星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 2日目:足が死んでいる。

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サンティアゴ巡礼

 

4月24日 快晴

足が引き続き死んでいる。慣れる気がしない。
ロンセスバージェスのアルベルゲを朝出た時は、寝る前に熱を持っていた足も疲れ切っていた体も、復活しており、人の体ってすごいな、とすっかりいい気分で、早朝の空気の中、牧場の牛の親子、ポニーや馬、合図にかけていく犬、干し草の匂い、小川のせせらぎ、タンポポ畑、鳥の声、木のなる音、目も耳も鼻も自然に注意を傾けていられたのに、半分の行程をすぎるとへろへろになるのは本当どうにかしてほしい(だれに)。今日の行程も峠越えがあり、昨日ほどの高低ではないのに今日の方が登り坂も下り坂もこたえた。

ただ、へろへろ前もへろへろ後も、今日は、短い時間ながら人とのおしゃべりあり。ひとりはドイツ人男性。多分学生。サンティアゴまで行くことと、日程がわたしとほぼ同じだった。頭をすっきりさせるためにきたとのこと。もうひとりは、カナリア諸島から来たスペイン人女性。60人の団体できていてパンプローナまでの数日間だけ歩くのだという。そういえば、昨日夕食時に話したアメリカ人の女の子も、今回は6日で、またいつか、といっていた。他にも誰かが話しているのを小耳にはさんだし、何日かにわけて、という人は思いのほか多いみたいだ。スペイン人女性も来年パンプローナから続きを歩くのだといっていた。あちら英語超片言、わたしスペイン語超片言なので、あっていればだけど。

今日の宿泊地はスビリ。公営のアルベルゲ。8€。二段ベッドの上段(写真撮り忘れた)。シャワーを浴び、洗濯をすませ、また巡礼者メニューの早めのごはんをカフェですませた。これをアップしたら、足の爪切りとマッサージをします(足から気持ちが離れていない)。

今日は途中でスマホのバッテリーが切れたため写真1枚。

追記
Erro峠に、2002年に亡くなった日本人巡礼者の墓碑があった。ご冥福をお祈りします。

 

出発地:ロンセスバージェス
到着地:スビリ
歩行距離: 20.5km

サンティアゴ・デ・コンポステーラまであと xxkm
 ↑*ちょっとこれ、なしにします。ぐだぐたですみません

サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの「フランス人の道」780km巡礼日誌。
「星の旅人たちと行くサンジャックへの道」とは、巡礼路を歩くきっかけとなった『星の旅人たち』と『サンジャックへの道』という2つの映画タイトルを合体させた旅タイトル。このセンスがよろしいとはいえない映画タイトル合体旅タイトルはブログ主が得意とするところらしいという噂(前科あり)。時に、星の旅人たち=ホシノ、サンジャックへの道=サンジャで略すことあり。なお、ロケ地巡りという性質を含む行程である以上、関連場所を通過する際に映画の内容に触れることがあります(ネタバレ宣言参照)。ラストにどんでん返しがあるタイプの映画ではないですが、ネタバレ過敏症の方は注意。