即興雑談:先延ばし発動日。

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問わず語り

梅雨入りの声が聞こえだした。

うちの地域は雨は降らなかったものの、湿度がひとあしさきに勝手に部屋にあがりこみ一日中居座っていた。今もだ。いつ出ていってくれるのか。これからしばらく居座るつもりなのか。

そのせいもあってか、今日は仕事の他にやることが、正確には、ずっとぐずぐず先延ばしにしていてまだ終わってないことがあったのだけれど、朝起きた時の気分があまりにもどんよりしていたので、よし!今日はどんよりしているな!どんよりしているのだからできなくてもしょうがないな!完璧じゃなくてもよし!とはりきってだめモードを全面肯定してから、もそもそと起き出した。

そして、案の定、先延ばしを発動しまくり、返って、パンがいつのまにか焼き上がっていたり、ウタマロクリーナーがうちの床に合わずふけばふくほどべたつきや汚れを生み出す結果になっていたのをセスキを溶いたアルカリ電解水で鬼のようにふきまくるなどした。おかげで湿度が居座っているにもかかわらず、床が猛烈にさっぱりしている。ザマアミロ。先延ばしにはこういう反作用もある。先延ばし案件がなければ、きっと一週間後もおかしいなあと思いながらウタマロにウタマロを重ねていただろう。

数日前の晴れた日には、ベッド周りのファブリックを茶色から紺色に変えて、寝室が夏仕様になるなどした。これも先延ばしの反作用だ。先延ばしにはこういう側面がある。肝心のやるべき核の部分は置き去りにされたままだが。そしてほったらしていることによるあせりがすごいことになっているが。どうして私はこうなのか・・・あ、いや、今日は完璧じゃなくてもいいのだった。事実、ほんの少しでも着手したのだ。すごい。ほんの少ししか進まなかったのじゃない。ほんの少し進んだのだ。すごい。すごいぞ、私。

ところで、先延ばしは英語でProcrastinationという。プロクラスティネーションとプリデスティネーションって似てないですか? 似てないですか、そうですか。

プリデスティネーションはイーサン・ホークのタイムパラドックス系SF映画。これもかなりおもしろかった。昨日のSFベスト、10には入らなかったけど15位以内には入るかも。

ちなみにプリデスティネーション(Predestination)は、あらかじめ定められているもの、宿命、といった意味。

先延ばしを定められし者。

いやだそんなの。どんよりゴーアウェイ。グーグリ、グーグリ、グーグリ、ゴーアウェイ。あ、また違う映画が混じってしまった。これ以上御託を並べないうちに今日はもう寝よう。

・・・明日は終わらせます。おやすみなさい。

とほ

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