秋なので、昨日の好きな曲流れでもうひとつ、秋っぽい曲を。
肌寒い季節になると必ず聞きたくなる曲。セネガル出身のフランスのシンガーソングライター、テテ(Tété)のA la faveur de l’automne。
そういえば昨日のケレン・アンも、知りたいフランスの曲があって探していた時に出会ったシンガーソングライターだったので、わたしの中ではフランスの人という認識なんだけれど、実際はイスラエル出身で、拠点はフランスとニューヨーク。だから英語の歌も多い。
話をテテに戻し。ケレン・アンは自力で探したけど、テテは、2011年に3ヶ月パリに滞在していた時に二ヶ月だけ通っていたフランス語学校のクラスで教えてもらった。授業の一貫でMVが流されて、めっちゃ秋やんと。めっちゃいいやんと。
少し寒そうな空気の中、枯れ葉の落ちたバス停でバスを待つ人々みたいな、つまりはわかりやすいMVともいえるのだけど、歌詞も今みるととくに深いわけではないのだけど(こら)、そもそもタイトルが秋の空気をさあ味わってくれといっているような曲。メランコリックでメロディアスだし、それでなくても当時はフランス語の雰囲気だけでごはん3杯食べられる人だったので、ネットで探してヘビロテするようになった。その後アルバムも買ったけどヘビロテはこの一曲だけに終わった(わかりやすいのはキミや)。
アルバムは、SpotifyやAmazonプライム (unlimited)でも聞けます。授業で使われたくらいだし、フランスでは定番なんだろう、か、今ではジュリアン・ドレ始め、いろんな人がカバーしている。
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秋が好きだ。季節の中で一番好き。でも最近は秋ってあるの?というくらい、存在薄いですよね。昔は誕生月の9月も秋だと思っていた。でも今は夏の続きというか第二雨季というか。長雨と台風の季節。悲しい。わたしの9月が。
10月に入ればようやく秋の匂いを感じ始めるけれど、夏と冬のつなぎ目のようにどっちつかずの寒暖をくりかえしている間に冬になっている感じ。悲しい。まあ冬も好きだからいいんだけど。
ちなみに、今日はこれにしようと昨日のうちに決めていたので書いたけれど、陽気が戻った日だったし、全然秋っぽくなかった。気温がこうもころころ変わると着る服と同じで記事にも影響するので、天気の神様はそこのところよく考えていただきたい。
とほ