『星の旅人たち』に続きまして、『サン・ジャックへの道』のサンティアゴ巡礼路ロケ地まとめ。
この映画の巡礼スタートはル・ピュイからですが、私が歩いた「フランス人の道」に合流するサン・ジャン・ピエ・ド・ポーからの紹介となります。
ちなみに当ブログ、ロケ地の説明をする上でにいきなり詳細な内容にふれることがありますので、未見かつネタバレに敏感な方はここで回れ右シルブプレでございます。
なんで書いてるかっていうと、シーン1からそんな説明だから。
いいですね、こ、ことわりましたよ？
感想やあらすじはこちら↓
続・カミーノ映画『星の旅人たち』と『サン・ジャックへの道』について
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カミーノ・デ・サンティアゴとは
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日本カミーノ･デ･サンティアゴ友の会 サンティアゴ巡礼とは
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シーン1：三兄弟、ガイドから衝撃の事実を聞かされる。
場所：サン・ジャン・ピエ・ド・ポー/Saint-Jean-Pied-de-Port（フランス）、
ノートルダム門＆橋＆シタデル通り
メモ：ル・ピュイからちょうど半分の行程を歩いてきて、明日にはスペイン入りというこの町で、三兄弟は、ガイドのギイから、相続の条件である巡礼はここまででよいと聞かされます。よかったこれで帰れる！と、3人は、橋の上で巡礼仲間と別れの抱擁をして、ノートルダム門をくぐりシタデル通りの方向に戻り始めます。ところが、坂を少しのぼったところでくるりと向きを変え、巡礼を続けると言い出す長男。残りふたりが驚いて引き止めるのが2枚めの写真のMoniqueというブティックの前。結局三人とも巡礼を続けることにするのですが・・・。今まで一番かわいげがなかった長男が弱さを見せるこのシーン、好きなんだよなあ。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 0日目
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シーン２：ピレネー越え中。
場所：ピレネー山脈/Les Pyrenees/Los Pirineos（フランス側）
十字架のある地点
メモ：サンジャンからロンセスバージェスまでのピレネー越え約27kmの行程で、目にとまるポイントはいくつかあるのですが、星の旅人たちでは聖母マリア像、この映画ではこの十字架が使われていました。十字架のある地点をすぎるとピレネーはいよいよ高度が増していきます。高低差が激しいだけに次々移り変わる絶景はすばらしく・・・なんて言えるのは終わった今だからで、歩いている時はへろへろだったんですけども。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 1日目
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シーン３：泊まろうとした宿泊施設の神父の態度に、長男きれる。
場所：ロンセスバージェス/Roncesvalles(以降スペイン）
メモ：ガイドのギイ、サイードとラムジィに対する神父の露骨な人種差別発言に、誰よりも怒りだす長男、それに驚く妹、の場面。そうして、他のホテルに泊まろう自分がおごるから、と皆で出てきたところがこの建物の前。ちなみに『星の旅人たち』で使われていたレストラン「La Posada」はここを出て左に曲がったところにあります。あと、戻っていくと（建物の下をくぐっていくと）私の泊まったロンセスバージェス唯一の大型アルベルゲがあります。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 1日目
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シーン４：流れていく風景の1つ。
場所：ブルゴス/Brugos
メモ：うつりかわっていく風景の1つ。大聖堂の裏側（写真は角度違いますが）。帰国後見直したところ、ここ以外にも見覚えのある町や風景はあったのですが、写真も撮ってないし確認できてないので割愛。あとメセタ部分も多いので省略。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 12日目
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シーン５：水路を眺める。
場所：フロミスタ/Fromista、
カスティージャ運河の水門
メモ：皆が水門を眺めるシーン。特にエピソードがあるわけではないですが、最後にひとり佇む三男の背中がなんとなく寂しげ。フロミスタの町の入り口にあるカスティージャ運河の水門。自分の目でみつけられたロケ地の1つ。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 15日目
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シーン６：三男、姿を消す。
場所：エルガンソ/El Ganso、
バルMeson COWBOY
メモ：三男がいつのまにかいなくなり、探しにきたガイドのギイに酔っ払っているところを発見されるバル。目で見つけたロケ地第二弾。まあここは、入り口に十字架のある町に入ってすぐ目の前に現れるのですぐわかります。店の名の通り、中にはカウボーイグッズがたくさん飾られていました。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 24日目
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シーン７：石を置き、祈りをささげる。
場所：鉄の十字架/Cruz de Ferro
メモ：フォンセバドンから2キロ先の標高1500mの地点にある鉄の十字架。各自持参した石を置いて祈りを捧げるしきたりがある場所。『星の旅人たち』にくらべると、こっちはわりとあっさりめかな。皆さっと十字架のたもとに石をおいてさっとおりていってます。ムスリムのラムジィが一番丁寧にお祈りをしている。この子の存在がまたいいんだよなあ。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 25日目
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シーン８：三男、飲み足りない様子。ふらっと中に入ろうとするのを、長女になだめられながら店の前を通りすぎる。
場所：マンハリン/Manjarin,
トマスさんのアルベルゲ
メモ：鉄の十字架をさらに2キロ強歩いたところにあるマンハリンという小さな町にあるシャワーなしアルベルゲ（Refugio Templario de Manjarin）。三男は明らかにアルコールを求めて中に入ろうとしてますが、実際はバルの設備はなく、立ち寄るペレグリーノたちのためにコーヒーや紅茶やビスケットが置かれ、土産物や巡礼路関連のグッズが売られています。あと、映画ではホスピタレロのトマスさんらしき人（ていうかトマスさん）も登場しますね。私が行った時もいて、ガイドブックにかかれているように定期的に入り口にある鐘を鳴らしていました。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 25日目
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シーン９：サイード, 知らせを受け取る。
場所：モンテ・ド・ゴゾ/Monte de Gozo、
歓喜の丘（ヨハネパウロ2世訪問記念モニュメント）
メモ：サンティアゴまであと少し、というところで皆沸き立ち、ラムジィはモニュメントの上に立ち「アッラーアクバル！」と叫ぶシーン。しかーし、ぐるっと回ってみましたが、のぼるところなんてなかったぞ？
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 最終日
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シーン10：9人、大いびきドイツ人三人衆から逃げる。
場所：モンテ・ド・ゴゾ/Monte de Gozo、
大収容アルベルゲ
メモ：歓喜の丘から少し進んだところにある大収容アルベルゲ。ここから５ｋｍでサンティアゴなので、翌早朝にサンティアゴ入りするために宿泊する人も多いようです。映画の中では、9人が「強制収容所みたいだな」といいながらも泊まろうとしていたところに、いびき3人衆に出くわし、逃げ出す場面。
私はとある事情により急いでいたため（『星の旅人たち』のサンティアゴ巡礼路ロケ地まとめ（続き）参照）路上から写真を撮ったのみ。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 最終日
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シーン11：ボタフメイロをみる。
場所：サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
メモ：ボタフメイロのシーンはありますが、中で撮影が許可された『星の旅人たち』と比べると、こっちは編集でなんとかしている感じかな。ドキュメンタリー風。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 34+1日目
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シーン12：パラドール泊！
場所：サンティアゴ・デ・コンポステーラ、
パラドール・デ・サンティアゴ
メモ：サンティアゴ到着！9人そろって5つ星のパラドール宿泊！ここも全員分、長男もち。太っ腹。さすが社長。ところが、ドイツ人いびき三人衆から逃げてきたはずなのに、自分の隣の部屋に3人が入って行くのをみてショックを受ける長男。
若者班の部屋があるあたり（ちょっと違うけど）。
三男の部屋（正面）と、ターバンを頭に巻いた女性マチルダの部屋（右手）。
手前305号室が長男、その向こうが妹（長女）の部屋。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 34+2日目
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シーン13：サイード、人知れず苦しむ。
場所：サンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街
メモ：サン・ジャックへの道では、サンティアゴの町中も何箇所か出てきますが、ここのそのひとつ。大聖堂の裏手にある広場。
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シーン14：サイード、知らせを伝える。
場所：フィステーラ/Fisterra
残念メモ：サイードがモンテ・ド・ゴゾで受け取りひとり抱えていた知らせをラムジイに告げる場面。その海岸で「ここがフィニステレ岬だ」というセリフがあるので、場所はフィステーラ（フィニステーラ）であることは確かなのですが、ロケ地だろうとあたりをつけて行ってみた海岸（ロングビーチ）は風景的にどうも違ってました。ちなみに岬には海岸はなかった。はず。どこで撮ったんだろう。
というわけで海岸違いではありますが、場所はあってるということで、写真（無理やり）載せておきます。が、もし見つけた方がいれば教えてほしい・・・。
リアルタイム日記：
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 34+3日目
