星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 0日目

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サンティアゴ巡礼

 

4月22日 快晴

パリの友人宅に2日滞在したあと、友人が作ってくれたお弁当とおやつを持って、モンパルナス9:52発TGVに乗り込む。バイヨンヌを経由して(13:47着、14:52発)、時間通りサンジャンピエドポー15:50着・・・と書きたかったけど、実際はバイヨンヌからバスに乗り換え16時30分にサンジャン着。どうもこの区間は、一時的なのかずっとなのか、閉鎖されているようだった。見た感じは昨日今日の閉鎖ではなさそうだったので、列車の券が発券されたのが逆に謎。パリから列車でサンジャンへは、星の旅人たちの主人公と同じ到着方法で、できれば同じようにサンジャン駅に列車でおりたちたかったけれどしょうがない。

同じバスに乗っていた人々はほぼ全員ピルグリムと思われるいでたちで、駅前にバスが到着し、わたしが周辺の写真を撮っている間に、あっという間にいなくなっていた。向かった先は巡礼事務所。 国も年齢もみるからにまちまちで、カップルや二、三人のグループも見受けられるもののソロの人々が多いせいか、この人々全員が、宗教上の動機、それ以外の動機、軽い動機、切実な動機により、よし、今年はサンティアゴ巡礼をしよう、フランス人の道をx月x日から歩こうと、世界各地で決意した瞬間があったというのが、そして今日ここに集っているというのが、なんだかおもしろい。

わたしもその後、巡礼事務所に直行し、クレデンシャルを発行してもらった。ピルグリムの印であるホタテ貝も同事務所で幾ばくかの寄付金にてゲット。

その後すぐ近くのGite Makilaにチェックイン。Booking.comで1ヶ月前の予約。男女混合ドミトリー、だけど実質女性のみの四人部屋でカーテン付き。きれいなホステルで、公共のもっと安いアルベルゲもあったけれど今後ずっとアルベルゲ生活だろうので、初日はこぎれいさとプライバシーが確保できそうなところを選んだ。 季節的にまだ少し早めだからなのか、日曜だからなのか、サンジャンピエドポーは大にぎわいといった様相ではなくて、宿に物を置いて散策に出かけるとしばらくは同じように歩いている人もいたけれど、引けるのが早かったように思う。わたしもレストランで夕食を取ったあとは宿に戻り、シャワーを浴びたあとこれを書いている。

とまあ、本当にただの日記ですね汗。あと、普段ブログはですますを選択しているけれど、これは、だである、で行きます。日記はその方が書きやすいから。

明日は巡礼初日。ピレネー超え。

 

出発地:パリ
到着地:サンジャンピエドポー
歩行距離:0km

サンティアゴ・デ・コンポステーラまであと 780km

サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの「フランス人の道」780km巡礼日誌。
「星の旅人たちと行くサンジャックへの道」とは、巡礼路を歩くきっかけとなった『星の旅人たち』と『サンジャックへの道』という2つの映画タイトルを合体させた旅タイトル。このセンスがよろしいとはいえない映画タイトル合体旅タイトルはブログ主が得意とするところらしいという噂(前科あり)。時に、星の旅人たち=ホシノ、サンジャックへの道=サンジャで略すことあり。なお、ロケ地巡りという性質を含む行程である以上、関連場所を通過する際に映画の内容に触れることがあります(ネタバレ宣言参照)。ラストにどんでん返しがあるタイプの映画ではないですが、ネタバレ過敏症の方は注意。