いえ、アッバス・キエロスタミではありません。
フェデリコ・フェリーニでもありません。
クストリッツアです。
エミール・クストリッツア監督作品とゆかりの地を巡る旅 in セルビア2016。
クライマックスは、監督自身が企画し建てたという映画村、その名もクステンドルフ(Kustendorf)。
ロケ地巡りをしたいと思い立ち、調べ始めて早々にこの映画村の存在を知ったことが、セルビア行きの決め手となりました。
地理的には、『ライフ・イズ・ミラクル』の舞台であるシャルガン山岳鉄道の始発駅モクラゴラのすぐ近く、丘を登ったドルヴェングラード(Drvengrad)という一帯にあります。
さっき、旅のクライマックスといいましたけど、それに見合う施設であったかといえば、
それはもう、写真からも伝わると思いますが、片田舎のテーマパークレベル。←言っちゃった。
教会みて、ものすごーくゆっくり撮影に使われたという車や謎の拷問オブジェみて、通りや広場につけられた他の映画監督や俳優や英雄や偉人の名前を片っ端から撮って、お土産屋冷やかして、ランチかデザートあるいは両方食べて、3時間ってところでしょうか。
注:ランチ&デザートで2時間
「ぶっちゃけしょぼい」という表現はこういう時に使うしかないのだろうな。←こら!こら!こら!
といいながら・・・
といいながら、まだとってきたセミ写真が残っているので、その2に続きます。
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そうそう、行き方などは、こちらの旅行記を参考にさせていただきました。
http://4travel.jp/travelogue/10712813
写真付きで丁寧に素敵に説明してくださっているので、雰囲気はこちらを読んだ方が数倍よく伝わると思う。
一応私の経路とバス料金などはこれ。←ぶっちゃけしょぼい
あと、旅視点で自分が気づいたことを挙げるなら、1泊~数泊する予定であれば、以下を心にとめおいてください。
ATMは2016年夏時点ではありませんでした。
クステンドルフからモクラゴラ駅方面にくだる舗装されていない山道があるのですが、そこを降りて駅をすぎた先のふもとの舗装道路を右に15~20分の小さいスーパーにあるといわれたATMは故障中でした。
しょうがないので、最後は、170円程度のブランデー一杯にもカードで支払ってました。ということで、まあ、カードは使えるんですけど。
スナックや水を売る売店はなく、レストランにしか置いてなくて、それも瓶のボトル0.75リットル220RSD。部屋の冷蔵庫にバーもついてるけれど、値段は日本の昔のホテルなみ。
商店などで買えば2リットル50~60RSD。先ほどのATM故障していた店で結局買いましたが、映画村は何しろ山の上にあるし距離もあるので、何度も往復は結構たいへん。なので行かれる方、飲み物は十分用意を。
監督、チェ・ゲバラ好きなんだなーというポイントも各所に。