続きです。
ロケ地情報手薄に加え。
本編を観たのは実はこの時点でまだ1回だけでした。それも去年の暮れ。その数日後に観ようとしたんだけれどオープニングクレジットで敗退。
とにかくゆさぶられてしまうので、時間をおく必要がある類の映画でした。買ったサントラは聞けず、あの騒がしく陽気なOP曲でさえ涙腺パブロフになってしまうため、2度目はしばらく放置せざるをえませんでした。
そんな状態でロケ地を探そうとしていたのかアンタ。
でもロケ地巡りするなら、その心づもりで2度目の観賞を決行しなくては。でも結局タイミングがつかめず、DVD持参で渡英。ホステルのベッドの3段目(3段ベッドだったの)で夜、部屋の電気も消えた頃、ヘッドフォンで2度目の観賞となりました。
でまんまと2度目ながら、いや2度目で内容がわかっているからよけいにがっつりくらいまして。地下鉄ゾーン2のShepherd’s Bushにあるホステル女子ドミトリー窓側ベッド3段目。その夜、空間がゆがんでいたかもしれません。
それはいいとして。
ロンドン滞在は7/1~7/5。計5日間。
7/6からマンチェスターに向かうことになっていました。それまでに情報を見つけなくてはという中。ロンドン3日目の夜。いや4日目の朝だったのかな。あるブログを発見しました。
フィンランドヘルシンキのRiikkaさんという方のブログ。
2011年11月20日の「Lipstick traces: Velvet Goldmine filming locations」
というタイトルのついた記事に、この映画に対する特別な思いと、ロケ地をまわった記事がつづられていました。
Riikkaさんが行った先として紹介されていたのが以下。
・Chiswick House and Gardens(ブライアン・スレイドと妻マンディのモンタージュ写真撮影が行われた場所)
・Lambeth Bridge(オープニングでグラムロックファンの子たちがかけていく橋)
・Brick Lane(1854年のオスカー・ワイルドの生誕地ダブリンとして撮影)
残念ながらアーサー関連の場所はないようでした。
しかし。
この記事に対して7件のコメントがついていました。
その4番目。Gus Barlettoさんのコメント。(粗訳すみません)
こんにちは!ベルベット・ゴールドマインのロケ地を探していてこのブログを見つけました。ほかにも僕(私?)が自力で見つけたロケ地を書きますね。
– アーサーの家:Chelmsford Square, London
– 「Death of Glitter」コンサート/映画の冒頭でファンが列に並んで待っているところ: “Brixton Academy“.
– アーサーとプラシーボが走っているところ: Lothbury e Threadneedle Street
– アーサーとプラシーボが地下鉄から出てきたところ: Royal Exchange station
– アーサーとカートのセックスシーン: Stanley Buildingsの屋上 (Kings Cross)
– アーサーの「クール」Tシャツシーン : Saint Paul’s Churchyard
– きらきらキッズが走っているところ: Lambeth Bridge
– 1984年のアーサー、歩いている場所: Wellesley Road- Croydon
– 「ミスターBBC」シーン: Portobello Road喜んでもらえるとうれしいな。
!!!!!!!!!!
ここにとんでもなく喜んでいる人います。
ひゃー、なんてうれしいおすそわけ。
本当にありがとう!!!!!
>アーサーの家:Chelmsford Square, London
つまり。
アーサーの家の撮影地。
マンチェスターではありませんでした。
ロンドンだったんです。
それにしても。いざ見つけてみると、どうして今まで見つけられなかったの?というほどあっさりと、このブログに辿り着いた気がしました。
検索ワードは”Velvet Goldmine”、Arthur、Location、そしてLondon。それまではずっとManchesterでばかり検索してたんですね。
さあ。実質動けるのは残り2日。どうする?
どうするもなにも、他削ってでも行くでしょう。
そういうわけで、急きょ予定にねじこみ。
元ネタはこうして先にばらしてしまいましたので、あとはその結果報告です。