映画『PK ピーケイ』ロケ地、続きです。
挿入歌「Love is a Waste of Time」の場所をまとめてみました。
と、その前に。
PK公開にともない、こんな僻地ブログにもお越しくださる方がいて、ほんにありがとうございますなのですが、そんな中で何度か、「PK、赤い食べ物、何」みたいな検索ワードが散見されましたのでちょいと言及しますと、あれはおそらくパーンと呼ばれる噛み煙草です。
インドを旅していると、道端で葉っぱを並べて、スパイスをふりかけて売っているのを見かけます。しばらく噛んでいると赤い汁が出てくるのでそれを吐き出すか飲み込むかします。PKの唇が赤かったのはこの汁のせいかと。
この赤い汁、オートリキシャのおっちゃんらもよく、車外に向かってぴゅいぴゅいっとやってまして、それも結構ないきおいでお出しになるので、ちょうど通りかかってしまうと、
ずざざああっ!!
と飛びすさるはめになったりもするのですが ←盛ってます
このように所かまわずぴゅいぴゅい吐くために、町中いたるところにこの赤がこびりついていて見目はけしてよろしくなく(というか一瞬びびる)、一応社会的に問題視はされているのか、駅の待合室などで「構内が汚くなるから吐かんどってね、ぼくらクリーン隊がきれいにしますけどマナーは守ろうね」的なCMが流れていたります。
PKもぴゅいぴゅいやってたのかしらん?
というあたりはスルーするとして、わたし自身は試したことないので
味覚も作用も知らないのですが、Wikipediaなどによりますと、食後の口内リフレッシュだとか、タバコに似た作用があるとか、向精神作用があるとか。
ともかく、なぜ噛んでいたのかというあたりも含めて見るとちょっとおもしろいかもしれませんね。酔っ払っていたかはともかく、もしかしたら、あれとかこれとかのストレスを紛らわしていたのかも!?
さて。雑談が長くなりました。
その1:大統領官邸あたり。
行ってないので、キャプチャだけ。
その2:フマユーン廟
ムガル帝国第2代皇帝フマユーンの墓廟(世界遺産)。
ラール・キラーやジャマー・マスジットと並んでここもデリー観光ではずせないイスラム建築の1つ。ラール・キラーが城塞ゆえか、そびえたつ壁に威圧感を感じるのに対し、こちらはタージマハルと似たドームのせいか、柔らかく優雅な印象があります。
昨年度から倍の値上がり。
駅からは離れているのでオートかサイクルリキシャで行くのが懸命。私は行きはニザムッデイン廟界隈にも寄りたかったのもあって歩き、帰りは駅までサイクルリキシャでした(30ルピー)。
その3:クトゥブ・ミナール(Qutb Minar)
ここも世界遺産に登録されているインド最古のミナレット(塔)とイスラム建築群。
ええと、行くには行ったのですが、PKが眺めている双眼鏡の場所には行ってません。ので、ロケ地として行ったというよりは、角度や遠近を変えて塔の写真を撮りまくり、ほぼ純粋に観光してました(汗)。
すごくないですか?この彫刻。
デリーでは、イスラム建築は、軽視されているという話も聞きますが、私自身も、ムガル帝国の建築物を始め、ものすっごく興味があるかといえば・・・正直なところ、興味があるのはヒンドゥ教ゆかりの場所の方だったりするのですが、それでも、実際にその場所を訪れると、イスラム建築の規模や精巧さ美しさに圧倒されてしまうところはあります。
はい。ロケ地と関係ない話でした。
ちなみに、手前の鉄柱は、高純度の鉄で太古の昔から錆びていないんだそう。オーパーツ? みなさん、周りをぐるぐる回っておられました。
ここも倍の値上げ。今年からデリーの主な観光地は、軒並み倍に値上げされた模様。ガイドを頼む場合はプラス200ルピー程度(非公式)。
デリー中心部からはやや離れているのでまずメトロイエローラインで最寄り駅まで行って、駅からも2km以上離れているのでオートで往復。乗り合いで行きは20ルピー、帰りは10ルピー。行きと帰りが違うのは、地元の人の金額が10と気づいたので。駅付近で一人乗り5ルピーでOK、と言ってくるオートは土産物屋などに連れていかれる可能性大なので避けましょう。(というか、普通は、こんなめんどくさい行き方せずに、タクシー1日チャーターしたり、ツアーに参加した方が楽で安全かと)
その4:Metro Walk
ショッピングモールだそう。ここも行ってません。。
その5:Adventure Island
背後の看板に書いてある通り。遊園地だそう。ここも行ってません。その4&5はネット情報。
その5:Kingdom of Dreams
クトゥブ・ミナールのさらに先、グルガオンにある本格的ボリウッド・ミュージカルなどが見られる総合エンターテインメント施設(説明は地球の歩き方参照)。ここも行ってないです。行ってみたかったんだけどな。時間切れ。
というわけで、めぐったのは、フマユーン廟とクトゥブ・ミナールのみでした。
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