原題: Paris, je t’aime(Tuileries)
監督:ジョエル&イーサン・コーエン
出演:スティーヴ・ブシェミ
製作:2006年、(2007年日本公開)
シーン:教訓。パリのメトロでいちゃついている恋人たちと目を合わせてはいけません。
メトロ:1番線Tuileries駅
場所:Tuileries駅ホーム
パリの街角を題材にした、世界中の18人の監督による短編オムニバス映画。
ここでは、お気に入りの一遍「チュイルリー」のみを。
なぜお気に入りかというと、スティーヴ・ブシェミ主演だからです。
スティーヴ・ブシェミはずるい俳優さんです。そのインパクトのあるお顔立ち、妙にくせになるというか、見方によってはかっこよく見えなくもない、その冒頭のどアップは反則技だと思う。
それだけで半分持っていかれたところはあるのですが、そのブシェミ演ずる男が観光客として訪れたパリでたまたま目があった恋人同士に絡まれる駅がここ。
実はこの駅、ロケ地としての訪問は2度目。過去にも一度、確認にやってきてます。
映画の中と違って、柵も作られ、なんだか小奇麗になってしまって味気ない気もしますが、メトロ駅は来る度にきれいになってたり、どこかが工事してたりで変化も結構激しいし、これはもうしょうがないですね。
ミッドナイト・イン・パリやビフォア・サンセットほど華やかではないけれどこの映画も地味にロケ地巡り奨励映画というか、ミッドナイト~やビフォア~が観光名所兼ロケ地巡り奨励映画であるとすれば、この映画は、収録されている短編18区全部(未収録編も含めれば全20区)をまわるだけで観光名所も少しはずれた場所もみられそうだし、この映画を軸にパリをまわるのもおもしろいんじゃないか、と思います。
「パリで映画15本のロケ地を巡ってみた」メトロマップF
他の短編のロケ地も訪れたいなら以下のサイトが参考になるかも。
https://www.france-hotel-guide.com/en/blog/map-paris-je-taime/
私はあまりピンとこないんですけど。