神話に出会う:下関発、中国地方トライアングルの旅。

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神話の旅

2017年の初夏は1ヶ月ほど実家に帰省していた。主な理由は以下の記事の通り。

実家でリモートワーク実験。
コロナ禍の今年はもちろん除くが、年に1~2ヶ月旅する生活をかれこれ7年続けてきた。 以前の記事で、旅中に1...

そのあいだ旅はしていなかったのかというと、していた。後か不幸か(や、幸だしありがたいことなんだけど)仕事の依頼が途絶えることなく、下手すると仕事の記憶のみで終わりそうだったので、そこはフリーランスのよいところ、それではせっかく1ヶ月もいるのにつまらないとあえて隙間を作り、下関から行ける場所に短期旅行に出かけることにした。

その一つがずっと気になっていた出雲大社。

下関って不思議というか、山口県の中でも西の端っこ、中国地方に属しているとはいえ、地理的には九州が近い。なんなら海の下を歩いて行けるくらい近い。ゆえに、というか、これは離れて久しい私の中で育った感覚なのかもしれないけれど、あと多分大学時代4年間を福岡で過ごしたのも無関係ではないだろうけれど、心情的な近さも九州寄りなところがある。あなたはこのクラスの一員なんですからみんなと仲良くしましょう、と先生に言われても、そら仲良くしたいのは山々だけど、他のクラスメイトとは妙に席が離れてるし、なんか遠いんだよなあ、仲いい友達は隣のクラスにいるし、なんで私あっちのクラスじゃなかったんだろ、という感覚。あれ、なんだろ、なにか悲しい話に。

ともかく。

それでも仲良くしたい子はいた。出雲くんと厳島さん。特に出雲くんのことは前からずっと狙っていた。だけど、私が引っ越してしまってからはわざわざ関東の辺鄙地から行くのも実家下関から行くのもどちらも微妙~に遠く、遠くから憧れる存在のままになっていた。厳島さんとは遠い過去に一度話したことがありこちらは私は勝手に友達のようなつもりでいたけれど、あれからずいぶんたつしまたお近づきになりたかった。クラスの比喩から離れようかキミ。

そういうわけで、相変わらず長い前置きもこれくらいにして、下関から島根県出雲にある出雲大社と広島県宮島にある厳島神社の両方を一度に訪れる旅プランを立てた。

それが、下関発出雲大社&厳島神社二泊三日トライアングル旅

下関駅→出雲市駅:山陰鈍行&特急スーパーおき、海側[左]死守で6h
出雲市駅前→広島市バスセンター:高速バスみこと号で3h
広島市内(原爆ドーム前)→宮島口:路面電車で50分強
宮島口→岩国(錦帯橋):
山陽本線で1h弱
岩国→下関:山陽本線で4h

なぜトライアングルかは画伯の絵をご覧いただければ。

雑で申し訳ない。googleマップを貼り付けようと思ったけどできなかったので突貫工事的に書いた。し、実際の地図では微妙に三角形ではないのだけど、三点を結ぶ旅ということで私の中では立派なトライアングルということになっている。

とここまでひっぱっておいて申し訳ないのだけど、地図書きで時間を費やしてしまったので(え、この絵で?)、続きは明日ということにさせてください。

とほ

p.s.
絵の中のなにやら消したあとは気にしないように。

p.s.2
あと、中国地方五人衆の中で鳥取や岡山とも仲良くしたい気持ちは全然あったんだけれど、同じクラスというより廊下で会ったら会釈する違う学年の人という感じだった。むしろ新鮮な気持ちでまだ行ったことない砂丘に行きたいし、一度だけ行った倉敷含めて岡山もしっかり行きたい。国内はどうも薄くて、行ったことない場所ばかりなんですよね。もったいないね。

 

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