英語力低下防止作戦の一環として最近よく聴いているLuke’s English Podcast。
その最新エピソードが、16パーソナリティ性格診断テストの話でした。
873. Luke takes the MBTI Personality Test
最初、MBTIパーソナリティテスト?となったのですが、先日私も友人に勧められて受けてみたばかりの16パーソナリティ性格診断テストのことだとわかりました(※)。
16パーソナリティ性格診断テストとは
オンラインで無料で受けられるので、知っている人、やったことがある人も多いのではないでしょうか。
簡単に説明すると、性格に関する多くの質問のひとつひとつに「同意する」から「同意しない」まで7つの段階のどれかを選んでいくことで、最終的に16つの性格タイプのどれに相当するかを判定するテストです。
「知っている人、やったことがある人も多いのではないでしょうか」なんて書いたけど、私も、インドまで遊びに来てくれた友人とさまざまなことをしゃべくり倒している中で「そういう性格診断テストがあってね」と出てきた時に「うーん聞いたことがあるようなないような」という反応でした。で、「やってみて」「うんじゃあまあ」という流れでその場でやってみたのでした。
私の結果と感想
結果は『仲介者』。ちなみに日本人で一番多いらしいです。
『仲介者』がどういう性格かが気になる方はサイトで読んでいただくとして、それを読んだ私の感想は、あれ?これ知ってる?でした。そういえば絵柄も見覚えある…。
それもそのはず、過去に受けたことがあったようで。Evernoteから結果が出てきました。保存してたんかい。一度目は2015年12月。ずいぶん前です。でもつまり、その時も今回も結果は同じだったということ。
二度同じということはわりと信憑性あるということかしら?
まあ確かにあたってる気もする、実際他の15キャラを見渡しても自分これじゃね?というのは特にないし。でも釈然としないとこもある、XXや〇〇ってところははなはだ疑問だし。ていうか、ていうか、人様の作った枠に閉じ込められんのなんかいや、うん、この中にはない!以上!とかなんとか、そんな感じでした。めっさ揺れとるやないか。
だし、結果を保存してるということは、うん、これ、俺だ、と思った部分もあったからでは。そこんとこどうなのよ、過去の自分。
お、おう…。
ルークの結果と感想
を書くとネタバレになるので、ここでは書きません。←おい
全体の流れとしては、
発端は、視聴者からこのテストを受けてみてほしいとリクエストがあり(その視聴者は「ルークは『主人公』タイプじゃないかと思う」と 😳 )、他の視聴者からも何度かリクエストがあったし、心理や性格に関する表現を説明するのにもよいから適していると思ったので取り上げることにしたよう。
で、冒頭で16パーソナリティ診断とは何かにふれたあとに、実際にひとつひとつの質問に答えていきながら、その答えを選んだ理由について説明し、ボキャブラリーについても触れ、最終的に結果とテストそのものについてルーク自身の考えを話すという流れ。
ちなみにルークもこのテストを複数回受けたことがあるようです。結果は同じだったんでしょうか、違ったんでしょうか。
エピソードの中では性格特性、行動、考え方、感情、心理テストに出てくる表現などが豊富に出てきますし、このテストを受けたことがある方で英語に関心がある方は聴いてみると面白いかもしれません。
キーワードの対訳。
とりあえずはキーワードを対訳にしたので置いておきます。というか、本当は、せっかく対訳にしたからそれをあげたいだけの記事なのだった。
②外交型(E)Extroversion
③感覚型(S)Sensing
④直観型(N)Intuitive
⑤論理型(T)Thinking
⑥感情型(F)Feeling
⑦判断型(J)Judging
⑧知覚型(P)Perceiving
性格タイプ Personalities
①建築家 Architect (INTJ)
②論理学者 Logician (INTP)
③指揮官 Commander (ENTJ)
④討論者 Debater (ENTP)
⑤提唱者 Advocate (INFJ)
⑥仲介者 Mediator (INFP)
⑦主人公 Protagonist (ENFJ)
⑧運動家 Campaigner (ENFP)
⑨管理者 Logistician (ISTJ)
⑩擁護者 Defender (ISFJ)
⑪幹部 Executive (ESTJ)
⑫領事 Consul (ESFJ)
⑬巨匠 Virtuoso (ISTP)
⑭冒険家 Adventurer (ISFP)
⑮起業家 Entrepreneur (ESTP)
⑯エンターテイナー Entertainer (ESFP)
Reliability 信頼性
Validity 妥当性
Bias 偏り
Independence 独立性
Conflict of interest 利害の対立
Barnum effect バーナム効果
キーワードを見れば、ルークの考えはだいたい推測できるかと。信頼性、妥当性、偏り、利害の対立(利益相反)、このあたりは研究論文でよく見かける語句です。
つか、バーナム効果というワードが出た時点で、この手のものは「ほんとそれ」でしかないですし、でも人は自分を知りたい欲があってついついこういうテストに手を出しちゃう生き物なのであり、いざ結果がでると「あたってるぅー」となったり逆に自ら受けたくせに「ひとさまが決めた枠になどはまってたまるかてやんでい」と抵抗したりするこれ本能なんであり、人とはそういう生き物、これでいいのだバカボンボン、と乱暴にまとめたところで終わります。