物語/本

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芋づるは正直。

今年の3月以降の変化で、積ん読をせっせと解消するよい機会だと思ったのに、意識がそちらに向くということは取りも直さず芋づる...
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短編集と知るとちょっとだけがっかりする。

興味を引かれて手にとりかけた本が短編集とわかると、ちょっとだけがっかりするところがある。 いや、読むのだ。短編も読...
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筆を折った作家のこと。

人に生涯の一冊と思わせるほどの作品を世に出す才能を持ちながら筆を折り消息のわからない作家について、今も時々考える。 本...
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サンティアゴ巡礼路を歩いた年は何を読んでいたのか。

2日前の記事で、旅中に1冊はSF古典を読むことにしていると書いた。 1冊目は2015年のインドで、2冊目は2016...

旅中、1冊はSF古典を読む。

いつからだったか、旅中に読む本の中に必ず1冊SF古典を含めるというマイルールを作った。 最近は電子書籍という便利な旅の...
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伏線回収について。

学生のころ、同じサークルの友達が大きな病気で入院した。退院後、入院中に見た夢の話を聞かせてくれた。 「いかにも西洋...
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[超短編]エルザはふたつの言語を話す。

エルザはふたつの言語を話す。ひとつの言語で思いをのべた直後に、もうひとつの言語で同じ思いをくりかえす。興奮して早口にな...
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最初のアメーバにハッピー・バースデイ・トゥ・ユー。

小説の内容はもううっすらとしか覚えていないのに、冒頭の章が好きすぎて冒頭だけ何度も読み返している小説がある。 トム...
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「読書」と「蓄積」

フィクションとノンフィクションではフィクション、小説と実用書では小説の領域の住人だけれど、後者も読む。実用書、ビジネ...
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読書実況中継。

オルガ・トカルチュク『逃亡派』を読み始めている。 まだどこにもたどりついていないのに、すでに文字を追っていくだ...