新大陸発見ロマン。

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旅語り

スペインからモロッコへの旅で海路を使ったという昨日の話から、さらに連想ゲーム。

今日はとくに暇な日だったわけでもないのに、アルヘシラスという港町の名前もだけど、ジブラルタル海峡という名前がまたロマンを感じるよなあ、というところから、

ジブラルタルだけじゃないな、海峡名にはロマン感じる名前が多いのだよな、マゼランでしょ、ボスポラスでしょ、ドーバーにマラッカ・・・というところから、

海峡名だけじゃない海洋名もだ、太平洋、大西洋、インド洋はもとより、アドリア海、イオニア海、バルト海、地中海、紅海、エーゲ海・・・ときて、

だいたい大陸名もユーラシアってダントツでロマンだし、島だし国だけどマダガスカルにもロマン感じるし、喜望峰ってなんだよロマンにもほどがある・・・

などと気づいたらロマン挙げ祭りの様相を呈していたのでした。

そうしてさらに妄想は大航海時代へ。

世界中のしょぼいといわれている観光地の中でも自分には響いた場所ってあって、そのひとつがポルトガルの首都リスボンのベレン地区にある「発見のモニュメント」。

“テージョ川岬に立つ一大モニュメント。ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路へ旅立った際の船出の地として知られ、1960年にエンリケ航海王子の没後500年を記念して建てられた。” JTBの紹介ページより引用

15世紀初頭からの大航海時代の幕を切った重要人物エンリケ航海王子を筆頭に、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマ、喜望峰を発見したバーソロミュー・ディアスなど、大航海時代に新大陸発見に携わった人たちがテージョ川岬に向かうコンパスのようにも見える白い石碑にずらりと並んでいる。

新大陸発見/到達の偉業をなした探検家は、発見された大陸側からは原住民の殺戮者であったり文化の破壊者であったりという面も持つためにやみくもに称えるのはいろいろとあれではあるのだけれど、それでも、大海原をみはるかす野望に勝手にシンクロしてみると、やはりぞくぞくする興奮はある。大陸発見したことないですけど。

そんな、なんてことないいつもの地味な1日だったのに、大陸やら海洋やら歴史と、やたら広大、悠久、普遍なものにロマンを感じる1日だったのでした。もしかして旅熱がいい加減高まっているのかしらん。

あなたがロマンを感じる名前やものはなんですか?

とほ

p.s.
今では探検家というと、自分の中でまっさきにくるのはマルコポーロでもコロンブスでもなく、ヴァスコ・ダ・ガマなんですよね。インドの地理やら歴史やら貿易やら食文化やらを調べているとちょくちょく出てくるもので。ぬう、またしてもインドのしわざだよ。※ヴァスコ・ダ・ガマは、1498年に南インドのカリカッタ(現ケララ州)に到達。全部で3回来て、1524年にコーチンで没したそう。インド好きだったのかな。