『アラビアのロレンス』のロケ地 in セビージャ

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ロケ地-欧州

 

 

『アラビアのロレンス』
原題:Lawrence of Arabia
監督:デヴィッド・リーン
出演:ピーター・オトゥール、オマー・シャリフ他
日本公開:1963年2月(完全版1995年2月)

あらすじ:割愛。

 

シーン:レモネードを2つ頼む。大きなグラスで。

場所:スペイン広場/Plaza de Espana in セビージャ

Visited a film location of Lawrence of Arabia in Sevilla, Spain.
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Visited a film location of Lawrence of Arabia in Sevilla, Spain.
Visited a film location of Lawrence of Arabia in Sevilla, Spain.
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奇襲作戦に成功しアカバを陥落させたあと、アラブ人少年の部下を連れ、カイロの英軍司令部が駐留するホテルに戻り、そこのバーで少年にレモネードをふるまうシーン。

内部は別の場所で撮られたようですが、ロレンスと少年がトラックで到着し中に入るまでのシーンが、セビージャの中心部から南側にあるスペイン広場で撮られました。その他、将軍たちが歩きながらロレンスについて話す回廊などもここ。

半円形のレンガ作りの建物、噴水や水路にかかるアーチ状の橋、美しく連なるムデハル様式のタイルのベンチ、一定間隔で演奏されるフラメンコなどなど、なんともインスタ映えしそうな風景満載の場所でした。

スターウォーズ エピソード1&2』、『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』もここで撮られたのだそう。

Visited a film location of Lawrence of Arabia in Sevilla, Spain.
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Visited a film location of Lawrence of Arabia in Sevilla, Spain.
Visited a film location of Lawrence of Arabia in Sevilla, Spain.
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その他のアラビアのロレンスロケ地リスト。
せっかく調べたので備忘録をかねて。
間違いがあればわかった時点で訂正します。

スペイン:
セビージャ―ホテル アルフォンソ XIII
(カイロの将校クラブの中庭、レモネードシーンの内部の建物?)
セビージャ―マリア・ルイサ公園、Casino近く(ダマスカスの会議場)
セビージャ―マリア・ルイサ公園、アメリカ広場(エルサレムの建物)
セビージャ―ピラトの家(ロレンス、アレンビー将軍に会う)
セビージャ―アルカサル(シーン不明)
アルメリア近郊―CarbonerasのPlaya del Algarrobico(アカバ侵攻シーン)
アルメリア近郊―Cabo de GataのGenovese海岸(列車爆破シーン)
アルメリア近郊―タベルナス砂漠(オアシスのシーン?)
アルメリア中心部―Nicolas Salmeron公園(ダマスカスとカイロとして

モロッコ:
ワルザザート&アイトベンハッドゥ

ヨルダン:
ワディラム―El Jafr(ラクダでガシム救出シーン )

イギリス:
割愛(why?)

 

以下、参考にした主なサイト:

IMDb

movie-locations.com_Lawrence-Of-Arabia

Huffpost, 8 Amazing Places Made Famous by Lawrence of Arabia

ちなみにセビージャには3日滞在しましたが、スペイン広場以外の写真がないのはそういうことです。行っていないのである汗。いちおうスペイン広場の隣のマリアルイサ公園はぶらつきましたが、アメリカ広場にはいきつかず、アルカサル宮殿は、グラナダでアルハンブラ宮殿に行ったからいいやあ、と入り口の写真だけ1枚ぱちり。




『アラビアのロレンス』を観たのは旅行に行く少し前でした。一度はみておきたいと思いながら長さがネックで長年放置していたのですが、旅先としてモロッコに行くことを決めたあとで、そこで撮影があったことは知っていたため、じゃあ行く前に観てみようか、と。なので、観賞動機は最初にデスティネーションありき。

それでも映画としてピンとこなければスルーもありだったのですけど、あなた、やはり名作は名作でした。数日間、各シーンを頭の中で反芻するほどには持っていかれ、めでたく行きたいロケ地リスト入りしまして、
したのですけど、
別映画のロケ地として行くことにしたアルメリアでなんとアカバ侵攻のシーンが撮られたという、これはなんとしても行かねば!と拳を握っておきながら、諸事情によりあっさり敗退、というのが前回までのあらすじ(?)。

その他のロケ地についても、全然行く気はあったんですけど、現地に到着し、ふたをあけてみると、意外に場所が見つけづらかったり、ていうか範囲広すぎてわがんね、だったり、滞在時間が足りなくてあきらめたり、でもそれ半分は下調べ不足のせいだったり、謎の旅倦怠感がサンバのリズムにのって怒涛のごとく押し寄せていたりで、

まあ、その、なんだ汗、

いつかリベンジします。かな。モチベーションが続いていたらね。

映画について。

語り尽くされてるだろうけど、それでも言わずにいられないほど、何度も脳内によみがえるほどには、最初の蜃気楼のシーンはインパクトあったなあ。そのあとのアリの存在感を思うとよけい。オマー・シャリフ・・・(Love。

それと、後半のロレンスの苦悩もはずせない要素なんでしょうけど、私はやはり前半の、ロレンスがアラビアの懐に深く入りこんでいくまで、特にガシム救出からアカバ侵攻までが映画的な高揚が得られて好きでしたねえ。

あと、ロレンスが(というかピーター・オトゥールが)意外にかわいい、というのも新鮮な発見でした。

最初に音楽にぞくぞくし、次に砂漠の奥行きにみとれ、その後はひたすら画面に見入り、気づいたら一気に3時間半、でした。