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スーフィーナイト。
フンザに行く前に一泊した宿ラホールバックパッカーズの貼り紙で、シャージャマール廟というスーフィー聖者廟で毎週木曜日の夜に行われることを知り、フンザから帰ってきたら参加しようと思ってました。
実はその一泊の時に、2日後にラホールで最大規模のスーフィーダンスの催しがあるとオーナーから聞いて興味がわきまくり、一瞬フンザの日数を削ろうかと悪魔が囁いたのですが、同ラホールの聖者廟で死者の出る爆弾テロが起きてまもない時期(5月)だったこともあり、それが抑止力になりました。小規模のものだとしても逡巡はあったのですが、フンザからの復路が順調であればラホールには木曜日に帰ってくるし、もしスムーズに行く流れになるなら行こうと決めました。
結果、フンザから戻ってきた夜、宿の人に付き添われて、一緒のドミ部屋になった日本人男性(彼は私と逆にこれからフンザに向かうところでした)とスイス人男性と私の3人で行くことになりました。金額は15ドル(2300ルピー)。なかなかのお値段です。が、行ってよかった。貴重な経験でした。
誤字いやん、振ってくる違う、降ってくる。
まあ、実際は降ってくるというより投げつけられるに近かったのだけど笑 pic.twitter.com/WAWuqego2V
— 徒歩@映画を旅のいいわけに。 (@planet_somnium) October 25, 2019
舞踊者。トランス状態というけれど、こういう場でも、なんとなく本当にそうである人と外界に意識を置いたままの人がいるなというのが率直な感想。
黒い衣装の人は、動きは派手で目を引くのだけれど意識は現世にあるというか、私にはずっと「ここにいる」ように見えた。少なくとも目を開けた時、目の色に自我が宿っていた。他者の視線を認識している目。あるいは盲者の演技をしている役者。パフォーマンス激しいピンクの人が一番トランス入ってるようだったけど、短い間入り込んで、また休んでまた入って、という感じ。白ひげの人も入っていたかな。赤い人が一番淡々と長く踊っていて、振りも派手ではないのだけど、ずっとそっちの世界(そっちとは)にやわらかく身を置いているようにみえた。すべて私個人の感想です。
どういう人達が踊っているのだろう、そのへん知らないままでみたのでもう少し調べないといけないな。とはいえ、周囲の雰囲気を含め、本当に興味深くてちっとも退屈しなくて、ずっとみていられた。宿の人にどうする?もうそろそろ帰ろうか、と言われなければ全然まだいられた。
言うまでもありませんが煙はそれです。もちろん吸ってません。副流煙以外ね。
しょっちゅう降ってきた、というよりは投げつけられて痛かった(笑)飴やお菓子はいただきました。あと近くに座っていたお兄さんにもほかほかのチャパティをいただいてしまった。けど袋がなくてずっと手に持ってたものだがら宿に着いたころには真っ黒になってました。
以下は宿の周辺。