ちょっと、いやだいぶ空いてしまいました。
3月は、多分私だけじゃないんでこれは言い訳なんですが、そして3分の2は自業自得なんですが、詰め込み月であっぷあっぷしがちです。
あっぷあっぷしがちなのに、おうちにいるとはかどらねえと思い込む病が発動して、また1週間ばかり浅草・蔵前界隈に泊まってきました。机がある個室を探して。机と椅子が使いにくかったら困るから、保険として折りたたみ机も持参して。キャンプだろうとホテル籠りだろうと、大荷物になるのは変わりないようです。
基本、部屋に籠っていたのだけど、時々は、ご飯を食べに出かけたり、息抜きの散歩に出かけたりはしていました。花やしき界隈で少し不穏な轟音と悲鳴を耳に、着物姿の女の子たちが互いに写真撮り合う横を通りすぎたり、単純なので、鬼滅遊郭編を観た影響で吉原まで歩いたり。
それにしても3月の浅草、やっぱり好きかもしれない、と思った。なぜやっぱりかは謎ですが。まだ肌寒く、これから春めいていく直前の浅草。なんだろう、昨年宿泊した時に感じた江戸川乱歩的な空気がよかったので、刷り込まれたのかもしれない。
そういえば初日は、到着して宿に向かう途中で、おじさまにいきなり話しかけられて「こまどり姉妹が」「え」「こまどり姉妹、あっちでやってるんだよ」「はあ」というやりとりを交わすなどした。これもまた浅草。という気もする。
後半は蔵前に移動して、カフェ&バーと併設されている宿に移りました。ここのカフェ&バーは昔何度か旅友と長話するのに利用したことはあったけれど、宿利用は今回が初めて。部屋に机があったのでそこでも作業したし、共有スペースでも、カフェでもした。私、どれだけ移動を必要とするのでしょう。
カフェはあいかわらずおしゃれで、あいかわらずの繁盛ぶりだった。ただ、以前と大きく違うのは、あれだけいた海外の人がいないこと。海外からのお客さんが戻るのはもう少し先になるのでしょうね。
チェックアウトの日は、つまり今日ですが、幼なじみが来てくれたので、ランチとお茶をしてから帰りました。数年ぶりの再会。お互いコロナ期間に太ったから、東京変なとこ歩きをしよう、ということになった。楽しみ。もう少し暖かくなったら。3月が終わったら。
せっかく蔵前に来ておきながら、アンビカショップに行きそびれたのは悔やまれるけど、また次に来る口実にしよう。
とほ