『ニューワールド(NW)』では、わりと強く、ここは行きたいという場所がありました。それも3か所。
星5つで表すとして、たとえばバットマン方面の平均は星2.5、前回のオクスフォードも星2.5、としたら、件の3か所は星4つ。
思い入れってなんでしょうかね。
CBが含まれていることは当然として、内容そのものであることもあるし、印象的なセリフの背景である時もあり。構図そのものが好きという時もあり。TDKRのような邪念系(?)もあり。
で、NWのその思い入れシーンってどこなんでしょうね。
前回のレッスンをおさらいしてみましょう。
ロルフさんの登場シーンは後半3分の2に集中(というか前半皆無)していたのでしたね。
しかもそのメイン舞台となるたばこ農園と英国のうち、農園はアメリカのバージニア州で撮られたのでしたね。
今回巡ってきたのはイギリスのみですので、とすると、シーンはかなり限定されてきます。
CB旅仲間さんでNW鑑賞済みかつロルフ萌えの方は、「はーん、あのあたりか」とあごをなでるか、もしくはすでに「わたしもわたしも」となってくださっているのではないかと妄想よろこびしつつすすめます。 どうもNWは焦らし進行になってしまうな。
候補地は2つ。
整然とした風景の中を、万物を見守る観察者がごとく悠然とそぞろ歩いている人物ひとり、の場面。その人はジョン・ロルフ…だったらどんなによかったか(ファンの戯言)。
こちらはロンドン郊外にあります、ハンプトンコート宮殿。
行き方:Notighill gate駅でDistrict線で終点Wimbledon駅へ。
そこからSouth West Trains(SWT)に乗り換えHampton court駅へ。
Water loo駅から直接SWTで行く手もありますが、私はCentral線Shepherds Bush駅に泊まっていたのと、交通費を考えて、地下鉄併用を選択しました。
地下鉄は結構混雑していたのですが、終点から2つ前の駅Southfields駅で人がいっせいに降車。なにかと思ったら、ウィンブルドン開催中でした。Southfields駅はその最寄駅。
実は車内アナウンスで「ウィンブルドン」と聞こえた気がしたのでつられて降りてしまったおばかさん若干1名。ホームの駅員さんに聞いたせいか、最初から言っていたのか、次の電車を待つ間、その駅員さんマイクで何度も「ここ終点ちゃうで、テニストーナメントの場所やで」を繰り返してました。ああ、はんぱ英語耳がうらめしい。
ま、そういうかわいらしいミスはありましたけども、その後は滞りなく、SWTに乗り換え、Hampton court駅へ。オイスターカードがここまで使えますが、カードを当てる改札機の場所が分かりづらかったので注意。
駅から宮殿の門まではテムズ河にかかる橋をわたりすぐ。入場料は£16。日本語のパンフレットとオーディオあります。ただ私のように順路まるむしでうろうろしたい場合は、オーディオ、途中でわけわかんないことになります。
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さて、話を戻しますと、思い入れの場所、ここじゃなかったんですね。このロケ地の主人公は万物を見守る観察者的立ち位置のあのお方。
とはいうものの、いちおうCB登場シーンもここで撮られてはいます。
主人公(違う)がお庭をそぞろ歩いている頃、ポカホンタス&ジョン・ロルフ夫妻は英国王と謁見していました。
白黒チェックの地面が特徴的なChapel Royalという部屋がその現場でした。でも写真はありません。この部屋だけ撮影禁止だったの(くー)。
むー、なんかさーーー、ニューワールドロケ地めぐりは、今回の旅の中で、なんというか、もっとももどかしい栗クエストでしたん。場所はあってるのに微妙に届かないことばかり。
じゃあ正解は?
まて次号。
以下は、クエスト中にここかなあ、ちがうみたいだけど、ここだといいなあ(涙)とわるあがきながら撮ってみた写真です。
ヒントになるかな?
■参考にしたサイト/ブログ
IMDb<The New World<Details<Film locations
Tripadvisor :Movie “The New World” – UK locations? (掲示板)
以下はその他のハンプトンコート写真。
おひまつぶしによかったら。