去る年末年始はスリランカで過ごしました。
観光はほとんどしていないのですが、それでもダンブッラを拠点に二ヶ所ほど行ってきたので、写真メインでそのレポートを。
1月1日。元旦。
世界遺産シーギリヤロックは過去に行ったので、今回は穴場として人気らしい、シーギリヤロックの正面にあるピドゥランガラロック(Pidurangala Rock)に登ってみることにしました。
路線バスで約40分。100スリランカルピー(2024年1月時点)。
まず説明すると、ダンブッラはスリランカ中央部に位置する小さな町。ここにも世界遺産の石窟寺院など有名な名所がありますが、シギリヤやキャンディなど各方面の名所に行くのに便利なので、旅ではここを拠点にする人も多いと思います。
そのダンブッラの中心は時計台のあるあたり。
シーギリヤ方面に行くバスの停留所は〇印のあたりです。バスだまりがあるのでわかります。
シーギリヤ行きのバスの番号は忘れました、かたじけない。シーギリヤ?と聞いて教えてもらったバスに乗り込みました。30分間隔くらいでわりと頻繁に出ています。ちゃんとした時刻表があるのかは謎。人がある程度集まったら出発した感じでした。
なお、maps.meを使っている方は、上記✖印をしているサブジマーケット方面の長距離バススタンドには、行かないよう注意してください。シーギリヤ&ポロンナルワ行きと地図に書いてありますが、そこからは出てなかったです。
ダンブッラのバス乗り場については、以下のサイトで乗り場の画像と地図付きで丁寧にわかりやすく説明してくださっているので、行かれる方はそちらを参考にしたほうがよいかも。
到着後、シーギリヤロックの入口まで歩き、そこからピドゥランガラロックまでトゥクトゥクで400スリランカルピー。多分もうちょっと安く行けた。
途中、シーギリヤロックが見えるスポットで止まってもらって写真撮影。そうこうするうちにピドゥランガラロックの登山口に到着。
ピドゥランガラロック、正式な名称は「ピドゥランガラ寺院」で、もともとは岩山自体が神聖な場所。肌を露出した恰好では入山できず、私の前にいた西洋人の男女が上着を着るように促されていました。
この時期のスリランカは雨期で、前日、つまり大みそかは大雨。この日も朝は雨が降っていて、入場料を払った時も雨脚が少し強くなっていたのですが、登り始めてしばらくするとやんできました。よかった。
山の中腹にある涅槃像。
ここまでの道もなかなかの勾配でしたが、ここからはザ・岩登りの様相。下ってきてちょうどここで交差した人々が、この先がちょいとたいへんだからね、と口々に。その言葉通り、最後はなかなか、なかなかなかなかハードでした。
でもそこをクリアした先には絶景が。
雨に濡れるシーギリヤロック。
曇天なのが残念ではありますが、それもまた一興。
縁起はよいはず。なんせ1月1日だし。←根拠なし。の上に初日の出でもなし。
しばらく岩の舞台で登山の疲れを癒しつつ足を投げ出して、シーギリヤロックを眺めていたのですが、どうも後方にも奥行きがあるとわかり、ぐるっとまわってみることにしました。
チェンナイにあるクリシュナのバターボールみたい。
後方に長い岩山。
動画も作ってみたのでよかったら。
360度さえぎるもののない高所で、強い風の音が全般にわたり入っていたので音量を半分にしました。
ついてきたワンコがかわいかったな。スリランカは犬も優しい。猿も優し
い…と書きたかったけど、岩場に置きっぱなしでどこかに行った人のリュックがかっさらわれ、取り返そうとした心優しき人(持ち主じゃない)が威嚇されてました。頂上のお猿には注意。
帰りは歩いてシーギリヤのバス停まで。帰る道すがら、孔雀もいました。
シーギリヤからダンブッラへは、再びバスで戻りました。