若輩ソロキャンパーによる今回のキャンプまとめ。
スタイル:
徒歩ソロキャンプ。
車を持っていないので、電車やバスを乗り継いで行けるところに限られる。荷物が重くなりがちなのが悩み。<荷造り→重量のある荷物を持って移動→テントを建てる>、この一連の行動で毎回初日は筋肉痛に悩まされて夜はよく眠れないのですけど、わたしだけなんですかね・・・。←普段からしてるわけじゃないのと要領悪いののダブルパンチと思われる。
目的:
1.積ん読解消。→ソロキャンプを始めた動機。
2.焚き火。 →寒い時期のお楽しみ。
3.新しいテントを買ったので試したかった♪→後述
サイト:
今回は、山梨県にある西湖自由キャンプ場というところにしました。
[行き方]
河口湖までは省略。都内含む首都圏各地域から長距離バスが出ている。
河口湖駅からは西湖を周遊するグリーンバスで十二岳登山入り口下車3分。乗車時間は1時間前後。本来は桑留尾という最寄りバス停に停まる路線バスもあるらしいのだけど、新型コロナ以降、本数が減って午後遅めの1日1本程度しかないようだったので、遠回りだけど周遊バスを利用した。河口湖駅前発の周遊バスは2020年11月時点で10:10、12:10、14:10の3本。
[サイトの印象]
景色!富士山は見えないけれど、時間帯によって変わっていく湖畔の景色がなんともよかった。あと静かなのもよかった。チェックイン時に受付のおばちゃまにわりと厳し目に注意事項を言われるけれど、その分マナーのしっかりした人が多い印象だった。でもこれは平日だからかも。土日はもっと騒がしいのかもしれない。平日を狙ってまた行きたい。
天気/気温:
富士五湖周辺が寒いことは一応覚悟はしていたものの、初日は、日が暮れて以降はしっかりものすごく寒かった。翌日調べると氷点下越えしていたよう。隣でカヌー教室していたお兄さんが氷点下8度と言っていたように聞こえたけどきっと1度の聞き間違いだと思う。実際自分が調べたのもそれくらだった。
テントには霜がびっしり降りていてその日がチェックアウトの人は温度が上がり溶けてびしょびしょになったテントの水滴の処理が大変そうだった。ただ、この日が一番寒く、他の日は初日ほどじゃなかった。気温が低いと早朝の湖に水蒸気がたち、なんとも幻想的。寝やすい気温だった4日目は水蒸気はなく、静かな水面の湖畔という風情だった。
テント詳細:
Hiby3。昨年から欲しくてAmazonで眺めていたテント。レッドがずっと品切れだったのだけど、プライムセールで激安になっていたので右手が勝手にぽちっとしていた。今年は3~4月に一度キャンプに行きたいと思っていたらああいうことになり、いざおこもり時期が明けたら明けたで世間のキャンプ熱が本格化したようで、チェックしていた人気サイトが3ヶ月先までずっと予約いっぱい、今年は他にも気にかかっていることがありそれがすむまでキャンプに気持ちが向かなかったりもあって、今年はもういいかと半分あきらめていたけど、買ったからには使わなきゃ、と。西湖自由キャンプ場も一度行ってみたい場所だったしね。
[よかったところ:前室!前室!前室!]
前室付きはやっぱりいい。今まで使っていたGeertopはスカート付きで室内も広く必要十分なテントだったけど、前室のスペースが少ししかなく、日差しを遮ったり長時間過ごすにはタープがやはり必要だった。でも徒歩ソロキャンパーとしては荷物は減らしたい。Hiby3は自立式な上に余裕のある前室がある!雨の日でもジッパーを閉じて過ごせる。今回使ってみて実際、この前室が非常に快適だった。
[惜しいところ:冬はつらい]
晩秋&標高ありということである程度は覚悟してのぞんだのだけど、内幕がメッシュはやはり厳しかった^^;。ネットで見た手作り即席スカートをつけてみるなどしました。
防寒について:
まあでも、そうは言ったけど、寒さは意外にしのげるもんだなと。わたしのシュラフは快適温度4℃、限界温度-1℃が謳い文句のモンベルのダウンハガー800#3で、身動きのしやすさと、女性用の外側トルコブルー&内側赤の色が気に入ってるけど、これだけでは0度前後は絶対的に寒い。でもこのシュラフに加え、エアマットの下に銀マット、ホカロン2枚(特に足元は必須)+重ね着、さらに上から大判ストールをかけ、その上に銀のぺらぺらのエマージェンシーシートと、これでもかというくらいに重ねれば全然いける。ただ、氷点下前後だと手はかじかんで長時間出していられないし、出ている顔面も冷たいので、快適かというとまた別だけど。
寒い時期に、快適テント生活をしたいならやっぱり車でストーブなどの暖房器具を持参するとか、電源サイトを選ぶとかした方がいいんだろうな。でも、冬はともかく晩秋は、日中であれば、全然工夫しだいで快適に過ごせる。アウトドアで、時々まわりを眺めてはコーヒーわかしたりしながら読書するのは、やはりなんともいえずよいのですよねえ。
積ん読解消読書以外にしたこと:
1.毎日焚き火。夕方になると、いそいそと木を切り、いそいそと火をつけ、ごはんを作ったりぼんやり火を見つめたりした。
2.西湖いやしの里根場に歩いて行った。周遊バスでキャンプ場に向かう途中にあり、茅葺屋根が目を引いた。キャンプ場からの距離を調べたら40分弱の距離だったので、3日目に散歩がてらぶらぶらと行ってみることにした。昭和41年の土砂災害で失われた集落を再生した場所なのだそうで、「古き良き日本」が味わえる意外に見応えのある場所だった。最初は曇っていたけれど途中から晴れ、いやしの里からの富士山といい西湖に映る富士山といい、なんとも和の情緒あふれる風景が見られたので満足。
3.日帰り温泉施設いずみの湯。水曜の定休日に加え、木曜も休みだったので(今年だけ?)、金曜日まで待たなきゃなんなかったけど、温まった。キャンプ場のすぐ近くに温泉があるのはやはり助かる~。
そんなところかな。こうやって見返すと、しのげるとかいいながら、寒い話しかしてない気が(笑)。
とほ