北海道ゴールデンカムイ巡り9日間の旅。

舞台/ロケ地-日本

再開後のブログではインドや海外生活が主軸になります、と宣言しておきながら、いきなり日本国内の旅レポからスタートです。

北海道ゴールデンカムイの舞台巡り

行ったのはインド生活を始める直前の2022年11月後半。

ゴールデンカムイとは、

 

2014年~2022年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載されていた野田サトルさんの大人気漫画。

莫大なアイヌ埋蔵金を求めて、「不死身の杉元」を自他ともに認める主人公と相棒のアイヌの少女アシㇼパさんを中心に、敵味方くんずほぐれつで北海道をかけぬける和製ごった煮マカロニウェスタンである。

キャンプ場でヒンナヒンナ。
キャンプ当日、行く支度をしていたら、ロンドンに住む年下の友人からLINEが入った。 「最終話公開前の全話無料に乗っかっ...

連載最終話はソロキャンプ中に膝をそろえて読み、大幅に加筆修正された最終巻も買って読みました。

 

 

内容の詳しい説明は、折しも今月1月19日に公開される実写版映画『ゴールデンカムイ』のストーリー紹介動画に丸投げするとして、

その実写版公開に乗じて、旅レポも更新してしまおうという魂胆です。

漫画の連載は終了しているものの、TVアニメは第5期(おそらく最終章)の制作が決まっているし、実写版も案外前評判よさそうだし、これからも金カム人気は継続していくことと思いますが、問題は私でして、旅行からすでに1年以上が経過しており、この機を逃すと永遠に時期を逸しそうなのでこの機に乗じることにしました。

漫画最終巻読了済み&アニメ4期まで観賞済みの方がいらしている前提で話をすすめます。

広い北海道、移動はバス電車という条件で、8泊9日で行けたのは網走、札幌、函館、小樽の4カ所。他の場所も行きたかったのですけれど、日が足りず取りこぼしとなりました。でもこの4カ所はいずれも金カム重要拠点が凝縮された町であり、これらを巡れたことで、第一回目としては非常に満足度の高い旅となりました。

以下、その旅程。

旅程 移動 訪問した金カム関連地
1日目 網走 羽田→女満別空港
女満別空港→網走(バス)
[網走 1泊]
北方民族博物館(ウイルク!) 
※本編と直接関係はないけれど、アイヌ文化を知る場所として
2日目 網走-北見 網走→北見(電車)
[北見 1泊]
網走監獄(白石!)
3日目 北見-札幌‐函館 北見→札幌(バス)
札幌→函館(バス)
[函館 2泊]
 
4日目 函館 函館 旧ロシア領事館(鯉登少年!)
五稜郭公園&タワー
(土方さん!)
5日目 函館-札幌 函館→札幌(バス)
[札幌 3泊]
 
6日目 札幌-小樽-札幌 札幌⇔小樽(JR ※日帰り)
小樽市内(バス)
鰊御殿(辺見和雄!)
旧青山別邸 小樽貴賓館 (ピアノ!)
小樽市総合博物館 本館(熊!)
小樽浪漫館 (刀!)
大正硝子館 本店 (鉄砲!)
小樽新倉屋 花園本店(串!)
運河プラザ/総合博物館運河館(鶴見!)
7日目 札幌 札幌市内&近郊(地下鉄&バス)
北海道 開拓の村(全員集合!)
サッポロファクトリー(房太郎!)
サッポロビール博物館
(門倉!)
8日目 札幌 札幌市内&近郊(地下鉄&バス)
時計台
日本基督教札幌教会(月島!)

アイヌ文化交流センター(アシリパさん!) 
※本編と直接関係はないけれど、アイヌ文化を知る場所として
9日目 札幌 新千歳空港→  

カッコ内は、その場所と関連して最初に頭に浮かんだ登場キャラまたは物の名前を叫んでみました。独断と気分です。網走はどうしたって白石なのよ。行けばわかるのよ。

 

 

2022年の旅当時は、TVアニメのゴールデンカムイとコラボした「北海道はゴールデンカムイを応援しています。ARスタンプラリー2022」の期間中で、各スポットに登場キャラクターの看板が置いてありました。私はスタンプラリーには参加しませんでしたが、スタンプや看板を見つけるのが楽しみの一つでもありました。

<北海道>特設サイト「Catch!Hokkaido」の開設、及びARスタンプラリー実施中|エールを北のチカラに。ほっかいどう応援団会議
エールを北のチカラに。ほっかいどう応援団会議

今年2024年も3月15日まで、JR北海道と実写版映画とのタイアップで、「ステーションスタンプラリー」が開催されていたり、JR北海道とのコラボでゴールデンカムイ仕様にデコされた特急列車になっていたり、巡りがいのあるイベントが開催されているようですね。

ゴールデンカムイ | JR北海道- Hokkaido Railway Company
駅に隠れた金塊を探し出せ!映画「ゴールデンカムイ」ステーションラリー

 

いやしかし、物語が北海道全域を巡って展開され、アイヌ文化を筆頭に北海道の文化や歴史と激関連しておりいやおうなしに関心を持っていかれる仕様、これほどまでに旅を奨励する漫画があろうか。

私もはじめて読み終わったあと「そうだ、日本にはまだ北海道があった…」と北の大地を再発見したような気になりましたし(←ちょろい)、そうして今までは海外の映画ロケ地巡り一辺倒だったのに、まんまと初の国内しかも漫画の舞台巡りに手を出してしまうのですから、作者の野田サトルさんも罪深きお人です。いや、登場人物全員罪深いな。魅力的すぎんのよあなたたち。

詳しい旅レポは次回から。まずは網走。

 

注:当ブログ主は、漫画やアニメの関連地を訪れる行為について「聖地」「巡礼」という言葉を使わない希少動物です。使用を避けようとして逆に表現が不自然になっている点については生暖かい目でお見守りください。