サイレント・ムービーモードその2。
ジャマー・マスジット編。
インドでは寺院やモスクに入る際には基本靴を脱いで裸足になるのですが、石造りの地面に炎天下を足すと何ができるか。
天然火渡り修行場。
こんな広い敷地内、モスクに入るまでに足の裏水ぶくれだらけになるっちゅーねん。という事態に配慮して、上記写真のようにタオルだか手ぬぐいだかの道が渡されています。
ありがたいです。ありがたいけど、なにゆえこの細さなのか。
布地でも充分熱いのですが、石よりはまだましなので、忠実にその救済の道を伝っていくことになるのですが、行く人と帰る人がすれちがうこともあるわけで、そうすると必ずどちらかが火の海に落ちることになります。
しかもここは日本と違って空気読まない人々の国、途中で「わああ、このアングルのモスク‥‥‥素敵♡」と思おうものなら即座に立ち止まり、撮影開始する人も。
そうすると、渋滞が生じます。渋滞解消を待つなら待つで、細いタオルの道の中央で撮影をする人、その向うとこちらにおとなしく待つ人々、という何か不条理な風景ができあがりますし、渋滞を待ちたくなければ、自ら火の海に落ちて、あち、あち、あち、とかいいながら数人ごぼう抜きしなければなりません。
いったいなんの修行なのだこれは。
ということが書きたかったためだけにサイレントやぶりましてすみません。
ロケ地巡り記事はこちら→ 『PK』神様探し場所巡り