け、ちょっと楽しいのよね。
返事きたらきたですごい嬉しかったでしょうけどね。

まあ、マンチェスターはマンチェスターなんだろうから、とりあえず、バスと宿、予約してしまおう。だめならだめで、普通の観光に切り替えればいいんだし。

そうして、マンチェスター行きをとりあえず確定。

あとの調べ物は、もう少し日が近づいてからかな。

そうこうするうちに出発2週間前になりました。そこに仕事をぎゅっと詰め込んでしまったおばかさん1名。それを受けるとなかなかタイトなスケジュールになるのはわかっていたのですが。

今後1ヵ月遊びほうける = 収入ゼロ + 今のうちに稼いどかなきゃ「やります」

嗚呼かなしきフリーランス。

そんなこんなで、ロケ地データ、とりわけVGに関しては手薄のまま、出発することになりました。

続く。

 

(※)これはその後購入して読んでみたのですがのっていませんでした。