5月31日の夜行バスでサンティアゴ・デ・コンポステーラからマドリッドへ。宿のチェックインまで時間がありすぎるため、早朝着いたその足で近郊のセゴビアに向かう。地下鉄モンクロア駅直結のバスターミナルから片道一時間(往復14.5€)。そのセゴビアで観光名所を見ることなくバスを乗り継ぎ、バルサインへ(片道1.34€)。
というのは、CB映画『THE PROMISE/君への誓い』のロケ地としてIMDbにのっていたから。カミーノ を終え通常形態のロケ地巡りに戻ったわけだけど、とはいえどのシーンかとか下調べもせず、imdbに地名がのっている、マドリッドから日帰りで行けるセゴビアの近くらしい、じゃあどんなところかいってみるか、というだけの動機。
だんだんロケ地巡りが雑になってきている気がする。もともとでは?という話もある。まあでも、そもそもブログタイトルが「映画を旅のいいわけに」なんだからいいんですよこれで合っているんですよ。←開き直ったよこの人。
で、そのバルサイン、終点までのっていたのはわたし一人だし、バスの運転手にも「何しに行くんだ」と聞かれた通り(聞かれても「ノセ(わかりません)」としか答えられなかったという)、馬が放牧されているほかは何もない場所だった。遠くの山に雪が残り川の流れる気持ちいい村ではあったけど、カミーノ中にやまほど見た風景。というわけで、うん、はい、了解です、と40分後にはバスにのってセゴビアに戻っていた。
その後、申し訳程度にセゴビアをぶらついたあと、ここも、うん、はい、了解です、で、マドリッドに戻った。
翌日は、ロンドン在住の友人とアトーチャ駅で待ち合わせて一泊二日でトレドへ。トレドも、経由して行きたいロケ地があり、じゃあせっかくだからトレドも観光に組み込みますか、というぐらいの動機。ロケ地については帰国後更新するとして、トレド、翌日雨が降っていたこともあり、二人で居心地のいいこじんまりとしたホテルで、どうする?、そろそろ出る?、もうちょっといよっか、などとチェックアウトぎりぎりまでだらだら過ごす。結局、2〜3時間旧市街をぶらつき、ホテルの人おすすめのバルでタパスを食べて、やはり、うん、はい、了解です、となりバスでマドリッドに戻った。
どうも観光、特に大都会近郊の日帰りもできる場所への観光意欲が大幅に減退している模様。もともとそのケはあるけど、カミーノ後であることも無関係ではない気がしている。あと、トレド一泊旅行は友人と久しぶりに会うことが最大の目的だったので、場所はどこでも良かったというのもあるしな。
マドリッドでは、ホステルにチェックイン後、ソル界隈で、ZARAやMANGOなどのスペイン発カジュアルファッションやかわいい雑貨類をみてまわった。
洋服については、到着した日に、やはり日本でも買えるブランドの店に直行し二着買っていたのだけど、ZARAあたりでもくたびれたカミーノTシャツの替えを買おうかなと思っていた。けど、人多すぎ、歩きすぎでぐったり。結局買わず。胃にもたれる量のチュロスを食べ、最後はサンミゲル広場でタパスをいくつか食べて終了。
翌日早朝、友人と別れ、アトーチャ駅から8時半発のアルメリア行き列車にのった。
現在、アルメリアからグラナダに移動してますがひとまずここまで。本当にただの旅記録ですな(汗。