『ぼくを探しに』
原題: Attila Marcel
監督:シルヴァン・ショメ
出演:ギヨーム・グイ、アンヌ・ル・ニ
製作:2013 (2014年日本公開)
あらすじ:
幼児の頃に両親を亡くしたショックで言葉を失った青年。叔母たちのもとでピアニストとして育てられるが、ある日同じ建物に住む不思議な女性が入れたお茶を飲んだ途端、怖かった父、優しかった母・・・本当の記憶が呼び覚まされる。
幼児の頃に両親を亡くしたショックで言葉を失った青年。叔母たちのもとでピアニストとして育てられるが、ある日同じ建物に住む不思議な女性が入れたお茶を飲んだ途端、怖かった父、優しかった母・・・本当の記憶が呼び覚まされる。
大好き度星5つの映画。
シルヴァン・ショメは、友人のすすめで最初にメルヴィルランデブーを観て以来、お気に入りの監督さんです。奇をてらわずそれでいて非常にオリジナルな物語を丁寧に編み出すタイプの作り手だと思う。
実写長編はこの『ぼくを探しに』が初。単なるファンタジックなおとぎ話ではない、静かに胸を揺さぶる話でした。あと、実写なんだけどやはりどこかアニメ的で、監督の画風で空目できそうな構図も結構あったなあ。
ほとんどはスタジオでの撮影だったようなんですが、叔母たちの営むダンス教室の(その上には青年ポール、叔母たち、そしてマダム・プルーストが住んでいるという設定の)建物がある通りを突き止めたので行ってきました。
メトロ:4番線Etienne Marcel駅
場所:Rue du Cygne(Cygne通り)
すぐに通り過ぎてしまうなんてことない通りでしたが、歩いているとそこはかとなくアンモニア臭が漂ったり、小奇麗とはいえないところもある通りでしたが、ロケ地巡り的テンションは高めでしたねえ。
「パリで映画15本のロケ地を巡ってみた」メトロマップD
参考にしたもの(メディア用のPDFファイル?):
Attila Marcel – uniFrance Films
上記PDFによると、パリ北西部のLevallois-Perretだとか。