『ライフ・オブ・パイ/虎と漂流した227日』。
そのロケ地かつ舞台であるポンディチェリ。南インドはチェンナイの下に位置する元フランス植民地。ゆえに、カフェやフレンチコロニアルの建築物があったりと、インドの他の場所とはまた一線を画する雰囲気を持つ町。
当時の旅日記はこちら: 普通のインド旅日記 後編
この町がフレンチコロニーであったことがパイの名の由来にも3つの宗教をわたりあるく経緯にも関連しており、その3つの宗教や動物園経営を通したリベラルな父親の教育などを経て形成されていったパイの独特な人生観や宗教観が、この物語のメインパートであるその後の大海原での出来事に対する行動や決断につながっているわけで・・・・・・
などと遠い目をしていたら終わりませんので進めます。
その前にポンディシェリという土地の名称について。Puducherryは2006年に名称がPondicherryから変更され、その経緯もあってか日本語の表記もポンディシェリやらプドゥーチェリーやら一定ません。が個人的にポンディチェリが呼びよいので以下それで通します。
と、そんなどうでもいい前置きもこれくらいにして進めます。
舞台1:動物園
インド生活部分が長いバージョンの英語版トレイラー。最初の30秒が出港前までになります。
本編ではオープニングクレジットの動物園(上記予告編では14秒頃)。
ポンデイチェリのはずれにある植物園で撮られました。位置は記事末尾の地図でご確認ください。
ウィキペディアには、リー監督の故郷、台湾・台北市の動物園と書かれていますが冒頭のシーンについてはポンディチェリでございます。ウィキにはポンディチェリで撮影されたのは「主人公が通う学校のシーン」としか書かれておりませんが、いやいや、他にも撮られてますから!
と言い放ちはしましたが、映画と一致する場所で見つけられたのは1枚目の緑の塔だけ(汗)。
舞台2:教会
続きましてもう一か所。
お茶農園を営む親せきを家族で訪ねた休暇中にパイがキリスト教に出会った教会。
茶畑はケララ州のMunnarで撮影したようですが、教会の内部はポンディチェリにあるHoly Rosary教会だそう。
というネットで得た情報をもとに行ってみたのですが中に入れなかったので、確信はもてず。
位置は植物園がA、Holy Rosary教会はEの方向へ。
この地図内の移動は、身軽であれば徒歩で全然勝負できますが教会は、Eの地点からさらに往復2時間弱くらいかかったかな、車通りの多い道だし、リキシャで行く方が無難かもしれません。
ひとまず続く、です。
参考にしたサイト:
Filmapia
thegurdian
他
そんなところに行くもの好きはあなたくらいですよ。

