星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 13日目:BGMはアラニス・モリセット。

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サンティアゴ巡礼

 

5月5日 晴れ(ようやく陽光あたたかく)

ブルゴスを7時に出発。
『星の旅人たち』で、バックパックを盗んだ少年とその父親に見送られて、また歩き始める4人。その公園と門を通り、次の場所へ。

映画の中ではちょうど、アラニスモリセットのThank Uが流れ始めるところ。

 

映画でも、ブルゴス以前と以後で雰囲気が変わる印象があるのだけど、実際わたしのカミーノも、なんとなくだけど、今日で13日目でほぼ三分の一が終わったからなのか、行程的にブルゴスでひとだんらくの感があるせいか、カミーノの第1ステージが終わり、第2ステージに入ったような気がしている。

今日は初めて馬カミーノを見た。巡礼証明書をもらうには、最後の100キロを徒歩で歩くことが条件だけど、実は馬でもよいらしい。そうそう、走りカミーノについて。あれから一度も追い抜かれることなく、うっすら気になっていたら、メヒコエンジェル(とドイツ人のバックパックアドバイス男ヤコブが呼ぶ)オスカルが、彼の名はミゲルで、プエンテ・ラ・レイナで走りカミーノを終えマドリッドに戻ってしまった、と教えてくれた。とすると、ビアナのカフェで見たのは幻だったのか。なんだー、ミゲルさん、どうせなら、サンティアゴまで追い抜き続けて欲しかったよ。

出発地:ブルゴス(7:00出発)
到着地:オルニージョス・デル・カミーノ(13:00到着)
歩行距離:20km

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの「フランス人の道」780km巡礼日誌。
「星の旅人たちと行くサンジャックへの道」とは、巡礼路を歩くきっかけとなった『星の旅人たち』と『サンジャックへの道』という2つの映画タイトルを合体させた旅タイトル。センスがよろしいとはいえないこの映画タイトル合体旅タイトルはブログ主が得意とするところらしいという噂(前科あり)。時に、星の旅人たち=ホシノ、サンジャックへの道=サンジャで略すことあり。なお、ロケ地巡りという性質を含む行程である以上、関連場所を通過する際に映画の内容に触れることがあります(ネタバレ宣言参照)。ラストにどんでん返しがあるタイプの映画ではないですが、ネタバレ過敏症の方は注意。