この星は前にも来たことがある。

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問わず語り

 

2023年4月追記:本記事はnoteからの移行記事です。noteでも『惑星ソムニウム』を使用していました。

 

ブログタイトル『惑星ソムニウム』の歴史は古い。

思いついてからずっとどこかで使おうと思っていた。いつ思いついたのだったか、10年前の長旅の時にはすでに持っていた、その証拠にマダガスカルの首都アンタナナリボでお土産用に作ったスタンプもある。

まず、ソムニウムは、大好きな内田善美さんの『ソムニウム夜間飛行記 』からいただいた。

ちなみにsomniumはラテン語で「夢」。

それになんとなく惑星をくっつけて、惑星ソムニウム/planet somuniumとしてみたら、日本語も英語も語感がひどく気に入ってしまった。

英語planet somniumの方は、ツイッターのアカウント名など既にあちらこちらで使ってきていたのだけど、語感だけで組み合わせたのだからどこにもないと自己満にひたっていたら、ある時本当にある惑星なのを知った。

ソムニウム (3258 Somnium) は小惑星帯にある小惑星。パウル・ヴィルトがツィンマーヴァルト天文台で発見した。
天文学者ヨハネス・ケプラーが地動説の考えに基づいて書いた小説Somnium(邦題は『ケプラーの夢』)に因んで名付けられた。

Wikipediaより

まあね、そんなもんですよ。私の考えることなんて。

ただお気に入りはお気に入り、日本語の方もしつこくあたため続け、noteを立ち上げるに当たり、今こそここであれを、と鼻息荒く屋号に掲げたわけだけれど、掲げたあとで、もしかして既出の可能性ある・・・と急に弱気になり、エゴサをかけてみた。

すると案の定ヒットした。

‥‥‥10年以上前の自分のブログが。

いやーそういえばそんなブログ書いてたわー。すっかり忘れてた。というかとっくにネットの海の藻屑と消えていると思ってた。タイトルに至ってはまったく覚えてなかった。自分、既に使ってますやん。

しかも、そのブログ、日常を綴った完全なる個人的感情吐露ブログで、久しぶりに読み返したらなんというかまあポエミーでポエミーで・・・ダレカタスケテーと叫びたくなったよね。

自分で書く文章が右脳がちなのは自覚しており、半分あきらめているというか、開き直ってこのままでいくつもりだけど。それにしたって。

ただブログの後半は、実は長旅に出る直前の私生活が激変しているさなかで、いいのかわるいのか概ね激動でもない凡人生だけどあの頃はめずらしく激震に揺られており、起きている事象によりDNA螺旋の一つが変換をとげつつあるのをじっと観察している時期であって、それを隠してポエミーだなんてやるやん自分とも思った。同時に、根幹は変わってないなとも。

そんなあまずっぱすぎる己の黒歴史に再会することになってしまったけれど、ここをご覧になった方限定サービスでしばらく晒しておこう。まあわざわざ探して読みに行く人もいないと思うけど。

だし、あれはやはり藻屑でいい。そのうち抹消しておこうと思います。←末梢しました。

とほ

 

p.s.
ポエミーという表現を人を揶揄するのに使う気はないけれど、自分には使っちゃう。だってどうみてもポエミーだもの。顔覆いたい。

 

後日譚:その後ケプラーの夢を読んでみた話。↓

天文学者ケプラーの人間くささ。
さて、自分が作り出したと思っていた屋号『惑星ソムニウム(planet somnium)』が実在する惑星であることを知り、...