下関のフォトジェニックなカフェ3選

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故郷下関ネタ

 

下関帰省中に行ってよかったカフェを三つご紹介します。

よかったの定義は、コーヒーがおいしいゆっくりできるフォトジェニックの三点。

 

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海を一望できるカフェ、TO THE BLUE COFFEE&DINER

1件目は、国道191号線の海岸沿いにあるTo The Blue Coffee&Diner。今年オープンした新しいカフェ。

ここの売りはまず、なんといっても晴れた日には穏やかな海が一望できること。

でもそれだけじゃない、

2階にあがり、木の温もりを感じる扉を開けると、

コンクリート打ちっぱなしの壁とヴィンテージウッド調の家具の組み合わせがなんとも素敵な店内が迎えてくれます。落ち着いた色合いと広い空間。みるからに居心地よさそう。


海を眺めたかったので、砂浜に面した大きな窓のあるカウンター席に腰掛け、グラスの水を何度も撮るなどしながら、オーダーしたものを待ちます。

飲み物はバナナジュース、コーヒーを頼み、いちごのタルトを妹と半分個。

タルトだけなぜか出てくるのにすごく時間がかかったので、コーヒーと一緒に出していただけるとありがたかったかな。でも、コーヒーのサービスを申し出てくださったり(お礼をいって辞退しました)、窓際で時間帯的にまぶしく暑くなってきたのに気づいてブラインドを下げてくださったり、スタッフの皆さんの感じはよかったです。

新鮮ないちごとチョコレートクリームのタルト、たいへんおいしゅうございました。

TO THE BLUE COFFEE&DINER
住所:山口県下関市福江545-1
アクセス:車または福江駅出口から徒歩約8分
営業時間:11:00〜19:00
定休日:不定(店舗にご確認下さい)
Instagram:@to_theblue

6つのお店のスイーツが楽しめる複合カフェ、Alley

2件目は、 国道191号線沿い、綾羅木/安岡地区にある複合カフェ、Alley。ここも2022年11月にオープンと比較的新しめ。

このカフェの魅力は、6つのお店が提供するさまざまなスイーツを楽しめるところ。

昨年オープンしたての頃に一度来たことがあって、その時は、コーヒーと合わせていちごやまるごとみかんのフルーツサンドを頼みました。値段を見ずに買って、お会計で、あら結構するのね、となりましたが😅、めちゃめちゃおいしかったのでよし。

 

白を貴重とした明るい店内で、天井も高く、開放感があります。

 

細長いオープンキッチンの向こうでは、スタッフの人がスイーツやコーヒーを準備している様子が見られます。他のお客さんが頼んだフレンチトーストを作っているのが見えて、それもすごくそそられたのですが、今回は食べたいものがあったのでぐっとがまん。

お会計をすませたあと、できあがるまで待ちます。

テイクアウトもできるし、1階の他に2階にもイートインスペースがあります。

1階も座席の間隔がゆったりしていて、落ち着いてお茶できますが、2階もかなり広く、人目を気にせず、いくらでも長居して読書や勉強や作業もできそうな雰囲気。行きやすい場所に、こういうカフェがあるのすごく助かる。

そうこうするうちにわたしが頼んだものができあがりました。

妹におすすめされていたシュガークレープ。

え、シュガークレープ?シュガークレープってクレープの中で一番簡素なやつでしょ?というなかれ(だれもいってない。

ここのシュガークレープはね、折りたたまれた生地の表面はカリッと、中はもちっと、噛むとじゅわっと甘い蜜が口に広がり、なんというかすごいジューシーなんです。

たとえるならバターたっぷりで表面を焼き上げたねっとり系の焼き芋。例えにイマイチ自信ないですが、つまりはそれくらいの密度。カロリーも多分すごい。けど、ぺろりと食べられちゃう。ああ、思い出したらまた食べたくなってきた。

個人的には、クリーム系スイーツよりコーヒーに合うと感じました。

 

ここをプロデュースしているのは、いたのは?、東京は清澄白河にあった『HAGAN ORGANIC COFFEE(ヘイガンオーガニックコーヒー)』というオーガニックコーヒーの店だそうで、でも調べたところ閉業となっていたため、現在は違うかもしれません。

清澄白河といえば、コーヒー豆を求めて散策した話。

 

Alley
住所:山口県下関市富任町1-6-5
アクセス: JR山陰本線安岡駅または梶栗郷台地駅から徒歩約9~10分
営業時間:10:00~18:00、土曜10:00~21:00
定休日:不定(店舗にご確認下さい)
Instagram:@alley_coffeeandmore

 

 

焙煎施設が備わった本格派、DEAR ROAST Roastery&Cafe

3件目は、長安線沿いの青山通りにある2023年にオープンしたDEAR ROAST Roastery & Cafe。

実はここは、別のカフェに行こうとしていてそこが閉まっていて残念がりながら帰ろうとした時に車の中から目にとまり、通り過ぎたのをぐるっとまわって戻ってきて入った店。

こんなところにこんなお店が?(だって基本何もない長安線沿いw)と驚くくらい洗練された雰囲気で、え、今のカフェだよね?カフェで合ってるよね?とかなんとかいいながら、戻ったんでした。

で、結論からいうと、コーヒーそのものが好きなら、ダントツでここ。

私たちが入った時は、バリスタらしい青年がひとりカウンターの中にいて、カウンターの外に座った常連さんらしい男性と話をしているところでした。

でも、パリのカフェのようにオープンエアになっているせいか、多分車の中であ!という顔をしながら通りすぎた私達に気がついていて、入るとすぐに感じよく応対してくれ、私達のコーヒーの好みをひとりひとりきいて、淹れてくれました。

酸味バカの私はエチオピア系のコーヒー。

 


バスクチーズケーキもおいしかった。

なんといってもここは、自家焙煎の施設も完備されていて、ガラス張りの焙煎スペースがカフェスペースから見えるのがナイス。

聞けば、ゆめシティ内にある真っ白な色調のカフェDEAR ROASTの姉妹店だそう。

夜はバーにもなるようで、内装がシックなのも納得。

そんなしゅっとした雰囲気ながら、昼間は地元のコミュニティの催しが行われることもあるようで、洗練された空間でありながら地域に根ざしたカフェという印象を持ちました。

と紹介記事にしておきながらあれですが、実はこのお店、記事にするにあたり調べたところ、7月から一時休業中のようです。

「より良いコーヒーと空間を皆様にお届けできるよう体制と技術を強化して、2024年秋に再オープン予定です」とのことなので閉店ではないようですが、コンセプト変わったりしないかな。せっかくよいお店を見つけたと思ったのに~~。

DEAR ROAST Roastery&Cafe
住所: 山口県下関市田倉678 青山通り1F
Instagram: @dearroast

そうなのよ……涙

下関、実は、ここにあげたお店以外にも素敵なカフェが多い街なんです。

コーヒー好きかつお出かけ好きの母&妹が、頼まなくても毎回ほくほくいそいそといろいろなカフェにつれていってくれるし、自分で探してもよさそうなカフェがGoogleマップ上やネットで見つかります。

んが!

長続きしないのだよ。涙。

帰省中に連れていってもらって、あるいは自分で発掘して行って、すごく気に入って次帰ったらまた行こうと楽しみにしていても、「ねえねえこのまえ行ったXX」「ああ、あそこね、もうない」ということがよーくあるんです。

開業閉店のサイクルが早い。そのへん地方都市の難しさなのかもしれないけれど。だから「いつもの」といえる長く続いているカフェは(喫茶も食事処も)貴重。でも長く続いているところでも、店主の方が体調を壊されて跡を継ぐ人がいなくて店じまいとか。せつない。

多分次の帰省は来年になるだろうので、ここに紹介したお店もそれまでぶじ持続/復活していてほしいです。