キャンプ裏テーマ:ブラックロッジでドーナツパーティ。

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キャンプ

 

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盛りだくさんだった今回のキャンプ、実はもうひとつ隠れテーマがあった。それは『ツインピークスを極める』。

ツインピークスだなんてまたずいぶん前のドラマの話を、と思った人もいるかもしれない。何を隠そう、隠してないけど、わたくしピーカーであり、好きな監督はたくさんいるけれど、最も敬愛する監督がデヴィッド・リンチ御大なのである。この話をしだすと長くなるので割愛する。ともかくそうである。

ピーカーって?ブラックロッジって?という説明も割愛。そもそもツインピークスって?という方はこちらの動画をご覧ください。

 

まあぶっちゃけこの動画はDVDの宣伝なんで、お初な方が3分観てもまったくわからないとは思うけど、The Returnまでコンプリしているわたしでもツインピークスのなんたるかをわかっているとはいいがたいので、問題ありません(いばるな。

とにかくですね、ツインピークスには、上のサムネでも見える白黒ギザギザ柄(シェブロン柄)の床の、赤いカーテンに囲まれた部屋が出てくるわけです。


IndieWire

この部屋がある場所をブラックロッジといいます。もっとも対局としてホワイトロッジというのもあり、厳密にはこの赤い部屋は両ロッジの交差する場所の役目を果たしているというかいわばマルホランドドライブの青い小箱のような・・・・・・キミ、マニアックな話はこのくらいにしようか。

早い話が、キャンプで、ブラックロッジっぺい空間を演出して、そこでドーナツ食べたり、コーヒー飲んで親指立てたり、ダイアンにトランシーバーで報告したりしよう、と思いたったわけです。すべて説明は割愛です。

ここで、わたしの古株フェアリー(旧ブログ時代から使用している実在不明な徒歩ファンの尊称)さんたちなら、きみ、前もキャンプでやってなかった?と心の中でつっこんだかもしれない。その通り。百均で調達したシェブロン柄の布、ちょくちょく登場させております。


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とくに赤いテントを購入してからは、シェブロン柄と併せるだけで赤い部屋度合が高まった気がして自己満にひたるなどしていたけれど、この布を床にしきつめればさらにブラックロッジに近づくのでは?と思い、今回実行に移したしだい。

でもそれだけだとまだ物足りない、ピーカーを名乗るならもうちょっとそれらしいことしたい、しよう、となり、ツインピークスらしいことといったらドーナツとコーヒーに決まっているので、ドーナツ(ひとり)パーティを開催することにしたしだい。

ドーナツは、ダンキンドーナツとかティムホートンあたりがあればベストだったけれど、ないので、スターバックスとミスタードーナツで調達した。近場で調達できるドーナツがスタバとミスドしかなかったというのもあるけど、私、スタバのドーナツが普通に大好きなので。できれば今季の冬によく見かける3種類を全部そろえたかったけど、キャンプ前日の晩に2軒はしごして2種類しかゲットできなかったので、ミスドを追加したしだい。

だってほら、パーティーらしくするには一個じゃ味気ないじゃないですか。や、ミスドだって悪くないんですけど。

まあ極めるといっても、ダイアンに報告はしなかったし、

百均シェブロン布を6枚合わせてつくった即席床は波打っているし、

チェックイン当日の夜、荷物抱えて移動したりテントたてたりでくたくたの中撮影会を執り行ったあと、さあ食べましょうと淹れたコーヒーは派手にこぼすし、

おかげでDamn good coffee!と親指立てるのではなく、Damn!と親指を下に向けそうになるし、

舞台裏はこんな紙ぶくろほったらかしだし、

なにかと詰めが甘いわたしのやることはこんなものである。

それに、キャンプ飯もしっかり入っているお腹では、食べるのは1個が限界であり、4個買ったドーナツは当然あまった。

当然翌日も食べることになった。購入して2日目ともなると固くぼそつくため、フライパンでアルミに包んで温めたら、チョコが溶けてよくわからない物体になった。

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以上が、キャンプの裏テーマ『ツインピークスを極める』あらため『なんちゃってツインピークス』の概要でした。

***

ところで、このコースターは、渋谷にあるCAFE:MONOCHROMEカフェ:モノクローム)さんでいただいたもの。カフェ:モノクロームは、大のデヴィッド・リンチファンのオーナーさんがはじめられた、映画をコンセプトにしたカフェ。

CAFE:MONOCHROME カフェ:モノクローム
渋谷カフェ:モノクロームは、映画にこだわった隠れ家的カフェ。大スクリーンで映画を楽しみながらコーヒーやチェリーパイ、ワインなどを味わってください。

今はとくにデヴィッド・リンチ仕様ではないようだけど、数年前はツインピークス好きな人が集まったり、25年ぶりの続編『ツイン・ピークス The Return』関連のイベントが開催されたり、デヴィッド・リンチの他の映画とのコラボグッズが販売されたりしていた。



丸太おばさん、クーパー捜査官、そしてボブ!

私もカフェ利用のみだけど、二度ほど立ち寄らせていただいて、チェリーパイやドーナツを食べながら、感じのよいお店の方やピーカーさんや映画好きな方とおしゃべりさせていただいた。


ツインピークスといったら、本当はチェリーパイも欠かせない。


コロナ禍突入以降はオンラインショップで、
デヴィッドリンチコーヒーを購入させていただいたりしたな。


ファンの方が置いていかれたというダイアン報告用トランシーバー。
The Returnではまさかリアルダイアンに会えるとはおもわなかったよね。

もう言ってしまうけど、海外ロケ地巡りを何年も続けてきたけれど、最終地はアメリカにして、デヴィッドリンチ巡りでしめくくろうと思っていたのよね。今後北米方面の旅行は、少なくともロケ地巡りなんてほいほいできそうになるのはまだ先だろうけれど、いつか行きたい、ツインピークス。

 とほ

 

 

カイル・マクラクランのツイートに反応した結果、ご本人からリツイートされて有頂天になっているけれど、単にコーヒー罵倒しただけになっている東の国のファンに、やんわり間違いを指摘してくださっているのだということを、誰か過去のわたしに教えてあげてください(涙。