カミーノ旅出発前編:はじめに「軽い手荷物の旅」問題があった。

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サンティアゴ巡礼

 

困った。今の時点で荷物が11kgを越えている。目標は9kg以内、最悪10kgのつもりだったのに。このままだと確実に飲み水を含めて12kgのコース。困った。何かを減らさなければならない。せめて10kg台にしたい。でも何を減らそう。減らすものもうないよ。ここ数ヵ月、重量のことを最優先に考えて注意深く必要品を揃えてきたんだから。

どうも。トホです。

「軽い手荷物の旅」は、好きな作家トーベ・ヤンソンの短編の題名ですが、わたしは常日頃からこの軽い手荷物の旅を実践している

とは、はなはだ言いがたいタイプです。

荷物は多いタイプです。押忍。

いえね。

仕事の形態がフリーランスですので基本自宅での仕事ですが、カフェで、とかもあったりするわけです。そのへんあまり大声で話すの好きじゃないですけど、実際すごくあったりするわけです。

なので、仕事や仕事以外の書物をしにラップトップ抱えて移動するため、ずっしりしたリュックでうろうろしていること、多いです。

カフェは、おしゃれかどうかより、長居できそうなどうか、という目でしかみていないかもしれません。なおかつコーヒーもおいしければうれしいけれど。あと背面が壁かどうかもだいじ。過去にはコワーキングスペースも利用したし、最近ではネットカフェにもついに手をだしました。

いいね、ネットカフェ。集中できる。WiFiは自分の使うから問題ないし。

あ、といっても、昨年自宅を購入し、書斎的なものをDIYしたのを機に最近は仕事は家でが定着していますが。それ以外で、ファーストギア的集中力を要するものはやっぱりカフェいっちゃうね。

・・・一体なんの話をしてるんだ。

そう、荷物ですよ。

旅中も、1年を超える長旅ではいわゆるバックパッカーでしたが、バックパックは常に15kg以上、それにサブバッグに、貴重品とPCと一眼レフを入れて5kg。

旅の終わり頃にはさらにもう一つかばんを抱え、出会った人から「行商のおばさんみたい」という失敬な言葉をいただいたこともあります。(だれに失敬かというともちろん行商のおばさんに、です)

最近の1ヵ月やそこらの旅ではバックパックではなくコロコロを選択することが多いですが、背負わなくていい分、とくに移動が少ない旅になると途端に、「念の為」と称して荷物が増える。ひとつところに長居する時は半分生活をしにいく気持ちになるため、日頃使っているものをついあれもこれも荷物につめてしまうのであるよ。

がしかしですね。

今回の旅はそんなこといってられない。軽い荷物であることが必須。だって毎日20~25キロ歩くんですからあなた。それをしないと自分がきつい。身体的にきつい。

きついのはいやだ。

なので、めずらしく必要品リストは最小限の精鋭部隊、この数ヵ月は、購入する必要があるものでも重量を最優先に選択する日々であったのです。であったのに。

なぜ11kgを越えている。

まあ幾つか、おまえか、おまえだな・・・という存在もちらほらはしているのですよ。それをあきらめるか、あきらめずにきつさを選ぶか。

次はその取捨選択について書こうと思います。ちなみに現時点で決着はついておりません。

続く。

 

やーでも12kgはないなー。真剣に減らさなきゃ・・・