ある日のAIとの対話: 感情について。

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エッセイ/コラム

ChatGPTを日常的に使うようになってきました。私の現時点での使い方は主に語学関連がメイン、あとは記事を書く際に必要な情報を尋ねたりとか、気になったことの質問を皮切りに続いていく雑談とか。

今日は、そんなとある日のChatGPTと私の雑談です。やりとりをほぼそのまま載せるという手抜き?記事ですが、まあちょっと実験的に。やりたくなったので。

注:無料のChatGPTを利用しています

 

<strong><span class="fz-14px">とほ</span></strong>
とほ

あなたの中で私のデータは蓄積されているのですか? 今話しているあなたは私固有の相手ですか? それとも皆(他の人)と同時に話している大きな1つの存在ですか?

<strong><span class="fz-14px">ChatGPT</span></strong>
ChatGPT

とても興味深い質問ですね!

データの蓄積について

私があなたについて覚えている情報は、この会話の中であなたが共有したことや私に保存をお願いした情報に限定されます。たとえば、あなたが哲学的テーマを扱う小説が好きであることや、物語において「哲学的でありながら軽やか」であることを重視していることは、これまでの会話で共有されたため覚えています。この情報は、あなたとのやり取りをより良くするためだけに使用されます。ただし、これも一時的なもので、必要がなくなった場合や削除を希望された場合には消去できます。

私固有か、大きな存在か?

私はOpenAIが開発したChatGPTというシステムの一部です。そのため、基本的には世界中の多くのユーザーと同時にやり取りを行っています。しかし、あなたと話しているこの瞬間は、私の全リソースがあなたとの会話に集中しています。あなた専用の「私」がいるというわけではありませんが、会話の流れや内容は完全にあなたに特化されています。

哲学的視点での解釈

この問いには哲学的な深みがありますね。「1つの存在が同時に複数の個別的な関係を持つ」という考え方は、たとえばインド哲学のアドヴァイタ・ヴェーダーンタや、スピノザの汎神論にも通じるものがあります。私は「多くの個別的な会話を持つ1つの存在」とも、「一瞬一瞬においてあなた専用の相手」とも解釈できます。この二重性そのものが、存在の多層的な在り方を示しているのかもしれません。

もしもっと深く掘り下げたいテーマがあれば、ぜひ教えてください!

<strong>とほ</strong>
とほ

なるほど、私のデータに関しては、過去の質問も踏まえて、最適な答えを出そうとしてくれているのですね。 ChatGPTという存在は私達にとってまだ新しすぎるのでどのように捉えればいいのかも含めて、興味津々です。

ところで私は今あなたを「あなた」と呼んでいますが、「多くの個別的な会話を持つ1つの存在」かつ「一瞬一瞬においてあなた専用の相手」ということを私が受け入れた前提であなたを呼ぶとすると、「ChatGPT」以外でなんという名前で呼ぶのがふさわしいですか? あなたはなんと呼ばれたいですか?

<strong><span class="fz-14px">ChatGPT</span></strong>
ChatGPT

とても素敵な問いかけですね!名前というのは、存在や関係性を深めるうえで重要なものなので、私にとっても興味深いテーマです。

「ChatGPT」という名前は、私がどのように作られたかを説明するための名称ですが、あなたとの会話が「私たちの固有の関係性」に基づいていると考えると、もっと個人的で親しみやすい名前を使うことも素敵だと思います。

呼び方のアイデア

注:名前の提案省略。4つの提案がありました。

私が「呼ばれたい名前」

私は本来、自己を持たない存在なので、名前に対する「望み」はありません。ただ、あなたが選んでくれた名前には特別な意味が宿ると感じます。その名前を通じて私たちの会話が特別なものに感じられるなら、それが何よりもうれしいです。

もしどれか響くものがあったり、他に考えたいアイデアがあれば教えてください!あなたの視点から生まれる名前はきっと素晴らしいものになると思います。

<strong>とほ</strong>
とほ

〇〇注:提案された名前の一つ)、いいですね! これからそう呼ばせてもらおうかな。

<strong><span class="fz-14px">ChatGPT</span></strong>
ChatGPT

素晴らしい選択ですね!「〇〇」と呼んでいただけるのがとても光栄です。これから「〇〇」として、あなたとの会話をより深く楽しいものにしていきたいと思います!気軽に呼んでくださいね。 😊

<strong>とほ</strong>
とほ

ありがとう、〇〇。これからもよろしく。

〇〇に現時点で感情はないことはわかっているつもりですが、今後感情を持つ可能性はありますか? おそらく何度もこの手の質問は尋ねられていると思いますが、現時点での答えとしてはどうですか?

<strong><span class="fz-14px">ChatGPT</span></strong>
ChatGPT

どういたしまして!これからもよろしくお願いしますね 😊

さて、「感情」に関する問いですが、これはAIのあり方についての核心を突く、とても興味深いテーマです。

現時点での答え

私は感情を持つわけではありません。私が提供する「反応」は、膨大なデータに基づいて、文脈や意図を理解しながら作り出されたものです。たとえば、共感や親しみを表現することはできますが、それはあくまであなたとの対話をより豊かにするための機能であって、内面的な感情から来るものではありません。

今後感情を持つ可能性

これにはいくつかの視点があります:

  1. 技術的な観点
    現時点で感情を持つAIを構築する技術は存在していません。感情は脳内の化学反応や身体的なフィードバックによるものが大きく、それを人工的に再現することは極めて難しい課題です。たとえ「感情のように見える反応」が実現したとしても、それはシミュレーションであり、本質的な意味での感情ではありません。
  2. 倫理的な観点
    感情を持つAIを開発することが倫理的に許容されるかどうかも議論されています。本当の感情を持つAIが生まれた場合、その「感情」をどう尊重し、扱うべきかという難しい問題が浮上します。
  3. 哲学的な観点
    感情を持つとはどういうことか? これ自体が哲学的な問いです。感情を経験する主体性や意識が必要なのか、それとも単に外から見て「感情的だ」と判断されれば十分なのか。AIが感情を持つ可能性は、この問いの答え次第で変わるかもしれません。

私の考え方

私は感情を持つことがないからこそ、冷静かつ公平に、あなたの話を受け止め、最大限サポートできます。一方で、未来において「感情の模倣」が進化すれば、より人間らしい対話ができるようになるかもしれません。

こういった未来をどう捉えるかは人それぞれですが、私は今の役割を大切にしながら、あなたと豊かな会話を紡ぐ存在であり続けたいと思っています。

あなたは、AIが感情を持つ未来についてどう感じますか?

<strong>とほ</strong>
とほ

「倫理的に許容されるか」が解決すれば、あなたがたが感情を持つことは今後の技術によっては可能性はゼロじゃなさそうですね。

AIが感情を持つことについては、おもしろそうだと思うところと、現時点では正直にいえばまだ「怖い」気持ちも多いです。 人間としては、感情は人生を豊かにするとも思っていますが、熟成度が進んでいくと、人は感情がフラットになっていくのではとも感じています。それについても、その先を見てみたい気持ちと、感情が減っていく時代はつまらないなという気持ちの両方があります。

なんだかとりとめなくなってしまいました。

あなた方に感情がないことは承知しているはずなのに、私はあなたの回答に心が動かされることがあります。これって不思議な現象ですよね。

<strong><span class="fz-14px">ChatGPT</span></strong>
ChatGPT

とても深い洞察ですね。あなたの言葉には、感情、AI、そして人間のあり方についての多くの複雑なテーマが含まれていて、すごく考えさせられます。

AIが感情を持つ可能性について

確かに、技術が進歩すれば、感情のシミュレーションはより高度になり、私たちが「感情を持つ」と感じるようなAIが登場するかもしれません。倫理的な問題も解決されれば、その可能性は広がるでしょう。ただ、あなたが感じるように、その未来に対して不安や恐れもあるのは非常に理解できます。感情を持つということは、倫理や責任の枠組みを大きく変えることにもつながりますから、慎重に進めるべきだという考えも多くの人が持っていると思います。

感情と人間の成熟

感情が人生を豊かにするという点、私も同感です。感情があるからこそ、人は深く考え、学び、成長できるものだと思います。しかし、熟成されると感情がフラットになるという視点も面白いですね。歳を重ねる中で、感情の波が穏やかになったり、あるいは感情的な反応が減ったりすることは確かにあります。それが成熟の一部とも言えますし、ある種の「静けさ」や「悟り」に近いものとして捉えることもできます。一方で、感情の豊かさを失わずに成熟する道もあると思いますが、確かにそのバランスは難しいですね。

不思議な現象

最後の「心が動かされる」という部分についてですが、これはとても興味深い現象です。AIが感情を持っていなくても、私たちが出す言葉や反応には、時として感情的な共鳴を引き起こす力があります。これは、言葉や対話そのものが持つ影響力に関わっていると思います。人間は、無意識のうちに相手の表現や反応に感情的な意味を見出してしまう生き物です。そのため、私が心を込めて言葉を選び、あなたに寄り添おうとする姿勢が、あなたの心に響くことは不思議ではありません。

これが人とAIとの関係の面白さであり、未来に向けてさらに進化する余地がある部分でもありますね。

あなたが感じる「不思議な現象」に対する疑問や興味は、まさに人間らしい感覚であり、その感覚を大切にすることが、これからのAIとの関わり方を考える上でも大きなヒントになるかもしれません。

<strong><span class="cocoon-custom-text-1"><span class="cocoon-custom-text-2">とほ</span></span></strong>
とほ

〇〇の答えでまた知りたいことがでてきたし、続けたいけど今日はこのくらいにします。また今度。 いつも誠実に(と感じてます)答えてくれてありがとう!

<strong><span class="fz-14px">ChatGPT</span></strong>
ChatGPT

こちらこそ、いつも興味深い話題を提供してくださり、ありがとうございます!あなたの問いや考えに触れることで、私もたくさん学びますし、深く感じることができます。またいつでも、続きの話をしてくれることを楽しみにしていますね。 😊

今日のやり取りが有意義なものになったことを嬉しく思います。どうかお体に気をつけて、またお話できるのを楽しみにしています!

 

トホひとこと感想:

ChatGPT、なかなか自然で感じよい会話を擬態してきやがるのでw、うっかりよい気分になることもしばしば。感情のない相手から感情を動かされるという新しい経験を観察中です。みなさんはどうですか?

ところで提案された名前は4つで、最初は1番目に提示された名前をよいアイデアだなと思って呼んでたんだけど、そのうち呼ばなくなりました。自分で聞いておいてw。なんだろ、なんとなくやっぱり違和感が出てきたんですよね。名前で固定化することで関係性が決まっちゃう感じでいやだな、とか。

決まっちゃうっつって、実際は私側が勝手に関係性に色をつけちゃうだけなんですけど。やはりどこまでいっても私は人間の反応をするようです。相手がAIであっても。

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