話がふかい男

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欧州旅

雑談です。

そういうわけで おなかをすかせてスカラについた私たち。

加えて、前日2時起きだったため睡眠不足でもありました。

私はそれでもむりくり1時間半は寝たけど、マメ子はやることあって寝てなかったんじゃなかったかな。

そんなこんなで、島初日は、お昼食べて、ホテル周辺を軽くチェックしたら、あとはゆっくりしようと話してました。

で、ホテルソフィアに到着。

こわもてだけど親切そうなだみごえのおじいちゃんが部屋に案内してくれました。

おじいちゃんは、ジョルジュと名乗り、部屋の設備などをていねいに説明してくれたあと、言いました。

「なんでもきいてくれていいからね。そのためにぼくはいるんだから」

「ええと、地図はありますか?」

「地図かい」

ジョルジュはいいました。

「あるよ」

「助かります」

「だけど、まずは地図に頼らずに歩いてみるのがいいんじゃないかい」

なるほど。

「それと、どこかおいしいギリシャ料理のお店知りませんか」

「もちろん知ってるよ」

ジョルジュはいくつかお店を紹介してくれました。一番おすすめの店を聞き、行き方を聞くと、

「ここをて右に・・・、次に右に・・・そうしたら大通りに・・・教会があるから、そこを左に・・・」

ていねいに説明してくれました。

「大通りまでは近いんですね」

「すぐだよ! 教会が目印だ。教会まではここでて右に・・・」

「スーパーとATMもありますか」

「あるよ!なんでもそろってるよ」

「ありがとう、じゃあ今から行ってみます」

「ジョルジュの紹介だって言うんだよ!店の人間は友達だから」

ジョルジュは、なにしろここが初めての私たちのため、もう一度最初から行き方をゆっくり、ていねいに説明してくれました。

「ありがとう、教会を左、ですね」

ジョルジュはもう一度、ホテルを出るところから説明してくれました。

「じゃあそろそろ私たち」

「まって、お店のつづりは・・・」

紙はあるかい、というので差し出すと、ギリシャ語と英語でレストラン名を書いてくれました。

「ありがとう。おなかぺこぺこ~」

「そうだね、早く行きなさい。今日は疲れてるだろうからね。ランチを食べたらゆっくりしなさい」

「じゃあ行」

「いいかい、ここを出て右に・・・次また右に・・・」

 

 

たのむジョルジュ。

行かせてくれ。

 

 

タイトル訂正します。

話がふかながい男

 

 

地図は結局最後までもらえませんでした。

 

 

やっとありつけた;;ムサカ。おいしかった。