12時間と24時間で揺れている:アナログ人間の時間管理。

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問わず語り

 

人気の「揺れる」シリーズ。

人気は嘘です。すみません。

今回は、12時間24時間で揺れている。なんの話かというと、手書き時計の話であり、時間管理の話である。

 

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手書きから離れられない。

まず断っておくと、わたしはアナログ人間である。時間管理はすべてデジタルでやってます、アプリ使いこなしてます(きり)、と言えたらかっこいいけれど、ちっこい箱(スマホ)にちみちみメモしたことはだいたい忘れてしまうし、少なくともその日やることについては朝、手書きで紙に落とさないと体が反応してくれない。

その手書きで紙に落とすという簡単な作業さえしない日もある。予定のない日、あるいは急ぎ仕事のない日、やる気のない日は、その朝十数分の作業さえ怠ける。そういう日はだいたいだれた日になる。とくにおふとぅんが愛しい季節になってからやばい。そういう日が週に何日あるかは企業秘密にしておくけれど、そういう風にだめだめになるのがわかっているからこそ、紙に落とす行為が必要なのだ。なので今から書くのは、朝から比較的動ける日の話である。

前置きが長くなった。

12時間計か24時関計か。

12時間と24時間で揺れているのは、その手書きメモに書く、アナログ時計についてである。

このように、アナログ時計でないと時間配分がいまいちわからないために、コピー用紙の裏面使用済みのA4の紙の束を半分に切ってクリップで止めたものの上半分に時計を書いてだいたいのスケジュールで割り、下にその日のメインのやることを書く。

思いっきり手書きしかもちっこいので見づらいところは勘弁していただくとして、左が午前と午後で2まるにわけた12時間時計、右が1日を1まるで示した24時間時計である。

で、私が今までずっと書いてきたのは左の12時間時計。でも2つ丸を書くとなにげに場所とるし、午前(左)から午後(右)に移行する時に2つの輪をワープすることになるので、12時をまたぐ用事を書き込む必要がある場合に毎回地味にじれったさを感じていた。それで、今年になって、それを解消できかつスペースも省略できる24時間時計に、思い切って変えてみた。

でも、採用して気づく。どうにも目が慣れない。12時間を2回まわす時計を何十年も見つめ続けてきたせいか、どうしても違和感がある。ゆえにすっと入ってこない。これでは意味がない。ええい12時間時計に戻そう。うん、やっぱり楽。見やすい。なんといっても12時間時計のメリットは、余白がたくさんあるので1つの用事が目に入りやすいこと。しかし再び、でもなあ……となる。1つの丸に1日のスケジュールをかけた方が収まりはいいんだよなあ。慣れの問題だろうか、ずっと書いていたら24時間時計にも慣れてくるのかしら、よしじゃあやっぱり24時間で……というのを繰り返している。今。なので、決着はついていない。

To Doリストは何個まで?

ちなみに、メモの下半分に書く、その日のTo Doは3つにしている。1、2、3と番号をふってあるのがそれである。

1日にやることを6つにしぼることで集中力を高めるアイビー・リー・メソッド(Ivy Lee Method)というのを本で読んで、採用してみたことがあるけれど、6つは私には多すぎて、頭がちりちりするのでやめた。

私には3つくらいがちょうどいい。オープニング、サブメイン、メインの題してオーケストラコンサート形式だ。

オーケストラコンサート形式?

メインが最も重要なタスク、サブメインがつぎに重要なタスク、オープニングが比較的短めなタスク。オープニングは省いて、ダブルメインでもいい。ただオープニングを入れた方が、コンサートタスクに集中しやすくなるというメリットもある。

あとは気分で、あるいは余力しだいで、アンコールを1曲なり2曲なり3曲なりやってもいい。メモの下部にちっちゃく「・XXXX」と書いてあるのがそれである。郵便を出しに行くとか、銀行に行くとか、ゴミを出すとか、今日こそは布団カバーを交換するとか、そういうやつ。

まあでも、無理はしない。まずはサブメインとメインができれば上出来だ。オープニングとメインでもいい。最悪メインだけでも許す。休演にならなかっただけよしとすることにしている。

あと断っておくと、上のスケジュールに書いてあるリストはあくまで例である。現実に似せているけれど、似て非なるものである。1の[仕]とは仕事、3のnoteはnote(※)、2の[べ]は、はて、なんだったか、勉強か。弁当作りかもしれないし、ベルマーク集めかもしれない。好きに取っていただいてかまわない。

縦割りか横割りか。

揺れの話をするつもりが、単にだめな私のルーティンを曝してきただけという気もするけれど、まあいい。

ちなみに、スケジュール帳もまだ紙に手書きが必要で、何年もずっと無印のものを使っている。月曜始まりで、週の時間割が縦割りのもの。でもひそかに表紙のビニール質がずっと気に入ってなくて、先日12月開始の来年のスケジュール帳を選びに行った際に、表紙の赤と素材にひかれて、時間割が横割りのものを買ってきてしまった。でもさっそく使いづらい。縦にしとけばよかったと早くも後悔している。

12時間と24時間以外にも、揺れは続く。

とほ

※この文章は、noteからの移行記事です。

 

 

 

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