CBロケ地:ベルベット・ゴールドマイン5/Velvet Goldmine in Croydon

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ロケ地巡り, クリスチャン・ベール, Christian bale, film location クリスチャン・ベール

クリスチャン・ベールファンがお届けする『ベルベット・ゴールドマイン』ロケ地巡り。続きです。

シーン:  あれから10年。アーサーがヘラルド紙の記者になり、事件の真相を追うことになる1984年”ニューヨーク”。

10年後のアーサー(扮するCB)がまた好きでしょうがなく。という告白だけして先にすすみます。

撮影地はクロイドン(Croydon)。IMDbにもこの地名は載っていますが、Wellesley Roadであるとご指摘くださったのはわれらが救世主Gusさん

アーサー・スチュアートを探して2
続きです。ロケ地情報手薄に加え。本編を観たのは実はこの時点でまだ1回だけでした。それも去年の暮れ。その数日後に観ようとし...

 

ていうかクロイドンってどこ?

グーグルマップ君に聞いてみました。

「グレーターロンドンさ」

へー。

グレーターロンドンって?
ロンドンとちがうの?

ウィキペディアさんに聞いてみました。

「グレーター・ロンドン(Greater London)は、イングランドおよびイギリスの首都ロンドンにおける最高レベルの行政区画のこと。日本語では大ロンドンとも称されるの」

なるー。

ってわからないんですが。

などと独り問答しててもしょうがないのでちゃっちゃっと地図を見ましたところ、クロイドンはロンドンの南部に位置する都市。

グレーターロンドンというのはつまりロンドン中心地を始めクロイドン他周辺都市を含む広域の区画。日本でいうなら首都圏とかそんな感じ? 知りませんでした(無知)。

ともかくそう遠くはないようで、よかった。

行き方を調べたところ、トラムリンク(路面電車)がウィンブルドン駅から出ていました。

※画像はウィキペディア「トラムリンク」

Transport for London (トラムリンクスケジュール)

というわけで再びウィンブルドン駅へ。

地下鉄駅の一番端のホームから出ているNew Addington行きに乗り換え。トラムリンクもオイスターカード使用できます。

上記路線図でいうとグリーンのライン(3)の環状線になっている部分、
West Croydon(17駅目)を経て2つ目のWellesley Road(19駅目)で下車。

Visited Croydon as a film location of "Velvet Goldmine"

さてと。持ち時間は約2時間。

わかっているのはWellesley Roadということだけ。
そんなに長い通りではなさそうだけど。
見つけたい場所は、それはもう、あるのだけど。

Visited Croydon as a film location of "Velvet Goldmine"

Visited Croydon as a film location of "Velvet Goldmine"

Visited Croydon as a film location of "Velvet Goldmine"

 

このクロイドンという町。

トラムリンクの乗客や降りて少し歩いてみた雰囲気が、ロンドン中心部とは少しちがうように思いました。庶民的というか生活圏というか、はっきり言えば、気を引き締め度をややアップした方がいいな、という印象。ただ、あくまで微細に。ここが異国である私からしたらアップするにこしたことはないかな、という程度。

移民が多い印象も受けました。イコール治安が悪いという話ではないのですが。

私が前日まで宿泊していた宿のあったShepherd’s Bush駅界隈は、アラブ系移民の多い街で、ファラフェル屋、ケバブ屋、ゴージャス下着屋、香辛料&野菜のマーケットなどがホステルまでの道のりに軒をつらね、前回の旅で中東も思い入れのある場所となった身としてはなつかしく、毎日行き来するのが楽しかったのですが、クロイドンは、アラブ系、アジア系、アフリカ系‥‥‥もっと人種が入り混じっている感じがしました。

あとでちょっと調べてみたのですが移民局があるとか。

治安の話は人それぞれの水準や捉え方があり、微調整せずに話すとすれちがってしまう話題のひとつだと思うのでここではさらっと流したいところですが、

基本、その文化圏の人間ではないし一介の旅行者である自分が、垣間見ただけのものの背景に関して断定することはできないし、しないというスタンスでいます。

が同時に、自分がその場で感じた雰囲気は侮らないようにもしてます。どんなに慣れていっても、仮に治安がよいといわれる場所であっても。そこに身を置いているのは自分ですし。なにより根がびびりなもので。

妄想の可能性もあります。まあまず妄想に終わります。それはそれでよしで、だからそこは安全だと断定する気もなく。

なんだかめんどくさい話になってきました。すみません。

 

繰り返しますが、ここではそこまでの危険を察知していたわけでは全然ないのですが。というより誤解を与える前に言うとなにもなかったのですが。

センサーの作動によりやや体をギチっとさせつつ探索開始。

ipodでの画像確認や撮影のためカメラを出すのもささっと、こそっと、ひなたでね。

そのひなたがまたさあ。

イギリスといえば雨となかよしなことで有名な国。天候のいい季節に行ったとはいえ、その後も幾度となく現地の人から「unusual(今年はヘン)」という言葉を聞くことになるほど晴天が続くことになるのですが。この日もまあいいお天気で。

明るすぎて画面が見えんのだよキミ。

時間もないのだよキミ。

勘のするどい方はもしかして気づいてらっしゃるでしょうか。

あぶないからーとか、
あかるいからーとか、
みじかいからーとか、

この人、さっきから言い訳を用意しようとしてます。

ビルの窓や道の形状など、なんとなく惜しい風景はあったんですけど。

見つからないままタイムアップ。残念。

帰りは、ウィンブルドン行きに乗り換えせずに戻れるため、East Croydon駅まで歩くことにしました。

駅のある通りに向かいかけ、そうだ遠景だけでも撮っとこう、とふと思い立ちました。

収穫なしだったけど。とりあえずこれでよしとすることにしよう。

そうして撮った写真の中に。

 

“1984年ニューヨーク”として登場する都市にそっくりな構図。

この映画のかけらがそこにありました。

 

ロケ地余談:
最後の写真には他のロケ地も含まれていることがあとでわかりました。小さいですが写真の左手、青い煙突っぽいものがあるあたり。アーサーが真相をデスクに伝えるためかけおりていく坂は多分そこ。柵の色は映画では赤でしたが、青に変わってます。Whitegift CentreまたはSainsburyが目印。ていうかSainsbury、着いてまっさきに向かったんですけど(涙。
まったく関係ない余談:
帰り、ウィンブルドン駅について。列車から降りて地下鉄駅のホームに向かったのですがふと帽子を持っていないことに気づきました。ぎゃーあれお気に入りなのに~、とだめもとでまだ停まっていたトラムに飛び乗ると、座っていた席の向かいの手すりに帽子が。おちていたのを誰かがかけててくれたようです。もーいい国やん~イギリス~;;

 

2025年5月追記:各シーンとロケ地の対比として初公開当時に掲載していた映画の場面のスクリーンショットは現在すべて撤去しています。シーンの説明などできる範囲で補足していますが、忘れていることも多く十分ではないです。そのため、わかりにくい点もあるかと思いますがご了承ください。

■参考にしたサイト/ブログ

IMDb<Velvet Goldmine<Details<Film locations

Harlean’s Heyday (Blog by girl from Helsinki)

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