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バンガロールで食べた南インドの軽食[ティファン]一挙出し。

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インド

どうも、デリー在住のとほです。

前回の記事を書いた時に、バンガロール滞在時に食べたティファン類の画像がフォルダに眠ったままなことを思い出しまして、この機会にまとめてここで供養することにします。

同じような理由で、過去にはこういうまとめも出してましたね。↓

さっそく本題。

まずは、1番目のAirbnbの近くにあったティファン屋から。

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街角ティファン屋のメニュー制覇

バンガロール5ヶ月滞在時は全部で3つのAirbnbに滞在しました。で、最初のエアビーから歩いて数分のところにいつも人が集まっているスタンド形式の小さなティファン屋さんがあり、行ってみたら大当たり。以後日参するように。

その名もGuru’s Tiffin。HSRレイアウトにあります。

初日に食べたオニオンウッタパム。オニオンの他にトマト入りもありました。

ティファン定番中の定番、イドゥリヴァダ。白いのがイドゥリで、ドーナツ状のがヴァダ。材料を知りたい方は前記事を参考になさってくだせえ。

ご存知ドーサ。円錐状のこれはギードーサ。写真は省略しますが普通のプレーンドーサももちろんいただきましたよ。

超超お気に入りだったポンガル。ポンガルは日本のおかゆに非常に似たやさしい味で、ここのがとにかくおいしかった。いる間に一番食べたのがこれ。北にもキチュリというおかゆ状の食べ物がありますが、私にはマサラが強くてな。この店のやさしいポンガルは今でも恋しくなります。

これはギー入りポンガル。どことなくゴマ油の風味がしてこれまたお口に合いました。

プーリー。これはどちらかというと北の食べ物? でも南でもどこにでもみかけます。揚げ物なので朝食べるのはちょっときついけど。

ミールスもいただきました。やってる時間帯を狙うのが難しくって、「今やってる?」「やってない」を繰り返し、何度目かのトライでお昼時にありつけました。

見出しで制覇と盛っておいて実は全制覇はできなかったのですが、メニュー表の気になるものはひととおり試しました。だいたいどれもチャイと合わせて1品50ルピー前後。

この店、バナナの葉をいい感じに敷いてあるお皿も好きだったなあ。あと付け合せのサンバルとチャトニがまたおいしかった。とくにまろやかなココナツチャトニによる辛さ緩和は私には必須でございました。

老舗テイファン店早朝カチコミ

バンガロールの老舗ティファン屋MTR(Mavalli Tiffin Rooms)。エアビーメイト二人と大晦日の夜明け前にラール・バーグ公園に行ったあと、近くにある第1号店にカチコミました。

私はイドゥリとコーヒーを、エアビーメイトはドーサを頼みました。味の印象はとくに残ってないんだけれど、多分普通においしかった。エアビーメイトがプラスでなにか甘いとろとろしたものを頼んでくれたけど、あれなんだったんだろう。

激混み順番待ちだったためあまりゆっくりはできなかったけれど、早朝からの老舗の賑いを味わえたのがよかったです。念願のインド生活をスタートできたコロナ明けの年末ということもあって、夜明けのラール・バーグ公園とセットでこの日はいろいろ静かに感慨深かった。

関連記事:Airbnbメイトとインドの年末年始をすごす。

工場見学ドキュメンタリーみたいなラール・バーグ植物園動画もよかったらどうぞ(音が急に大きくなるので消音推奨)

MTRは実は1号店の前に最初のエアビー近くのブランチに行ってて、ミールス食べてました。こっちのほうが落ち着いて食事できたかな。

ついに見つけた、私のドーサを(倒置法)

どのメニューもまんべんなくおいしかったのは1番目のAirbnbの近くにあったGuru’s Tiffinなんですが、3番目のエアビー付近で、私はついに出会ってしまったのです。私史上最高のドーサに。

え、なんですか。盛ってませんよ?

というかですね、白状するとわたくし、ドーサってそこまで好きでもなくて。比較的どこでも見つけやすい軽食だしお値段も優しいですので、旅のあいだ食べるものに困った時などにとりあえずこれでお腹満たしておく、みたいな位置づけでした。

でもこれは、出会ってしまったあたしたち…とつぶやくしかないレベルの衝撃で。

その名もセットドーサ

つかこれ、ドーサ?

って思うでしょう?私も思いました。よい焼色がついた表面つるっと滑らかなドーサとは何か様子がちがう。白いしぶつぶつしておる。どっちかというとウッタッパムぽい。が、まあドーサって書いてあるんだからドーサなんでしょう。3枚セットだからまんまセットドーサってことなんでしょう。

で片付けていたんですが。この記事を書くにあたり某チャンネルの世界版?Redditにこういう投稿を見つけました。

プレーンウッタパムとセットドーサの違いって何?

引用1: セットドーサについて調べてみると、どうやらベンガルール特有のもののようで、ベンガルールではウッタパムには必ず野菜が乗ってなきゃいけないみたい。

引用2:セットドーサは、通常のドーサ生地よりも長く発酵させるため、酸味があるはずです。 また、ふわふわに仕上がる理由の一つでもあります。各ドーサの中央には、人参の削りくずと刻んだコリアンダーも少し入っています。この料理が何十年、何世紀も前にどのように開発されたのかについては専門家ではありませんが、私が理解しているのは、1日経った後の余った生地は通常のドーサを作るのに使えないということです。少し水を加えて、広げずにフライパンに厚く敷きます。セットドーサの小さな気泡は、水が蒸発したことによるものです。

真偽は、気になる方は各自確認していただくとして、現地の人々の会話ではそういうことらしいです。

で。

この店のセットドーサですよ。Googleマップの評判がすこぶるよいので行ってみたわけなんですが。

まず言えるのが香ばしさ。口に入れた途端広がる香ばしさ。あと気泡ゆえか、生地がふわっともちっとしていてその満足度も高い。あと何と言っても香ばしさ(さっき言った)。そこにじゃがいものフィリング、って中に入れてないのでフィリングはおかしいか、無造作に乗っけられたじゃがいものやつと辛さ緩和用正義のチャトニを交互に合わせながら口に運ぶ幸せ。結構な量なのにぺろりと食べられちゃう。

何枚とってんねんと。

それくらい3番目エアビーに住んでいる2ヶ月の間、日参しちゃってます。インドでも日本でも余裕で引き込もれる人間ですが、ここに行くために外に出てた。

関連記事:ひきこもりから街に出たときの、あーインド好きだ。

まあ、でも、作るところを見る限り、使うバターの量エグいです。香ばしさはバターと高熱焼き上げの所以かと。カロリーは考えないが吉。しょうがない、おいしいんだからしょうがない。

プーリーのような揚げ物は胸焼けしやすいし、普通のドーサでもたまにそうなるのに、バターふんだんに使ってるのにこれはそういう胃もたれする感じもなく。

多分同じ生地?でたこやきみたいなやつもあります。このたこやきみたいなんはハンピで食べたのが最初。あれはおいしい云々の前に辛すぎて喉を通らなかったなああ。

関連記事:旅フォト:ハンピ1(カルナータカ州、インド)

ここのも辛くはあったけれど、ココナツチャトニにつけて緩和しながらあっつあつをウマウマいただきました。ココナツチャトニは正義。

店名はDavangere Butter Dosa Hotel。よく見たら店名にバターってついていますね。イスコン寺院の最寄り駅マハラクシュミレイアウト(Mahalakshmi Layout)から歩いていけます。全体ブルーの建物が目印です。

記事にあわせてYoutubeに挙げました。これまたほぼつなげただけの工場ドキュメンタリー風ですが。

しかし、インドの屋台系ってどうしてこうも手さばき鮮やかなんだろうか。

他の店でもいろいろと

かくしてセットドーサを気に入りすぎて、他の店でも頼む日々がしばらく続いたんですが、どれもオーケーオーケーレベル。あの店がやはり格別なんだなと結論づけるにいたりました。

デリーでも学校の近くのお店で見つけて頼んでみたけれど、うむ、了解、といったお味。まあでもこの気泡の入ったふわもち感のある生地が好きなので、これからも見つけたら懲りずに頼んでいくと思います。

その他、バンガロールでは

ティファン食べ放題のチェーン店?Desi Masalaに、ケーララ旅行から帰った足でバンガロール駅に荷物あずけて歩いていったり、

2番目のAirbnbのお母さんに、シティマーケット近くのおすすめティファン屋さんに連れていってもらったり、

関連記事:50、60、70代の冒険

3番目エアビー近くの、新店オープン直後だからかめちゃめちゃ人が集まっていたこれも有名なチェーン店?The Rameshwaram Cafeでひとまずドーサを頼んでみたり、

もはやどこで食べたか覚えてないけれど、イドゥリのサンバル浸し食べをしたり。

そういえばインドって、とまとめていいのかわからないけど、スプーン2つ使って切って食べてっていうの普通にやってる気がする。

最後に、

MTRでメニュー表で見かけて気になっていたKesari bath。ケサリバート?ケサリバット? 

3番目のエアビー近くで見つけて頼んでみました。上のプレートは左側の甘いのがKesari bathで、右のソルティな方がKhara bath。この2つを合わせたものをChow Chow Bathというらしいです。どちらも原料はセモリナ粉(スジ)。塩みも甘みも得られて私はこれ好きでした。

以上。

デリー生活を楽しんでいるけれど、これからもヒンディ語圏に住んでいたいけれど、ティファン文化の豊かさだけは南いいなあって時々思います。こっちでも食べられるけど、南方面はやはり日常的にカジュアルにおいしいところに出会える確率が高い。

ティファン、辛いっちゃ辛いけど、なんだろう、私でも行ける辛さというか、付け合せで調整しながら手軽に食べられる感じがいいのですよね。知らず知らず鍛えられていたのか、昔に比べると辛いのだいぶ大丈夫になった気がします(自社比)。

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