星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 24日目:『サンジャックへの道』ロケ地発見。

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サンティアゴ巡礼

 

5月16日 快晴

だんだん、x日目と書くたびに、脳内だだっこが、いやーんと小声でつぶやきはじめている。最後の100キロが歩けなかったら悔やんでも悔やみきれないので、このまま無事歩き続けられますように。

さてさて目で見つける『サンジャックへの道』ロケ地第二弾。三兄弟のだめ三男(コラ)がアルコールを求めてグループからはずれ、探しにきたガイドのギイに酔っ払っているところを発見される場所。アストルガから3つ目の小さな町エルガンソでした。入り口に十字架のある町に入ってすぐ目の前に現れるMeson COWBOYというバル。5キロ前の町でカフェコンレチェ休憩をしたばかりなので、この町ではベンチかどこかに座って軽く休むだけにしようと思っていたのだけど、目の前にロケ地発見となれば、入らないわけにはいかない。というわけでカフェアメリカーノを頼んでまた休憩。

店内には、店の名の通りカウボーイグッズらしきものが飾られていた。映画の中ではにぎわっていたけれど、わたしが考えていたように通り過ぎるペレグリーノが多いのか、店主の若干変わり者っぽいにおいを嗅ぎつけたのか、トイレを借りるために入った人を除き、わたしが休憩している間は中にだれもいなかった。

エルガンソを出たあとは、7キロ、4キロとのぼり続きの道を歩く。道中犬連れカミーノに会った。サンティアゴまで行くのだそう。

そうそう、テラディージョスからベルシアノスまでの道でお父ちゃんとはぐれてしまった韓国人のお母ちゃん(18日目の日記参照)とはレオンで再会し、無事会えたことを確認したのだけど(会った瞬間きゃーと抱きつかれ、お父ちゃんからはお礼の?チョコレートをいただいてしまった)、今日道中でみたら、あれだけ「こうやってお父ちゃんの手をぎゅっと握って一緒に歩かなきゃだめだよ」と示したのに、お母ちゃんもうんうんうなづいていたのに、またおいていかれたみたいで一人で歩いてた笑。夫婦カミーノあるある(なのか?)。

明日の峠越えに備えて、今日はがんばってのぼれるだけのぼっておこうと峠手前のフォンセバドンまで。明日は多分くだりの多い日。いやーん(大声)。

 

出発地:アストルガ(6:50出発)
到着地:フォンセバドン(14:50到着)
歩行距離:26.3km

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの「フランス人の道」780km巡礼日誌。
「星の旅人たちと行くサンジャックへの道」とは、巡礼路を歩くきっかけとなった『星の旅人たち』と『サンジャックへの道』という2つの映画タイトルを合体させた旅タイトル。センスがよろしいとはいえないこの映画タイトル合体旅タイトルはブログ主が得意とするところらしいという噂(前科あり)。時に、星の旅人たち=ホシノ、サンジャックへの道=サンジャで略すことあり。なお、ロケ地巡りという性質を含む行程である以上、関連場所を通過する際に映画の内容に触れることがあります(ネタバレ宣言参照)。ラストにどんでん返しがあるタイプの映画ではないですが、ネタバレ過敏症の方は注意。