『テネット』前の予習として『インセプション』のIMAX版を観てきました。
複数回みていますが、劇場でみるのは初めて。いやー興奮しました。IMAXはやっぱりいいな。4DXよりIMAXの方が入り込めるかも。4DX体験はまだ『マトリックス』と『ダークナイト』の2回ですが、なんか笑っちゃうのよね。お、おう、とか、ここで動きますか、とか、いや、その風いる?とかね。
初公開時は長旅中だったので、初めて観たのは、実家で家族と。旅から帰ってはじめてみたDVDだったんじゃないかな。
冒頭で「お父さん、これ吹き替え!字幕に戻して」「ちゃんとやっとる」「日本語になってるってば、貸してリモコン!」みたいなやりとりをし、吹き替えでもなんでもなく渡辺謙が本当に日本語を話している、と判明して、ごめーんてへぺろ、という展開があったんだよな、なんて思い出しながら今日も観始めたら、見覚えのない劇場の銃撃戦から始まって、え、こんな始まりだったっけ全然覚えてない、けど、やっぱりめちゃめちゃおもしろい!いきなり吐きそうにおもしろい!と興奮したら、まさかのテネットの予告だったという。言ってよ先に。
「吐きそうにおもしろい」は、おもしろかったことを表す最上位語として、わたしがたまに使ってしまう表現ですが、インセプション初見時にも発動させました。ノーラン作品では『プレステージ』でも使ったことがあります。ノーラン以外では昨年インド映画『盲目のメロディ』で使いました。どうでもいい情報ですね。
インセプション、なにげに、パリでロケ地巡りもしています。鏡張りのあそこやカフェ。
イームスを迎えに行ったモンバサとして撮影されたモロッコのタンジェにも行ったのだけど、リサーチ不足で違うカフェに行っていたのでブログでは記事にしなかったんですよね。ただ、ほっそい路地をコブが体くねくねしながら抜け出した広場がグランソッコ(Grand Socco)なのはわかったな。
関連リンク:インド映画『エージェント・ヴィノッド』のロケ地 in タンジェ
ノーランは、監督作品は『フォロウィング』から一応コンプリしてます。クリストファーノーランねえ、と涼しげな顔でいいたいけど、映画関連ではほとんど本を買わない私がこそっとユリイカの特集を買ったりしていますし、この人の映画にエンターティンメントの底力を感じてしまっているので、今後も涼しげな顔はできないと思います。いわゆる思索系SFも嫌いじゃないので『インターステラー』も大好物です。
何がいいたいかというと、『テネット』が吐きそうなほど楽しみです、という話でした。
とほ